総合ディスカウントショップを全国展開しているドン・キホーテ(東京都)が
県内進出に向け、宜野湾市大山の土地を購入していたことが29日、分かった。
同社は今年2月から店舗開発に着手するとみられ、開業は早ければ夏ごろになる見通し。
沖縄への出店は初めてで、同市大山以外にも県内で複数店舗の展開を計画しているという。
全国的に人口が減少する中、人口増加が続く沖縄市場の将来性を見込んだほか、競合他社が少ない環境も勘案し、進出を決めたとみられる。(照屋剛志)
ドン・キホーテは、JAおきなわの子会社コミュニティービレッジが運営していた複合施設「エデンぎのわん」の土地の一部、1万平方メートルを約7億3000万円でJA側から取得。
今月1日までに手続きを完了した。
ドン・キホーテは雑貨や日用品などからブランド品まで幅広く取り扱うディスカウントショップで、グループ全体の店舗数は228店舗(2011年6月時点)に上る。
商品を大量に陳列し、楽しさを演出する圧縮陳列や深夜営業などの販売戦略で売り上げを伸ばしている。
エデンぎのわんは、コミュニティービレッジの経営が悪化したため、08年に営業を停止。
同社の解散に伴い、昨年3月にエナジックインターナショナルが同施設と土地の一部を購入し、天然温泉アロマの名称を継続使用し、営業を再開している。
JAおきなわは、残る1万平方メートルの売却先を求めていた。
県内では人口増加を背景に、フランチャイズ形式を含め本土系列の小売事業者の出店が相次いでおり、県内企業も出店を強化している。
全国ブランドの総合ディスカウンターの進出で、県内小売業界の集客競争が加速しそうだ。
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