幹細胞移植 | さん♪にぃ♪壱!

さん♪にぃ♪壱!

富士野荘出身。
2014年12月30日生まれ♂
「壱」の成長記録です。
ぼちぼち更新していきます。

幹細胞移植をすることに決めた備忘録です。

長いですのでスルーして下さい🙇


今回の壱の急変な体調の下降を心配して
ご連絡をいただいた中に

「再生医療の幹細胞移植を検討してみては?」

とのご意見がありました。

皆さん、よくご存知ですごいなぁと思いました。
(その説は皆様ありがとうございました)


幹細胞移植とは、幹細胞を体外で培養して体に戻すことで、失われた臓器やケガの再生を行うことができる治療法です。

幹細胞療法では、骨髄液に含まれる「骨髄幹細胞」や、皮下脂肪に含まれる「脂肪幹細胞」を利用します。

壱がお世話になっている病院は、再生医療を実施されている病院で

壱の主治医が再生医療担当です。
 

以前、再生医療について相談したことがありました。

その時の壱の状態は、ステロイドを最低レベルで順調に管理できていたので

効かない可能性もあるのでしないことで話が終わりました。


その時、幹細胞移植するのは治療がなくなった時の最終手段との印象を受けましたが

今回壱が病状が急変したことで、出来るときにすることも効果的だと思い先生に相談しました。


費用は決して安くないし
必ず効果があるわけではないので
病院側からはIBDの子に幹細胞移植を勧めていないようで
もしするとなると壱が初めてになるとのことでした。


「8割効果あるとの結果もあるらしい。
壱はまだ4歳。
まだまだ一緒にいたい。
元気になる可能性が少しでもあるなら挑戦したい。」

壱家の思いを伝えて、先生も色々と調べてくださいました。


壱が幹細胞移植をする場合は、「脂肪幹細胞」を利用します。

脂肪をとるときは局所麻酔(全身麻酔の場合もあります)を行い、パチンコ玉程度の大きさをとります。

自分の脂肪細胞を取って培養し、点滴で体内に戻すので拒否反応はありません。

しかし、今の壱は自分の脂肪細胞をとれる状態ではありません。

麻酔に耐えれる状態ではない
痩せて皮下脂肪がない
ステロイドを服用しているので、脂肪を取った場所の傷が治りにくいので感染症をおこすリスクがある

壱自身の細胞での幹細胞移植は諦めて
他家(他の犬)からの幹細胞移植をすることになりました。


幹細胞移植のIBDへの効果は現在症例を集めている状態。

IBDに効果があるとの発表はあるが、まだまだ椎間板ヘルニアへの効果に比べて症例が少ない。

IBDに効果がなかった場合でも、何かしら他の効果があったとの発表がある。

今の壱は貧血もひどいので貧血に効果があるかもしれないし

何かしらの体質改善にはなるはず。


幹細胞移植をすることで病状が悪化する可能性は極めて低い。

他家からの移植なのでアレルギー反応が気になりますが、これも極めて低いとのこと。

 
費用面も伺い家族会議をして幹細胞移植に挑戦することに決めました。


再生医療の実績が多い病院の方が、細胞の培養にもたけており
他家の細胞を冷凍保存しているのですぐに幹細胞移植できる。

費用も多分安そう。

他の病院で幹細胞移植をすることも考えました。

でも、壱の病院の原因は「ストレス」と言われているので
慣れた病院でしていただく方が壱にとってストレスも少ないので
その方が効果があると判断しました。

しかし問題発生。

細胞を培養するキットに不具合が出ていて
培養能力が低いとのこと。

新しいキットの方が培養能力は高いが、提供は今月末以降になるとの事。

どうするか?
悩んでいました。

今は体調が安定しているので
出来れば培養能力の高い方でしたいと思っていたのですが…


10月9日(水)
腹膜炎で入院。

前日、病院へ行って注射で薬投与したし

「ご飯ちょうだい」
ってアウアウおしゃべりいっぱいして。
父ちゃんの足にちょかいだして。

体調崩してから一番元気で
体調崩す前の元気な壱やったのに。


それが…

朝起きたら、う◯こしてて
(問題ないう◯こ)
最近、夜中にする事ないのに。

朝ご飯も食べない。
お水も飲まない。
呼吸も荒い。

こりゃヤバいと思って朝イチで病院へ。
腹水が採取出来るくらいたまってたので
検査した結果まさかの腹膜炎。

ステロイドを服用してるので
開腹手術はさけて点滴&アルブミン製剤入れることに。

こんな状態に急変したので
新しいキットを待たず幹細胞移植の準備に入る事にしました。

うまくいけば、今月末までには
1回目の幹細胞移植が出来る予定。

それまで壱がんばって!!
腹膜炎に負けるな!