ふんわりシフォン -140ページ目

雪の写真

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樹形の綺麗な木をアップで撮ろうと思っていたのですが、気分を変えて ちまっとした木々達です。

可愛い若木。小さな木は全身に力がみなぎっていて、早く葉や花をつけ開花します。

一方、年を重ねた木は、大きく育った全身にたわわな花をつけるために、開花が遅れます。

同じ桜であっても、早く花をつけるのは日当たりがいいとか、若木だったりします。



どちらも可愛らしく微笑ましい光景です。

雪音

たわいない言葉で

君が話してくれる

雪の降る音が

二人の間に落ちる

君に僕に

雪は降りしきり

音を飲み込んでゆく

かじかむ指先も

感覚のない足も

君と過ごす特別な時間に

寄り添うために

歩いていく

FULL MOON 夜を駆ける 4

「一人での行動は禁止のはずよ。何してたの」

おずおずと、後ずさるように離れようとする。

「…なにもしてないってば」

「じゃあ…何、探してたの。一人が勝手にすることで回りに迷惑がかかることがあるの」

ぴくっと瞼が揺れた。間を詰めて、後ろに隠した手を持ち上げてよく見ると、切り傷だけでなく土を掘った後らしく爪の間に土が入り込んでいた。

何か掘ってたみたい…

「シュウメイ、そろそろ行こう」

気配がなくやって来たハンに声をかけられ、びくっとした拍子に手を離してしまった。

スンホンは手を振りほどき、走って仲間の列に連なってしまった。

「どうしたんだ、何かあったのか」

「ハンのせいで逃げられたわ」

振り返ると穏やかなハンがいて、なに事もなかったかのように佇んでいる。

「あの子、何か隠してる」

何を探しているというのだろう。


「ちょっとハンも気をつけて見ていて」

「シュウメイの気のせいじゃない」

穏やかな笑顔が、なぜか憎らしい。


「何かあってからじゃ困るの。どちらかが、必ず見ているようにしなくちゃ」