8月。
お客様から、家庭菜園で採れたきゅうりを沢山頂く8月。
暑い夏に、きゅうりをスライスしている時、私は、原子爆弾によって全身大火傷を負った原子爆弾被災者の方々の苦しみを想像してしまい、涙が溢れる。
暑い暑い8月、熱い熱い原子爆弾。全身の皮膚がずる剥けになって、治療は、スライスしたきゅうり、すりおろしたきゅうり。
こんなに暑い8月に、エアコンも無い8月に、医療体制も壊滅的な状況下にあった敗戦しか無い日本人に対して、連合軍は私達の大切な大切な祖先を、原子爆弾の人体実験に使った。
絶対に許さない。
ほんのちょっと火傷をしてもピリピリして痛いのに、全身ズル剥けってどういう事ですか?きゅうりで治療ってどういうことですか? 絶対に許さない。
原子雲の下の市民の姿を、被爆証言等を聴いたりで想像出来るから、普通の神経の持ち主である日本人ならば、エノラゲイの乗組員目線には絶対になれないと私は断言したい。 心の中のどこか隅っこで、日本人のことを黄色い猿って、蔑んでいるのだと思う。無意識に、欧米白人だけが人間って思っているのだろうね。
地球上に暮らす人類1人1人、人種、国籍関係なく、みーんな、殺さない時代が来て欲しい。
私達日本人は、ボーっとしていると、殺されてしまう怖い時代を生きている。汚染、搾取、洗脳。PTSDの時代。安全確保。
平和教育っていう言葉自体がアバウトすぎるから、「戦争被災証言を聴く。」でいいと思う。
それだけでいいと思う。