ふんわりシフォン -138ページ目

僕の言葉

目覚めて

また 眠りにつく

一日の感情の変化に

誰か関心を持つのだろうか


ふと

そんなことを思う



きらびやかな生活も

誇れるような物もなく

静謐な時間が過ぎていく



目覚めて眠りにつく

だだようような

僕の言葉

木守り

食べそびれた蜜柑

食べきらない柿

自然の恵はわたしたちだけでなく

鳥にも与えられる



鳴いている鳥たちの

嘴に甘い果実

木を守る

木守りの実に

鳥が舞い降りて



さえずり ついばんで

飛んでいく



食べきらない実は

食べる鳥の分け前

甘い実の好きな

鳥たちのための恵



ついばんで さえずる

木々のための

子守歌

胸の扉

トン トン
と胸の扉を叩く
あなた はそこにいますか



トン トン
その胸には
誰か住んでいますか



トン トン
わたしの 入れる
場所はあいていますか

ほんの少しでも



トン トン
胸の扉を叩く
届けばいいと願いながら