ふんわりシフォン -297ページ目

トラ・トラ・トラ

突撃合図にためらう気持ち

だって苦手なんだもん

トラ・トラ・トラ

勇ましく繰り返えされるけど


トラウマ・トラウマ・トラウマなんだよ

突破しなけりゃいけない壁でも


いつか


そういう自分がいる



いつかを今に

強気になるエネルギーは

どこにある?



トラウマって負は強力で恐怖


頭をかくして逃げ込むかい

まだ今じゃないなんて

いつになったら今になる






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トラウマはだれでもあります。もちろんわたしにもありますが…

トラウマって傷であり恐怖だと思います。

そうそう癒されるものでなく思い出すと血を流す苦しみ。

小説を書いて公開するようになり、書いたものに責任が出てきます。それと書くものの方向性。

楽しい作品が好きなのですが、なかなか難しい。どちらかといえば、悲しい系?泣ける!!程の感動作ではありませんが。

風花のトラウマ…楽にしてあげたいものです。



登場する人物についてモデルはおりません。以前はキャラクター先行型でしたが、現在はストーリー先行型なので場面に合うと思える人物を登場させています。
出会った人からの雰囲気を頂くこともありますが、創作の域を出るものではありません。

余談。

話の続きと全体バランスから考えてまして…

時間軸でやはり進めたほうがよろしいかな…と。

登場頂きましたクロサワ夫妻にはまた後で再登場をお願いします。サイドストーリーのような軽いノリで来ていますがクロサワセンセは結構重要。


再登場の際は存在Ⅱです。(11じゃありませんギリシャ数字のに)


忘れずに記憶に残るようならいいのだけどねo(^-^)o





次からまた違うお話になります。他にも下書きに入っているものがあるので、いつかお披露目したいです。
読んでいただきありがとうございました。

月が満ちるまで 存在 8

通うようになっても、センセイは掴みどころのない行動をしていた。

ある日も、庭先にある靴脱ぎ石に腰掛けて空を見ていた。

「なにしてるの」

視線は空を捉えたまま、ぼんやりしている。

「あのさ、テレビで言ってたんだよな。UFO見たことない奴って、一日中空見たことないだろって」

それって小学生レベルじゃ…


「本気でやってるの」

「あぁマジ。あれだな、よく海とかである寝てられる椅子があるといいよな」

「それって寝ちゃうんじゃないの」

がしがしっと頭をかく。

「やっぱそう思う?それはマズイよな」

奥からは締め切りは守ってくださいよぉーと、声がかかる。取りあえず食いぶちを確保できたら自由にしていいらしい。



センセイは食いぶちのために講師もしていた。非常勤だという。

そんな日は、ウキウキと出掛けるらしく帰ってもウキウキして戦利品の自慢をしたりするのだった。

「ほらっほらっ見て見て~ライダースナック!!」

自慢げにばんっ!と出す。

かなり古い…
色褪せた袋は白から茶に変わりそうだった。

かさかさと音をたてる袋には中味もちゃんと入っていた。

「ほらほらっレアなんだ~中味があるのは~」

きゃっきゃっと言わんばかりの喜びようだった。

「…で、いくらしたの?」

ぐりんと勢いよく首が向く。

「……あぁっ夢がないよ…風花……女ってどうして夢がないんだ。ドリームだよ?」

腰に手をあてる。威厳があるように。

「おんなじコト、奥さんに言われてるんでしょう」

「どうしてそれを!!いや…うちの奥さんは優しいからね、お小遣の範囲内ならいいんだよ」

「へぇ…で、いくらなの」

ここで、視線がウロウロとさ迷う。ライダースナックがかさこそと揺れる。

「うん……内緒だよ?奥さんに言ったらびっくりするからね…」

それでもまだ口が重い。

「お小遣からなんでしょう?なら堂々としたらいいでしょう」

誘い水をかける。

「そうだよねっ俺の貯めたお金なんだから、どう使ってもいいよね!実はさ~36000円なんだ☆」

「……聞きました?美和子さん」

カラリと襖が開く。

「ああっミワちゃん」

ついっと部屋に入ってくる奥さんのお腹はだいぶ大きくなってきていた。

「これからのコト、ちゃんと考えてるんでしょうね?」

「もちろんさ!大切なミワちゃんと子供のために頑張ってるんだよ!

……たまにはご褒美もなくっちゃね」

必死の弁護がはじまる。
美和子さんの追求もなかなか鋭い。



まぁ…

デッサンで散々ダメ出しされているから、たまにはいいよね。

若いとはいえ、夫婦の知り合いなんていなかったからそれはそれで楽しい時間だった。