猛暑続きと自己肯定感。 | 明るい自閉症しいちゃんと私のときめき生活

明るい自閉症しいちゃんと私のときめき生活

重度の自閉症しいちゃんだけど、とても明るい女の子です。
私もしいちゃんにたくさんパワーもらってます。
子育てにちょっと疲れてしまった方にぜひ読んでいただきたいです。

しいちゃんは30才の女の子です。




自閉症で知的障害があります。




明るくて笑顔がかわいい女の子です。



毎日が猛暑日の今年。




今まで猛暑日とは縁遠い夏を過ごしていたから、




慣れない体温越えの毎日は、




大変なんだけど、




猛暑日だといいことも見つけました。




毎朝、出勤するとエアコンがついていること。




真夏日くらいじゃ、エアコンをつけない修行をしている人たちが多い職場で、職場に着いて1分で汗だくだったけど、



さすがに鈍感な彼らも暑さを感じるようになり、




朝からエアコンがついている生活ができるようになりました。




仕事をしていると、エアコンつけてても暑いので、




普通に仕事をして、家に帰ってくるだけで、





(今日も頑張った!私ってえらい!)




と自己肯定感が爆上がりします。




そしてそんな猛暑日のある日。




床に這いつくばって仕事をしていたら、




襟足から汗が流れているのに気付きました。




(あれ?)と思い、襟足に手を入れてみると、




手が汗でぐっしょりになりました。




そして何気なくその手を鼻に近づけると、




なんと、2日間髪の毛を洗わなかった時の、地肌のにおいがしたのです。




(昨日洗ったのに~!)とすごく驚きました。




これじゃあみんなに臭いと思われてしまうので、




私はいざという時のために、職場に置いてあった男性用の制汗スプレーを吹きかけました。




「ブシュー!!」とすごい音がしたので、




みんなびっくりして、




「しずくまさん、何をしてるの?」




と言われてしまい、




「スプレーかけてるだけだよ、でもかけすぎで髪の毛がびしょびしょだよ、あはは!」




と苦笑いをしました。




私が仕事を休んでいるころ、




「風呂キャンセル界隈」という言葉が出てきたんだけど、




私もメンタルが落ちたときなんかは、




お風呂に入るのは、イベントのようにしんどいことがあります。




世の中に同じ思いをしている人がたくさんいることや、



きれいなモデルさんまでテレビで、




「お風呂に入らない」発言をしていたりして、




勇気をもらいました。




でもこの猛暑では、お風呂に入らない、髪の毛洗わない選択肢はもはやなくて、




毎日お風呂も洗髪もしています。




当たり前だけど、




「毎日、髪の毛洗ってえらい!」




と自分をほめています。




実は私にとって今の季節の入浴は苦行です。




更年期で火照りがあるので、




入浴後は2時間は汗が止まりません。




だからせっかく髪の毛を洗っても、すぐに汗だくなのです。




お風呂には、バブのクールを入れたり、ハッカ油を入れたり、




お風呂の温度はギリギリまで低くして37度にしています。




それでも暑いのです。




だから仕事をして、お風呂に入って、髪の毛を洗うだけで、




自己肯定感が上がる毎日。




猛暑のせいでそうなったのだけど、




本当は猛暑でなくても、




日々頑張って生きているから、




みんな自分をほめていいのだと思います。




風呂キャンセル界隈の人は、汚いと思われるかもしれないけど、




疲れているときや、少しめんどくさいときには、




自分を甘やかすのも、有りかなと思います。




一生入らないわけではないし、




今はそれなりのグッズも揃っているし、




それらを駆使して、自分なりの快適を見つけるのがいいかなと思います。



私の猛暑対策グッズの一部です。
ベビーパウダーは職場にもつけていくから、


いつも首が白い私としいちゃん。



着ていく服にはシャツクール。



髪の毛を洗っても、朝は汗だくになるから、ドライシャンプーが気持ちいいです。



襟足は重点的に!