今日の心得 「テニスを趣味にするならクラブへ」 | 噺新聞(874shimbun)

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amebloを始める前は自分でホームページを作り、好きなことを書いてアップしていた。

 

その頃はテニスにはまっていて、週末の土日にはクラブへ行き、終日ボールと戯れ、日頃仕事でたまるストレスを日がな一日、ボールを打つことで忘れることを繰り返していた。

 

週に1回、「今日の心得」、「ときどきテニス」と題し、テニスをしながら感じたことを綴る文、テニスを離れることもあるが、気ままな内容である。

 

そうやってアップした文をときどき思い返したように読むことがある。

昔の文章である、埃まみれになった文、ちょっとハタキをかけて、皆様にご披露してみたいと思う。

 

2000/12/09-No.3(戯言おやじぃは:越智 健)

社会人になって十数年、背広のズボンサイズが合わなくなりジョギングでも…。
こんな下地があり、同僚から誘われた休日のお遊び。テニスなんてしたことはないが、新人の可愛めの娘も来るようだし、なんたって汗の次はビールでしょ。そして皆でマイク握って唄いまくればこれにまさるものナシ!


テニスとの出逢いは〝よこしま〟〝縦じま〟目一杯だったのが、ラケットを求めてスポーツショップに足を向け、スクールのカウンターで入会手続きをしていた。


スクールの初心者コース、初級、中級と、階段を昇りつめていくことを目標に日々テニスを楽しんでいる方が大勢いる。おやじぃもそのパターンだった。2年半スクールにお世話になり、亀の歩みのおやじぃは初級の最古参が似合っていた。腕に覚えもない未熟者が〝テニスクラブ〟に入会したから、さあ大変。壁の華よろしく壁打ちの主、気後れと緊張でコートに立つたび〝洋画のロボコップ〟のガチガクガチガク状態。


スクールは1回が90分、一期は週1回で8週。入会金が5000円くらい。無いところもある。レッスン料は土日コースで一期25000円前後。平日やナイター料金設定のところもある。


クラブはというと、これはピンからキリ。比較しようがないが、おやじぃが入ったのは、首都圏の小さな市にあるテニスクラブ。施設はクレイコート4面、オムニコート2面、練習コート1面。今の入会諸費用は正会員(土日祝、平日可)で月会費1万円。週1回の定休日以外毎日テニスができるということ。入会金は10年有効15万円。年にすると1万5千円、月で1250円。ナイター設備はないが、終了時間が日没。この日没という表現はいいですね。大人の表現ですよ。何時何分、はい終了ですという事務的な響きが感じられない。いいですね。


クラブの更衣室に貼ってあるお知らせを写してきた。
テニスでよくおこる障害
1.発生因子
 (1)年齢が高い(40歳以上)
 (2)経験年数が長い(特に中年および女性)
 (3)プレー頻度が多い(週3回以上)
 (4)プレー時間が長い(1日2時間以上)
 (5)体重が多い(過体重、肥満)
2.発生因子
 (1)不適当なストローク技術
 (2)コンディショニング不足
 (3)不適当なラケット
3.予防、対策
 (1)手首、肩、足首、膝を中心とした準備体操、整理体操(年齢に比例して行う)
 (2)ガットを弱く張る
 (3)バイブレーションストップ(長いもの)エルボバンド、Gテ-プなどを使用する
 (4)痛いときはラケットを変える
 (5)セルフケアを行う(各自の状態に応じた処置)
*以上、常に自身の体調を確認しながら、楽しいテニスを心がけて下さい。

うーん。自分のことは自分の責任。このメッセージ〝大人〟の世界にはちょっと丁寧すぎるかもしれない。