自閉症で知的障害があります。
明るくて笑顔がかわいい女の子です。
今日は父の一周忌の法要の日でした。
父が亡くなって1年になりました。
父が亡くなって、はじめは気を張っていて、
悲しみを感じることよりも、
やりきったという気持ちが強かったけど、
悲しみはじわりじわりと押し寄せて、
胸がジーンとすることがありました。
明るくて、人を笑わせることが大好きだった父を、
私がいつも相談しているメールカウンセラーゆみさんは、
「そういう人のことを人格者って言うんだよ」
「えらそうなことをいう人が人格者ではないんだよ」
と言ってくれました。
私は父のことを誇りに思うようになりました。
今でも私やしいちゃんのことを呼ぶ大きな声が聞こえることもあります。
車の運転をしているときに、守ってくれている感覚を覚えることもありました。
父が私としいちゃんのことを守ってくれているんだと思いました。
この1年は、父が亡くなったこと以外にも、
つらく悲しい出来事が重なった1年だったけど、
ゆみさんが、
「いつでもお父さんはそばにいて、見守ってくれているんだよ」
と言ってくれて、
父の存在や、友だちや支えてくれている人の存在で、
私は生きていくことができました。
感謝の1年だったなあと思い返します。
お寺の住職さんが、
「悲しい気持ちはいつかなくなりますよ」
「みなさんが明るい気持ちでいることをお父様も願っていると思いますよ」
と言ってくれました。
父が亡くなって1年になり、
私はまた新たな一歩を踏み出せたらいいなと思います。
どんなときも明るさを失わなかった父の娘として、
しいちゃんと一緒に、
人生の明るい方を見て生きていきたいと思いました。