万葉の里とは

 

今から1200年余り前、

貴族を中心に壮大で

華麗な天平文化が栄えました。

越前市・味真野は、

平城の都からこの地に流された

中臣宅守

(なかとみのやかもり)と

都で宅守を思う

狭野弟上娘子

(さののおとがみのおとめ)の

悲しい恋の歌の舞台として

知られているそうです

 

二人の間で詠まれた

情熱的な歌は万葉集に

63首も残されています。

味真野苑内には

二人の「相聞歌碑」が

建立されており、

敷地面積4.7haの苑内では

四季折々に咲く花とともに

万葉集に歌われた

植物を鑑賞することができます。

 

万葉の里味真野苑から

武衛山への登山道があります。

山頂まで約2キロ、片道約1時間。

地元の味真野自治振興会が

中心となって整備・管理され

眺望が開けた場所には、

休憩用にベンチがあります。

武衛山城は室町時代に

越前国守護の斯波義敏が、

武衛山(標高321メートル)山頂に築いたとされる山城です

 




 

城跡へはハイキング気分で

行くことができると聞いて

登ってみました。

山頂からの景色は美しく

日野山や国見岳を

望むことができました。