葡萄畑の雨 -9ページ目

椋鳥の巣窟

久しぶりに降りた駅
駅前のロータリーを突っ切り幹線道路へ繋がる欅の通りを歩く
季節は秋…!?
でも、日暮れも早まり夜は冷える
欅の木の根元…白っぽいモノが目立つ
空が暗くなり始める頃になると、どこからともなく椋鳥の大群がこの通りの欅の木に集まってくる
その光景は全国ネットのテレビニュースでも取り上げられるほど!

はるか昔塾通いをしていた頃、
規模は違うが塾の近くの駅前にも欅の木が何本かあった
やはり椋鳥が集まりうるさく鳴いていたのを思い出す

二十代の頃

半分は自分の置かれている環境を不公平だと思い、諦めと絶望と反骨の感情のマーブル模様の渦の中で過ごし、ある日を境に両親の努力に気づき、報われない現実を素直に受け入れられるようになる。
だからといって諦めて投げ出す事もなく、高望みする事もなく、淡々と受け入れる事で少し楽になる。
そして少しのズルサをスパイスに日々楽しめるようになってきたから不思議だ。

十代の頃

自分の家がもっと金持ちだったら…
自分の親がもっと自分を理解してくれたら…
もっと好き勝手に毎日を過ごせたら…
そんな事を度々考えた