今日の心得 「運動のコツはまず歩くこと」 | 噺新聞(874shimbun)

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amebloを始める前は自分でホームページを作り、好きなことを書いてアップしていた。

 

その頃はテニスにはまっていて、週末の土日にはクラブへ行き、終日ボールと戯れ、日頃仕事でたまるストレスを日がな一日、ボールを打つことで忘れることを繰り返していた。

 

週に1回、「今日の心得」、「ときどきテニス」と題し、テニスをしながら感じたことを綴る文、テニスを離れることもあるが、気ままな内容である。

 

そうやってアップした文をときどき思い返したように読むことがある。

昔の文章である、埃まみれになった文、ちょっとハタキをかけて、皆様にご披露してみたいと思う。

 

2000/12/02-No.2(戯言おやじぃは:越智 健)

クラブに入会したての頃はコートでよく転びました。右左、前、そして後方に上がるロブ。必死になって追っかけ、情けなくも転んでしまうのだ。


クレイコートはニガリが擦りむいた傷口を悪化させ、オム二は火傷をしたようになる。元々ラグビーをやっていたので慣れているとはいえ、子供と違って、大人が転ぶのは悲惨である。


以前、フジテレビで「徹底検証!パパは運動会でなぜ転ぶ?」という番組を放映していた。

保護者の部で走るお父さんたちが、脚がもつれよく転ぶのである。

転ぶのは一人や二人ではなく、いまや運動会の風物詩だそうだ。番組によると転ぶ主な原因は、柔軟性の低下、バランスの悪化、筋力の衰えである。頭の中の信号、思いと身体のギャップが激しく、身体がついてこないのだ。昔スポーツをしていた人ほど自信あるためか乖離があり、転びやすいそうだ。このお父さんたちは30代~40代。ふだんの運動不足から生活習慣病をかかえる年代でもある。


医薬品メーカーが配っている「生活習慣病から身を守る運動のコツ」という、トランプを2枚あわせたようなカードを手にしてる。そこに書かれていることは、“1日1万歩を目標に”“1万歩は約6km”“なるべく階段を使おう”“昼食は遠くの店に行こう”“食後はお茶より散歩を”“買い物ついでにウインドーショッピングを”“音楽を聴きながら散歩を”…。
勤め人の昼休み時間や休日の過ごし方のヒントである。毎日1万歩歩くと、約80日で東海道五十三次、お江戸日本橋から京都三条大橋へ到着するそうな。


番組によれば、転ばない対策はとにかく歩くことだそうだ。