本日2記事目



もう!

なんでそうなの?あなたたち母娘はあー!



夫は、わたしが夜中に起こした

親指ざっくり切る事件について朝から呆れている。





大事なわたしの体に傷がついたり怪我をすることは心配なのだ。




母が足元をよく見ずに転んで骨折したり

わたしが親指を切ったり。

少し注意すれば、

大事に動いていれば防げたことが多々起きる。




夫から見たら

わたしたち親子は注意しない不思議な人間たち。



歩道で急に止まったり

後ろを見ずに方向を変えたり。


車なら絶対事故ってる。




夫は絶対にやらない不注意を

わたしたちはよくやるのである。



最近自力でよちよちと歩いて台所までくる母は、

夫が換気扇の下でタバコを吸っている時に


オーブントースターに手を伸ばす。まだちゃんとバランスがとれないおぼつかない姿勢で。



「お母さん!ストップ!危ない!」




母が無理やりトースターを使おうとするのを止めて



「まだね、ちゃんと歩けてないから心配なんです。

その姿勢でやろうとしてるのが。


だから俺がここ終わってからゆっくりやって欲しいんだけど」



夫は母の姿勢は危険と判断して

そう伝えてる。


母も夫が言わんとすることは

責めではなく心配や愛情だとわかってそうする。



はたからみて、

母は危ない、と思う。


で、わたしも同じことをしでかしてる。


風くんのライブの後

りょうちゃんとかおりんと居酒屋に入る時

わたしは夫にメールしていたら


2人はわたしを観察し

きっと前を見ずにメールしながら歩き出すと予想して


かおりんはサッとわたしの横に立ち

やはり何も見ずに歩き出してひかれそうになるわたしを

制止したのだった!!!(ありがとう!)



夫と一日中一緒にいる生活になったら


危険から身を守るための行動をみて、

なるほどなるほど。と感心している。


父にはなかった、丁寧な積み重ね。


危なくないかよく見てからやり始めたり

こうしたらどうなるか?と想像したり

後の人が困らないように使ったり。




母が使う歩行器も危なくないかちゃんと調べてから使う。


わたしが使うものも、丁寧にチェックする。


娘が生まれた時、

こんな風にありとあらゆる想定をしながら守っていてくれていた。ずっと。


東京にマンション探しに行けば

夜道が暗くないか電気はつくか?をみたり

娘が部屋の間取りに気を取られる中、

夫は娘が危険ではないか?

安全に暮らせるのか?をずっと観察してくれた。



付き合ってた時も新婚の時も、

アルバイトで夜道を帰るわたしの自転車に並走して車で走ってくれた夫。

パニック症になる前からずっとそうだった。




お父さんはねえ

仕事の途中でも、子めら3人お風呂に入れに帰ってきて

自分は汗だくになって

子供の足の指の間も一本ずつ洗ったもんだよ。


義母は義父のお風呂の話をよくしてくれた。



義父のそういう性質を

夫がまるっと受け継ぎ


四角い枠には、几帳面に四角く名前を書く。


食洗機にテトリスで食器を並べる。


カバンの中にものの住所がある。




丁寧で優しい。

人にも物にも。


わたしの大好きな夫の性質。




付き合った頃から字も絵もやたらに速く書くわたしに目をまんまるくして夫は驚いていた。


やはり正反対の夫婦なんだなあ、と思う。



もう、あなたたちはあああ!


という夫は、

だから俺がいなくちゃね。がセット笑笑


わたしがどうしたってできなくて

親指を挟んだ、外れたピンチハンガーを


するっと直す。



どうやって直ったの?


俺だから早く直せるんだからねえ。



わたしの親指は

鍵の開け閉めや

引き出しをしめる時

お菓子の袋を開ける時や

ペンを持つ時に

ギュッと痛い。


もっと大事にしなくちゃね。


夫と親指から教えてもらっている。







Meg.