病院から帰ってきて…
息子②に壱の状態を説明しました。
「わかった。一緒に写真撮るわ
」
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
と言って撮った写真。
ベットにあたって
目がつぶってるだけやけど
ウィンクしるみたいに撮れた。
お口は笑ってるしね![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
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息子②は笑顔です![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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残された貴重な時間。
笑ってすごさないとね。
じーっと見てくれたり![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
歩くのもままらない状態。
朝より弱ってる。
それでもなんとかして歩こうとするので
ベットから段差のないマットへ移動。
立つことができない時は
ずりばいしたりして動いていました。
生きようとしている壱でしたが
10月15日から水もご飯も食べていません。
すっかりやせ細っています。
筋力も落ちています。
そんな壱を見て
「もう頑張らなくていいよ」
やっと言えました。
壱が退院してから
息子②も一緒にリビングで寝ていました。
壱母は一年間以上
壱と一緒にリビングで寝てました。
息子①が1時過ぎにバイトから帰って来て
壱に声をかけたら顔を見ていました。
その後も、もぞもぞ動いたり
ずりばいで移動している壱を見て
息子①は
「壱すごいな。元気やん。」
と、壱を誉めてナデナデしてました。
4時頃、視線を感じて目が覚めたら
壱と目が合いました。
寝ずに壱母をジーっと見ているようでした。
低体温になっているので
暖房をかけて温かくしているのに
マットから石の上へ移動していました。
触ったら温かかったので
そのままにしてナデナデして寝ました。
6:30臭いで目が覚めました。
寝ている状態で泥状の便をしていました。
腹膜炎の入院後
一度も排便をしていませんでした。
貯まっていたものが全て出たようでした。
…いよいよかもしれない。
腸壁が破れたらダメなので
そ~っと壱についている便と
石の上の便をふき取りました。
安易に抱っこ出来ないので
きれいにするのに30分ほどかかりました。
やっときれいになったので
マットへ動かそうと抱き上げました。
息子②にマットの上の
トイレシーツを変えてもらっていると
首がぐったりして
発作のような呼吸をしたので
急いで父ちゃんと息子①を
呼びに行ってもらいました。
壱をマットに置いたら
大きく二回呼吸をして…
三回目の呼吸はありませんでした。
その時みんなが揃いました。
「多分、今旅立ったんだと思う」
そう言うのが精一杯でした。
みんなで心臓が止まっていることを確認しました。
この時、家族全員時計を見ることを忘れてました。
8月23日に下痢をして
内視鏡検査をしてから始まった
入退院を繰り返しての闘病生活。
ちょうど二か月後の
10月22日7時過ぎ
即位の礼の日
壱は永眠しました。
4歳9ヶ月でした。
つづく