アド街ック天国で知ったこの店、洋菓子店が2軒紹介されていて、1軒は東京理科大で物理学を極めたパティシエの店。プティサパン、物理学の応用の数式、配合量の微妙な数値を的確に測り、お菓子造りに活かす腕前、このパティシエがこの季節に創り上げた金柑タルトも魅力的だったのだが、どちらかにしようと考えた時、選ぶ旗を挙げてしまったのが、パティスリー・ラ・ノブティックの方だった。
テレビを視聴していての感覚的な判断だ。深い意味はない。
で、訪れたこの店、
この店で頼むと思っていた品がヴィエノワ。
オーナーシェフ、日高宣博さんは、東京マイスター、現代の名工のひとり、「メートル・ド・パティシエ世界選手権で、日本代表キャプテンとして出場したという折紙付の人。
ヘーゼルナッツ風味の生地とムース風味がサンドされ、ケーキ生地は底に少し配置され、柔らかいチョコレートが味の邪魔をせず、この品を際立たせる味わいになっていた。
うまい!、1個540円。十分満足です。