amebloを始める前は自分でホームページを作り、好きなことを書いてアップしていた。
その頃はテニスにはまっていて、週末の土日にはクラブへ行き、終日ボールと戯れ、日頃仕事でたまるストレスを日がな一日、ボールを打つことで忘れることを繰り返していた。
週に1回、「今日の心得」、「ときどきテニス」と題し、テニスをしながら感じたことを綴る文、テニスを離れることもあるが、気ままな内容である。
そうやってアップした文をときどき思い返したように読むことがある。
昔の文章である、埃まみれになった文、ちょっとハタキをかけて、皆様にご披露してみたいと思う。
2001/4/28-No.23(戯言おやじぃは:越智 健)
家のカレンダーは日曜日から一週間が始まっている。すると週末は土曜日ということになる。土、日が休みの宮仕えでは金曜日が週末の感覚だ。天地創造の神は人に6日の労働と一日の安息日を与えたという。それが日曜日とすると、一週間の始まりが月曜日、日曜日が週末になる。理屈っぽい出だしになってしまった。
親爺乃週末庭球も思わず知らず5ヵ月経った。駄文におつき合いいただいている皆様には感謝感激雨あられである。ほんと。この勢いで一年はなんとか続けたい、お読みいただきたいと思っている。続くかな、迷惑かな…。
今年のゴールデンウィークは休日の並び方がいい。最長で9日間、大型連休の方も多くいるようだ。
おやじぃの連休の過ごし方はいうまでもなくテニスコートに立ち、クラブハウスで美酒に酔いしれることだ。
ここはリゾート、軽井沢には程遠い、日常がたっぷり詰まった住宅地。それでもクラブハウスで過ごす日がな一日は別荘地にひけはとらない。ラリーの小気味よい打球音を肴にグラスを傾ける。
陽が西に傾く練習コート。山あり谷あり、夫婦附随、二人三脚がとっても似合うご夫妻が、ストロークの練習をしている。脳溢血で三途の川を渡り損ねたと快活に笑うご主人。労るように球出しをする奥さん。まだ身体半分に痺れが残っているのよ、と言いながらリハビリがテニスだから閻魔様も脱帽だろう。
さぁ、連休はまだ始まったばかりだ。