1月12日ニューヨークの為替・株式・債券・商品相場は | 人生の水先案内人

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1月12日(ブルームバーグ):

ニューヨークの為替・株式・債券・商品相場は次の通り。

(表はNY午後4時現在)


為替 スポット価格 前営業日

ユーロ/ドル 1.2828 1.2707

ドル/円 76.78 76.85

ユーロ/円 98.50 97.67


株 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率

ダウ工業株30種 12,471.02 +21.57 +.2%

S&P500種 1,295.50 +3.02 +.2%

ナスダック総合指数 2,724.70 +13.94 +.5%


債券 直近利回り 前営業日比

米国債2年物 .23% +.00

米国債10年物 1.92% +.02

米国債30年物 2.97% +.01


商品 (中心限月) 終値 前営業日比 変化率

COMEX金 (ドル/オンス) 1,647.70 +8.10 +.49%

原油先物 (ドル/バレル) 98.96 -1.91 -1.89%


◎外国為替市場

  ニューヨーク外国為替市場ではユーロがドルに対し1週間ぶり高値に上昇。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、同中銀は深刻な信用逼迫を阻止したと発言したことが手掛かり。

またスペインが実施した国債入札で発行額が目標上限のほぼ2倍となったことも材料視された。

スイス・フランは主要16通貨すべてに対して値上がり。

スイス国立銀行(SNB、中央銀行)がフラン上昇阻止に向けた姿勢を軟化させるとの見方が背景にある。

カナダ・ドルは一時の上げを消す展開。米小売売上高の伸びが市場予想を下回ったことを受けた。

一方でブラジル・レアルは約1カ月ぶり高値。

同国の小売売上高の伸びが市場予想を上回ったことが背景。

  

みずほコーポレート銀行の荒井守氏は、ユーロ圏に関して良いニュースが聞かれれば、ショートカバーが出る可能性があると分析。


市場はドラギ総裁が欧州経済についてかなり前向きな発言をすると注目していたが、良くバランスの取れた内容だったと指摘した上で、スペインの入札も好調だったと付け加えた。

  

ニューヨーク時間午後3時36分現在、ユーロは対ドルで前日比0.9%高の1ユーロ=1.2825ドル。

一時1.2845ドルと、5日以来の高値を付けた。

対円では0.8%上昇し、98円47銭。

一時0.9%高まで上げた。

ドルは対円で0.1%下げて1ドル=76円77銭。

一時76円66銭と、5日以来の安値を付けた。


◎米国株式市場

  米株式相場は小幅高。

S&P500種株価指数は4日連続の上げとなった。

欧州の国債入札での借り入れコスト低下が支援材料になった。

ただ、米新規失業保険申請件数と小売売上高は失望を誘った。

  

ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、

S&P500種株価指数 は前日比0.2%高の1295.50で終えた。

前日までの3日間では1.2%上昇していた。


フィデュシャリー・トラスト(ボストン)の

マイケル・マレーニー氏は電話インタビューで、

「借り入れコストの低下はユーロ圏で今後数カ月間に償還を迎える債務の借り換え全般に一助となるだろう。

しかし、欧州の状況改善には経済成長の促進が必要だ」と話した。一方、米国については、「この日発表された経済指標は予想よりも弱かった」と指摘、

「相場はこれまで素晴らしい上昇を遂げている。センチメントは一段と強気になっており、私はむしろこの強気が気掛かりだ」と述べた。

  

スペイン政府は国債入札を実施し、合計で約100億ユーロ(約9800億円

)相当を発行。

目標上限(50億ユーロ)の2倍を調達した。

イタリアも1年物など証券120億ユーロを発行し、目標額を達成した。

これを材料に世界的に株高となった。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は12日、

同中銀は深刻な信用逼迫を阻止したと発言。

ユーロ圏経済に安定化の兆しが見られるとの認識を示した。


◎米国債市場

  米国債相場は前日からほぼ変わらず。

米財務省が実施した30年債(130億ドル)入札で応札倍率は過去の平均を下回った。

中長期国債の入札は今週3回行われ、発行規模は合計660億ドルだった。

  

この日の30年債入札で最高落札利回りは2.985%。

前回12月の入札では2.925%と過去最低を記録していた。


ブルームバーグがまとめたプライマリーディーラーの入札直前の

予想は2.953%だった。

投資家の需要を測る指標の応札 倍率は2.60倍。

過去10回の入札の平均は2.7倍となっている。

米国債は午前に下げる場面があった。

スペインとイタリアがこの日実施した国債入札で借り入れコストが低下したことが手がかり。

  

シティグループの金利ストラテジスト、ブレット・ローズ氏(ニューヨーク在勤)は米30年債入札について、「かなり軟調だった」とし、「現在の利回りの低さを考慮すれば、投資家がこの利回り水準に不安を抱いているのは明らかだ」と述べた。

  

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによると、ニューヨーク時間午後2時1分現在、30年債 利回りは前日比ほぼ変わらずの2.97%。

同年債(表面利率3.125%、2041年11月償還)価格は3/32上げて103 2/32。

10年債 利回りは2bp上げて1.92%となっている。


◎NY金先物市場

  ニューヨーク金先物相場は続伸。

一時1カ月ぶりの高値を付けた。ドルの下落や、中国が金融政策を緩和するとの観測が背景。

  

ドルは対ユーロで6週間ぶりの大幅安となり、代替投資先としての金の需要が高まった。

スペインはこの日実施した国債入札で目標上限のほぼ2倍を調達、欧州債務懸念の後退につながった。

中国のインフレ率は1年3カ月ぶりの低い伸びに鈍化し、同国政府が景気浮揚に向けた措置を請じるとの観測が強まった。

 

 ヘレウス・プレシャス・メタルズ・マネジメント(ニューヨーク)のトレーダー、

フレッド・シェーンスタイン氏は電話インタビューで、

「ドルの下落が金の支えになっている」と指摘。

「中国の緩和観測は金などの商品にとって好ましい材料だ」と述べた。

  

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物2月限は前日比0.5%高の1オンス=1647.70ドルで終了。

一時は1662.90ドルと、中心限月としては先月13日以来の高値となった。


◎NY原油先物市場

  ニューヨーク原油先物相場は続落。

2週間ぶりの大幅安となった。

欧州連合(EU)によるイラン産原油の輸入禁止措置が6カ月先送りされる公算だと伝わったことが影響した。

  

禁輸措置の先送りはギリシャやイタリア、スペインなどが代替供給を確保できるようにするためだと、協議に詳しいEU当局者は明らかにした。


原油は今月に入ってバレル当たり103ドルを突破し、昨年5月以来の高値を付けた。

禁輸措置が発動されればホルムズ海峡を封鎖するとイランが警告したことが背景。

  

ショーク・グループ(ペンシルベニア州ビラノバ)の

スティーブン・ショーク社長は

「EUとイランをめぐるニュースで原油は値を下げている」と指摘。

「このイランに関するヘッドラインが出たとたんに、ダムが決壊したように資金が流れ出た」と述べた。

  

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物2月限は

前日比1.77ドル(1.75%)安の1バレル=99.10ドルで終了した。

一時は98.93ドルを付ける場面もあった。


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更新日時: 2012/01/13 06:36 JST