しいちゃん、積極的なコミュニケーション! | 明るい自閉症しいちゃんと私のときめき生活

明るい自閉症しいちゃんと私のときめき生活

重度の自閉症しいちゃんだけど、とても明るい女の子です。
私もしいちゃんにたくさんパワーもらってます。
子育てにちょっと疲れてしまった方にぜひ読んでいただきたいです。

しいちゃんは30才の女の子です。




自閉症で知的障害があります。




明るくて笑顔がかわいい女の子です。





しいちゃんは、毎日施設に通っています。



朝7時45分くらいから、私の仕事が終わる夕方まで施設で過ごしています。




私が仕事を終えて、夕方迎えに行くと、しいちゃんは職員さんと一緒に元気よく、施設から出てきます。




私は「お世話になりました、ありがとうございました」と挨拶をします。




職員さんは、「今日も落ち着いていましたよ」とか簡単にしいちゃんの様子をお話してくれて、




しいちゃんを車に乗せてくれます。




しいちゃんは、「さようなら、バイバイ!」と言って、車のドアを閉めます。




私は「明日もよろしくお願いします、失礼します」とお辞儀をしてから、車に乗ります。




いつもこんな感じで施設を出て、家に向かうのですが、




最近のしいちゃんは少し違うのです。




しいちゃんは、施設の中に入っていく職員さんに向かって、もう一度「バイバイ、バイバイ」と繰り返して手を振っているのです。





職員さんが振り返ってもう一度「バイバイ」をしてくれるのを待っているのです。




しいちゃんの施設には、夕方3人くらい女性の職員さんがいます。




そのうちの一番若い、しいちゃんと同じくらいの年齢の職員さんが、




いつも大きい笑顔と、大きなバイバイをしてくれて、




しいちゃんが「バイバイ」と返事をすると、




「かわいいなあ、バイバイ!」と元気にバイバイをしてくれます。




この職員さんは比較的最近入ってきた職員さんなんだけど、若いせいか、リアクションが大きくて、元気があります。




この職員さんの大きなバイバイが、しいちゃんに良い刺激になったようで、




しいちゃんは、自分からいろんな職員さんやお友達に「バイバイ」を言うようになりました。





私の車が動いて、施設が見えなくなるまで「バイバイ」をして手を振っています。




私はしいちゃんが自分から「バイバイ」を積極的にするようになって、とてもうれしいです。




今は「バイバイ」だけだけど、短い言葉でもいいから、自分から人に話しかけられるようになるといいなと思います。




しいちゃんは本当はいろんな言葉を知っているから、




いつかそんな日が来るといいなと思います。




きっといつか来るかなと思います。