自閉症で知的障害があります。
明るくて笑顔がかわいい女の子です。
三連休は初日から頭が重くて、
鎮痛剤や胃薬のお世話になっていました。
台風が近づいていて、私はお天気病みがあるのです。
するとしいちゃんまで日曜日の午後からご機嫌が悪くなり、
「わ~ん、わ~ん」と泣きました。
私は「しいちゃん、大丈夫?泣かないでよ~」
と言って、しいちゃんの身体をさすりながら、
しいちゃんの隣で添い寝をしました。
最近は新聞にも「気象病」という言葉が載るくらい、
天候の影響で体調が悪くなる人が多いことがわかってきていて、
気象病という言葉があると、
辛いのは私だけではないんだと、
少しだけ気持ちが安らぐような気がします。
でもしいちゃんはそんなことはわからないから、
私より大変だと思います。
しいちゃんは、中学生のときに初めて徘徊したのも台風の日でした。
幼い頃、外は嵐なのに、テンションが高くなり、
外に出たいと困らせたこともありました。
嵐の中でもドライブに出かけたことを思い出します。
そんなしいちゃんも今は、
「台風!大雨!」「台風!こわい!」と言うようになり、
おりこうになってきたなと思います。
私と同じ薬を飲んで、
しいちゃんは泣き止んで眠りました。
そして今日は元気よく施設に行くことができました。