ふんわりシフォン -104ページ目

君のそばに

一番はじめに くる言葉

あいうえお

あい



最初にくるのは、大切だからだよ


一番最初

一番根本にあるもの



最初にね

君の両親がであい

一緒にいようと決めたのは

あい があったから



あい が

あって君が生まれた

君の一番最初に貰ったもの


だから君は あいを知ってるはず


忘れてるのか

見つからないのか

ありふれた日常で

用意されたご飯や

洗濯物にあいが 隠れてるよ



きみの すぐそばに

クリーピア

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晴れた空の下に

映える青

潔いほどの青


何か色をつけるなら

何かに染まるなら

こんなふうになりたい


どこか武道に通じる気がするのは


侍ブルーの影響かしらね

凛として涼やかな

深い深い青








クリーピア

ペチュニアの改良種でペチュニアよりも発色がよく、花がたくさん付きます。

写真では三株プランターに植えていますが、手前の一株はペチュニアです。花びらの縁に白いポイントがあります。ペチュニアは、けばけばと葉っぱに毛が生えていますが、クリーピアにはありません。

本当に良く似ています。花をたくさん付ける分、クリーピアのほうが花が小振りになります。

咲き終わった花を、毎日摘んでいますが、良く咲いてくれてかわいい。

育ってきたら切り戻しして長く楽しめます。

FULL MOON 夜を駆ける 16

『自分から結界を出る馬鹿があるか』

黒い獣はいらいらと地面をかいた。

『人間には人間の、自然には自然の理(ことわり)ってもんがある。時折、そいつを破る奴が出てくるが、こいつがそうだと言ったはずだ。
自分から進んで首を差し出す馬鹿はいない。
あのまま人間の領域に居さえすれば、こいつなんて放っときゃ良かった』



怒りが頭にのぼる。そのくせ悔しくて涙が出てくる。

「放っておける訳ないじゃない…皆、スンホンを探してるのに…
また…見失ったら…どこを探したらいいのよ」



『諦めるんだ。こいつは人間じゃない』



「……決めつけるなバカ」





くすくすと笑い声がする。

「上手くできたでしょう…これでお姉ちゃんを守る物はないんだよ」



「どうしたのよスンホン…なんで…そんなことを言うの」



なにが変わったというのだろう。ほんの数時間しかたっていないのに。

スンホンが軽く後ずさると、闇を割って虎が現れた。


普通、こんな人間のすみか近くまで、虎が現れることはない。

さっきから、鳥肌が立っているのに、その比ではない重圧がある。

目をそらしたらダメだ。殺される。


ひたひたと虎が近づいてくる。ごろごろと喉を鳴らしながら。