ふんわりシフォン -215ページ目

舟を漕ぎ出で

暑さの波に呑まれて

だるい身体は

眠りを欲しがる



切れ切れに目覚めて

まどろむのに

夢はやって来ない



眠りの淵に

身体を横たえて

記憶は意識は

何処をさまよう



眠りの小船は

ゆらゆらと

あなたを目指して

ゆくのでしょうか

海老黒胡椒

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わたしだけでなく、会社的にヒットなこの品。

柿ピーみたいに一袋に小袋で6袋入り。海老いりの黒胡椒のあられにピーナッツ入り。

ほんとに美味しいです。

小袋一袋で止めるのが辛いもの。あまりの美味しさに全部食べきってしまいますよ。



今までのお煎餅ランキング一位だったサラダ煎餅を抜く勢いです。

ちなみに二位は『おせんべい屋さん』の黒胡椒煎餅。岸朝子さん(料理の鉄人に出ていらっしゃいました)もオススメの一品。

ご贈答用に一枚づつ個別包装されたものより、お得用のがさがさ沢山入ったほうが胡椒がたくさんついて美味しいです。



最近は黒胡椒煎餅も増えてコンビニでも買えるけど、見かけたなら買って食べて欲しいです。




どちらもオススメです。




食べ物ブログじゃないけど撮りためた食べ物は時折、出していきたいです。

まぁチロルかアイスだけどね(^_^;)

君にアイスを買ってあげるよ『梅の実2』

甘い香りは沢田さんの持つ紙袋からだった。まじまじと見ていたら、これ?と持ち上げてみせて手招きしてきた。

こくこくと頷いて、中味を見せてもらうことにした。


「ほら、いい香りでしょ」

紙袋の中には、きれいな緑と、黄色味を帯びた梅の実がぎっしりと詰まっていた。

「どうしたんですか、こんなに沢山。誰かに貰ったとか…」

わざわざ会社に持ってきているのは、途中で貰ったからに違いない。それとも、あげるほう?

「近所でね…もう梅干しに漬けるのも大変だからって貰ったのよ」

「お年寄り?」

「まぁね…」

「木の上のほうは届かないからって下のほうのだけね」

沢山なった実をもぎもせず、地面に落ちるに任せる気にはならないのだろう。

きっと何年も何年も梅干しにしたり、梅酒にした相棒の木だったのだろうから。




「香りが強いのは、熟してるからなのよ」

甘すぎない爽やかな香り。

「美味しそうな匂いですよね」



「青いまま食べたら毒よ」



まっすぐ射るような目をする。

「何も知らない子供が食べたら大変なことになる。実際には種に含まれる物質が引き起こすんだけど、呼吸困難やケイレンをおこすから」

「へー…怖いですね」

「分かってても、惹かれるよね…こんないい香りさせてちゃね」

息を吸い込んで香りを楽しむ。




「分かってたって、欲しいものってあるじゃない。手に入らないから欲しいと思うのかもしれないけど。欲しいと思うことも、憧れることも、きっとある」

言いようのない顔をする。

泣きべそをかきそうな、それでいて皮肉だと笑おうとするような。





こんな顔もするんだなって…


ふいにドアが開くまで、ほんの一瞬なのに、時間が止まったかのように長く感じた。



まばたきもせずに。

刻み込まれた表情がある。どんな恋をしてきたかなんて知らない。

でも、僕には今と未来があるから。








きっと笑わせてあげるよ。