ダビッド・ロバーツのカルナック神殿・第2塔門の絵(下)。
石柱が輪切りになって倒れている。
この絵のほうが生々しくてすばらしい。
カルナック神殿はルクソールにある。ルクソールは
エジプト帝国の首都としてテーベと呼ばれ、
何世紀にも渡って栄華の中心にあったが、
現在ではその面影をみつけるのは難しい。
中王国時代のBC2000年頃から数度にわたって首都がおかれたが、
BC672年の異民族の略奪を受けたことに始まり
アレキサンダー大王遠征後のプトレマイオス軍により完全に破壊され、
ローマの支配下の時代には街は瓦礫の山だったという。
そのためか、この場所はマーマ軍の駐屯地になっていたようだ。
カルナック神殿はアモン神(空気の神)をまつった神殿で、
東西540m、南北600mの周壁で囲まれた壮大な神殿で、
世界最大の神殿建造物といわれる。

