しいちゃん、優しく抱きしめる。 | 明るい自閉症しいちゃんと私のときめき生活

明るい自閉症しいちゃんと私のときめき生活

重度の自閉症しいちゃんだけど、とても明るい女の子です。
私もしいちゃんにたくさんパワーもらってます。
子育てにちょっと疲れてしまった方にぜひ読んでいただきたいです。

しいちゃんは30才の女の子です。




自閉症で知的障害があります。




明るくて笑顔がかわいい女の子です。





私は寝る前にしいちゃんにお腹のベルトを締めます。



お腹のベルトというのは、ウエストポーチのことで、中にはしいちゃんのスマホが入っています。




そのスマホをしいちゃんは使うことはなくて、GPSとして使っています。




しいちゃんの徘徊対策です。




それをつけ終わると、私は電気を消して、




しいちゃんの隣で寝ます。しいちゃんを抱きしめて寝ます。




最近、夜中に胃酸が上がってくるせいで、




咳が止まらないことがあります。




結構大きい咳が出るので、しいちゃんは眠っているようで、気づいています。




しいちゃんはそんなときに、私に布団をかけ直してくれます。




しいちゃんは優しいのです。




そしてそれでも咳が止まらないときは、




しいちゃんは寝ている姿勢を変えて、私の方を向いて、私を抱きしめてくれます。




しいちゃんは本当に優しいと思います。




しいちゃんは、「大丈夫?」とは言えないんだけど、




自分が私にできることや、




(心配しているんだよ)という気持ちを、私を抱きしめるということで示してくれているのだと思います。




私はしいちゃんに、




(ありがとう)という気持ちでいっぱいになります。



そしていつの間にか眠ってしまいます。