月が満ちるまで ハイ・タッチ 3
ボールを用具室から引き出してくる。
先輩好みなフリースローの位置まで籠を運び、ゴール下まで下がって待つ。
「よっしゃぁ」
ダムダムと軽いドリブルをして、シュート。
腕の角度が悪くて失敗。
見ていると、シュート体制で体が傾くのがわかる。ゴールを意識しすぎて、ボールを構えてからも、体が泳ぐ。
これじゃ上手くいくわけがない
教えてやりたい。
だけど俺の忠告を聞いてくれるとは思えない。
俺が年下だから、下手で当たり前。そんな空気がある。
先輩好みなフリースローの位置まで籠を運び、ゴール下まで下がって待つ。
「よっしゃぁ」
ダムダムと軽いドリブルをして、シュート。
腕の角度が悪くて失敗。
見ていると、シュート体制で体が傾くのがわかる。ゴールを意識しすぎて、ボールを構えてからも、体が泳ぐ。
これじゃ上手くいくわけがない
教えてやりたい。
だけど俺の忠告を聞いてくれるとは思えない。
俺が年下だから、下手で当たり前。そんな空気がある。
ことだま
できっこないって
言わないで
言葉を唇に乗せたら
文字で表したら
言葉に魂が宿るから
叶えることの前には
決意があって
話す夢があって
唇からこぼれる
言葉で確認する
間違えずに
探しだして
間違いなく
やり遂げよう
ことだま
わたしに信じさせて
ことだま
わたしを信じて