夏越の大祓 | 噺新聞(874shimbun)

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する人は

千年(ちとせ)

いのち(の)ぶと

言ふなり

六月の大祓は「夏越の祓」とも呼ばれ、常に清らかな気持ちで日々を過ごせるように自らの心身の穢れや災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的としている。

 

そんなことで、昨年のこの季節に香取神宮を訪れ、茅の輪くぐりをし「香取神宮大祓」をいただいてきた古い神札をまずは納所に納めた。

 

そして、茅の輪めぐりの作法をしっかり頭に入れ、お祈りしながら歩き始める。

この日は竜神さまのお清めか、大降りの雨が吹きつけてきた。

そして、今年も家に祀る「香取神宮大祓」をいただいてきた。

香取神宮は本殿の黒造りの姿もそうだが、樹齢千余年という御神木が、千年を超える時の流れをその体内秘めた樹の息吹きとでもいうのだろうか、こちらにズンズン伝えてくるような気がしてくる。