本日2記事目

①はこちら



大阪について何をするか?はほぼ、決めていきませんでした。


というのも、

前日までわたしの腰痛があって

あちこち歩いたり階段を登るのは無理だろう、と思っていたから。


とりあえず、

新大阪駅でお好み焼きを食べ、

りくろーおじさんのチーズケーキを買い

ホテルでお茶しながら食べて休む。


夕方は大阪の夫の親戚のおじさんとご飯。



ゆるゆるとしたスケジュールでした。



お好み焼きといえば

家でよくやるけど

キャベツに

天かす、干しエビ、ふた肉があれば入れる簡単なもので


以前ひろちゃんやボブに連れてってもらった新大阪駅の

牛すじ、こんにゃく、青ネギがのった、あの美味しい本場のお好み焼きが食べたいと熱望していたんです。


母とも、あれは美味しかったよねえ〜♡と思い出話で盛り上がった。



前日も夫が、新大阪駅のYouTubeを見せてくれて

あのお好み焼き屋さんは一階にある、とか

りくろーおじさんは三階で買える!とチェックして

ああ、楽しみだあ!と話していた。


ところが新大阪駅に着いたら夫が、



「青ネギのお好み焼きは俺は嫌い。食べたくない」


という。。




食べる気満々だったわたしは瞬時にだんまりし、

頭の中で愛情解釈しようと思ってもできない。


電車に乗り飛行機にのりバスにのり、

ああ、新大阪。

ああ、お好み焼き。


その頭と気持ちが

当たり前にわたしの願いが聞き入れられ、優先されるもの。から切り替えができない。


夫はあの青ネギが嫌い。


つまりお好み焼きは食べない。



ガラガラガシャーン。



わたしのシャッターは下ろされて、またいつものスネ子になる。



「じゃあ、いい。

パパが好きな店にしたらいい」



わたしの頭には


わたしの好きな店か、

それ以外か。



つまり。わたしか、夫が優先か?その二択しかない。



夫は揚げ物が好きだから

とんかつにすればよい。

トンカツなんかどこでも食べられるけどさ。。



心の中でだんまりスネ子は暴走する。


ああ、もうわたしの好きなお好み焼きは永遠に食べられない、と、、笑



夫は違う店を探し始めてる。

わたしには選ぶ権利がないような気持ちである。

誰がそうしてるか?といえば

わたしがそうするからやっかいだ。


だって何十年も、家庭では父の意見が絶対で歯向かったらブチ切れられてきた。

父が嫌いなら、その店は行けないのだ。



いや、ちがう。


父は焼肉があまり好きではなかったのに

わたしが弘前に帰ると

焼肉に連れて行き、ずっと肉を焼いてくれていた。

寿司屋に行けばわたしの好きなボタンエビばかり勝手に頼んだ。



新大阪駅で、早くホテルに向かいたくなる。

もう何も食べずにホテルで不貞腐れて寝ていたい。


祖母もそうだった。

自分の思い通りにならないと

帰りたいと言って皆を困らせた。。



ああ、がっかりだ笑笑



夫が違う店を探す背中から

どうする?と聞いてきて


パパが好きな店にすればあ?


と気力なく答える。



夫は最優先される人間で

わたしはそれに我慢して従うべき人間。


腰痛でかかりきりになり、

ご迷惑をかけたわたしは夫にゆずるべきである。


というか

わたしは腰痛のことしか考えておらずに

夫婦で今日のゴールを決めていなかった、と気付いた。



ああ、だからまたこうなっている。

頭の中でそんな自分が情けなくなりながら

夫に、パパが好きな店にしたらあ、、と言っている。


そして、わたしの気持ちを伝えてみた。


「パパ。

わたしね。今じゃなく、

家でYouTube見てる時に、パパの気持ちを知りたかったの。

わたしはお好み焼きをずっと楽しみにしてきたからね」


わたしは自分が楽しみにしてきた気持ちに寄り添い、泣きそうである。




すると夫が


「もうやめてよ〜。そんな言い方すんなって。」


というではないか。



「俺は青ネギが嫌いなんだよ。ただそう言っただけだろ?」



え。


どゆ意味だろう?と考えていたら



「青ネギ以外のものもあるんだろ?」



というではないか!!!!



なるほど!!笑



夫は、

青ネギがかがったお好み焼きは嫌いだ、食べたくない。


とは言ったが


だからその店に行きたくない、とは一言も言わなかった。



ああ、そうである。



わたしは一瞬にして夫は、


その店は行きたくない


あなたの選んだ

あなたが好きな店には

俺は行きたくない。


に解釈してムンとしていじけて悲しくなっていたのであーる。


夫はぶっきらぼうで

意図や意味を丁寧には言わない。

悪意でないなら言わなくてよい、ということもある。



夫は、自分が嫌いなものは嫌いだとすぐに言える。

自分の趣味嗜好、合う合わないをはっきり言える。



嫌いだ。

という言葉を軽々と使う。


わたしは、というと

もし自分が苦手でも、相手が好きなら相手の店にして

相手が楽しみならそちらを優先したくなり、

自分はその中で好きなものを探して食べることをする。


夫はいつもわたしと対等に

自分も相手にも好き嫌いや趣味嗜好があって当然と、当たり前のこととして自己紹介してるのだ。


わたしばかりではない。


夜、居酒屋におじさんといき

おじさんがオススメした酒や料理を口に入れ


俺は苦手

俺には甘い

俺はあんまり好きじゃない


と言っている。


すげえ。と、

ただただ感心する。



お好み焼き屋さんのメニューをみたら夫が好きなタイプのスタンダードなのもあった。



結局わたしが行きたかったお店に決定!


わーい!



7年ぶりくらいの牛すじのお好み焼き!焼きそばもめちゃくちゃ美味しかったあああ!



夫はこちら


ここで食べたよ🩷


美味しいお好み焼きを食べながら

元気になり、


夫とコミュニケーションする際のゴールを追加する。


⚫︎夫が食べ物を嫌い、食べたくない、という時

お店のことまでを嫌じゃないかをまず、確かめます。



⚫︎わたしは夫に

これが嫌いと言われた時、

わたしを全否定してるわけでないと落ち着きます。


嫌いは、ただひとつの意見として受け取り

自分の気持ちも伝えながら交渉します。


串カツは次回に持ち越し。


つづく


またまたケンカ?!


Meg.