1月12日欧州の為替・株式・債券・商品相場は | 人生の水先案内人

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1月12日(ブルームバーグ):

欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。

(表はロンドン午後6時現在)


為替 スポット価格 前営業日

ユーロ/ドル 1.2837 1.2707

ドル/円 76.74 76.85

ユーロ/円 98.51 97.67


株 終値 前営業日比 変化率

ダウ欧州株600 249.50 -.43 -.2%

英FT100 5,662.42 -8.40 -.1%

独DAX 6,179.21 +26.87 +.4%

仏CAC40 3,199.98 -4.85 -.2%


債券 直近利回り 前営業日比

独国債2年物 .16% +.02

独国債10年物 1.84% +.02

英国債10年物 2.02% +.02


商品 直近値 前営業日比 変化率

金 現物午後値決め 1,661.00 +26.50 +1.60%

原油 北海ブレント 113.63 +1.39 +1.24%


◎欧州株式市場

  12日の欧州株式 相場は下落。

米小売売上高が市場予想を下回る伸びにとどまり、失業保険申請件数が予想を上回る増加となったことから、ストックス欧州600指数は下げに転じた。


スペインとイタリアの国債入札が好調で、上昇する場面もあった。

  英テスコを中心に小売株が安い。

年末商戦が振るわなかったとの同社の発表が嫌気された。


風力発電タービンメーカー最大手、デンマークのべスタス・ウインド・システムズとベルギーの小売り企業デレーズ・グループも大幅安。


両社同様に人員削減を発表した英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は上昇した。


スイスのポンプメーカー、スルザーは受注増の発表が好感されて5.1%高。

  

ストックス欧州600指数 は前日比0.2%安の249.50で終了。

スペインとイタリアの入札後に0.9%高となる場面もあった。

スペイン政府は目標上限の2倍を調達して、イタリアも目標額を達成。

両国ともに借り入れコストが低下した。

  

同指数は年初来では2%上昇。

良好な経済指標が相次いで発表され、世界経済がユーロ圏の債務危機を乗り切るとの楽観が強まったことが背景。


この日の西欧市場では、18カ国中13カ国で主要株価指数が上昇した。

  

米労働省が発表した先週の新規失業保険申請 件数(季節調整済み)は、前週から2万4000件増加して39万9000件。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は37万5000件だった。

  また、米商務省が発表した昨年12月の小売売上高 (速報値)は、季節調整済みで前月比0.1%増加。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.3%増だった。

  英スーパー運営で最大手のテスコは16%安の323.45ペンスで終了。

少なくとも1988年以来で最大の下げを演じた。


ストックス欧州600指数を構成する業種別の小売株指数は5.7%下落と、

2008年10月以来の大幅安

  

デレーズは11%下げ41.78ユーロ。

米国と欧州での店舗閉鎖に伴い、

約5000人の削減と売上高の2.4%減少を見込んでいると発表した。


ベスタスは7.1%安の58.50デンマーク・クローネで取引終了。

同社は世界全体で2335人を削減するほか、

米国で1600人を年内に削減する可能性も示した。

  一方、RBSは5.6%高の23ペンス。

投資銀行部門で3500人を向こう3年で追加削減すると発表した。

スルザーの終値は112.50スイス・フラン。


◎欧州債券市場

  12日の欧州債市場ではスペインとイタリアの国債相場が上昇。

両国がこの日実施した入札で借り入れコストが前回入札を下回ったのに加え、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が経済活動に安定化の兆しが見られると発言したことが手掛かりとなった。

  

イタリア2年債 利回りは9月以来の最低となった。

1年物証券の落札利回りは2.735%と、前回入札時の5.952%を下回った。

スペイン2年債 利回りは昨年3月以来の低水準を付けた。

同国は目標上限のほぼ2倍となる99億8000万ユーロの資金を調達した。

  

ドイツ10年債 は下落。

この日発表された米経済統計で小売売上高と失業保険申請数が市場予想に届かなかったことを背景に、ドイツ国債は下げ幅を縮小した。

  

INGグループ(アムステルダム)のシニア金利ストラテジスト、アレッサンドロ・ジアンサンティ氏は「銀行がECBから借り入れた資金で短期債を購入するキャリートレードがスペインとイタリア国債を引き続き支えるだろう」と語った。

  

ロンドン時間午後5時現在、イタリア2年債利回りは

前日比46ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.26%。

一時は3.98%まで下げ、9月9日以来の低水準となった。

同国債(表面利率2.25%、2013年11月償還)価格はこの日、

0.745上げ96.65となった。

イタリア10年債利回りは35bp下げ6.63%。

  

スペイン2年債利回りは前日比13bp低下の2.96%。

昨年3月18日以来の最低となる2.84%まで下げる場面もあった。   

イタリア10年債の独10年債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)

は37bp縮小し480bp。

スペイン10年債の独10年債に対するスプレッドは21bp縮小の330bp。   

独2年債利回りは前日比2bp上昇の0.16%。

一時は0.134%まで下げ、過去最低に並んだ。

独10年債利回りも2bp上げ1.84%となった。


◎英国債市場

  12日の英国債相場は下落。

スペインが国債入札で目標上限のほぼ2倍の資金を調達したことから、

比較的安全とされる英国債の需要が後退した。

  

スペインとイタリアの国債入札で借り入れコストが低下し、

欧州ソブリン債危機が和らぎつつあるとの見方が広がった。

スペイン3年債の平均落札利回りは3.384%と、

先月1日の前回入札時の5.187%から低下。

イタリア1年物証券の利回りは2.735%。

先月12日の前回入札では5.952%だった。

  

英10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.02%。

同国債(表面利率3.75%、2021年9月償還)価格は0.135下げ115.105。

2年債 利回りは2bp上げ0.4%。

  

イングランド銀行(英中央銀行)はこの日の金融政策委員会(MPC)で政策金利を0.5%に据え置いた。

資産買い取りプログラムについては規模を2750億ポンドで維持することを決めた。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査でも、同様の結果が予想されていた。


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更新日時: 2012/01/13 03:32 JST