ふんわりシフォン -243ページ目

出来事は必然

一人、二人と退会する人が出てきました。寂しいかぎり。

お別れの挨拶もないほど、追い込まれていたのかと…精神的、肉体的な負担を感じました。



ランキング上位になるための早道として、ぺたから読んでもらうという手段をとり、あっという間にランキング上位になった人もいました。

ある程度のクオリティーと大量の実弾(記事)あってのことで、実践する計画性に舌を巻きました。

ぺたするの、大変ですよね。わたしごときでも思う時があります。『読んだよぺた』と『読んでねぺた』は区別がつかないから、きちんと返さないといけないという強迫観念もでてくるのかと思います。




でもね、なんでも早く成果を求めてしまうと後が続かない。

今回退会した人は、無理してしまった。ほんとにギリギリまで追い込んでしまったのでしょうね。

好きではじめたことが重荷になってしまった。




わたしにぺたしてくれる人にも、ぺた動物が大きい人がいます。自然と大きくなった人もいるでしょう。時間をかけて大きくした人もいるでしょう。




わたしは書くこと自体に幸せを感じます。誰に見せなくても書いていました。

今はランキングは重要ではなくなりました。





長く書いていられたら

そう思っています。太陽のような存在感でなく、夜道の月のような。



暗い夜に、ほのかに光る明かりであるように。

姿を変えるのはコンディションや作品状況により隠れてしまいたい時もあるからでしょうか。

それまで月に対しては思い入れはあまりありませんでした。なぜか、月に対しての小説を書いているけれど。


月よりは蛍のほうが近い気がしますしね。

声もせで 思い燃ゆる
蛍こそ
鳴く虫よりも 哀れなりけり

川辺の桜

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海斗の見た桜のイメージで。

ちなみに二カ所で撮影しました。風に散る桜も風情があります。

* 海斗・逍遥 *

桜の続く道を走っている。淡い桜の色はトンネルを作っていて、別の世界に迷いこんだみたいだ。

自分の呼吸。

桜の呼吸。

混ざり合い霞みのなかにいるみたいに。



桜、お前の呼吸は地上を浄化する。

俺の吐きだす空気を、浄化してくれる。



長く長く走ろう。ゆっくりでいいから、少しでも長く。

体が走ることに慣れるように。瞬発力を求める筋肉を作りあげるのは、ちいさな積み重ねでしかなくて。

長く長く走っていられるように。



心と体を作っていく。

みんな自分のためなんだけど、諦め悪くもがくのもいい。

譲れないなにかがあるなら


賭けるしかない






折り返し地点で欄干にもたれる。わずかにアーチを描く橋は淡い世界にくっきりと朱い。

流れていく はなびら

川辺は好きだ。何もない川へと腕をのばすように枝を広げる。枝垂れるように広がる枝は土手を覆うように低くたなびく。

淡い霞みから、こぼれるような黄色が映える。

菜の花も咲いている。



呼吸が落ち着く。

今だけ この景色を独り占めしている今は

この瞬間だけは俺のもの



やわらかな桜の香りに

まぶたの裏に焼き付く姿が重なる。少し首をかしげて。

淡い桜に 淡い思い

あわあわと揺れる