RRRは反英独立運動の炎が

各地で燃え上がっていた

イギリス植民地時代のインド。

大英帝国インド総督に連れ去られた

部族の少女を救うため、

ビームは南インドの森からデリーにやってくる。

 

一方、ある大志を持って

総督指揮下のインド人警察官となっていたラーマは、

少女を救いにデリーにやってきているという

人物を生け捕りにする特別捜査官へ立候補する。

やがて2人はお互いの素性を知らないまま出会い、親友となる。

 

 本作の

主人公コムラム・ビーム(1900または1901~1940)と

A.ラーマ・ラージュ(1897または1898~1924)は

実在の人物で、

どちらもインドの独立運動の英雄。

 

しかし、実際には2人は出会うことはなかった。

本作は「2人がもし出会ったら?」という

発想から誕生したフィクション。

 「2人は同じ頃に生まれ、

20代はじめに生まれ育った場所を離れ、

3~4年後に戻ってから

地元の人たちと共に独立運動で戦いました。

もし2人が空白の期間に会い、

友人になり、触発される間柄だったらどうなるか。

実在の2人の空白期間の

点と点をつないでフィクションとして作った

と言うラージャマウリ監督

英語では蜂起(Rise)、咆哮(ほうこう、Roar)、反乱(Revolt)の

頭文字を取って『RRR』となっているが、

テルグ語、タミル語、カンナダ語、マラヤーラム語では、

怒り、戦争、血を意味するRの入ったそれぞれの単語が、

RRRのサブタイトルとして付けられているそうです

単純にヒーロー、アクション映画とは位置づけできない

複雑な要素を持っている映画でした。

残虐でグロいシーンもあり直視できないこともあります

「まさか、ありえない」突っ込みどころも満載です

しかし3時間あっと言う間に過ぎました。

思うことは植民地の時代のむごさ

平和で人権のある時代に生まれて良かったと

改めて平和な社会に感謝しました

 

 

 
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