何度も繰り返しますが、私はADHD(注意欠如・多動性障害)とASD(自閉症スペクトラム障害)の発達障害・二次障害で双極性障害を持っています。

 落ち着きがない・思考、行動がすぐに反れる・注意散漫・じっとしていられない(何かに駆られる感じがする)・人間関係の構築が苦手・対人関係に甲乙をつける(敵か味方かはっきりさせないと気が済まない)・・・毎日24時間こんな事を背負いながら生きています。

 正直息苦しいですし生き辛さを感じています。でもそんなに苦しくても払しょくはできません。

 発達障害が社会問題になりだしたのはここ数年の話です。それまでは「変わった人」「融通が利かない人」などとある種侮蔑の目で見られてきました。

 最近になってようやく社会に認知され始め、発達障害に対する周知や教育が為されるようになりました。

 そこで本題です。

 職場の管理者は付き合いも長いこともあってか、ある程度精神疾患や発達障害の教育を受けているのでそれなりに配慮をしてくれますが、一般社員はそんな教育を受ける機会はなく、本人なりに理解を示してくれる人と蔑視する(怪訝に扱う人)とはっきり二分します。

 その蔑視する人の冷たい視線が辛くて仕方ありません。

 何も管理者のように同じ教育を受けてほしいとは思っていませんし考えてもいません。ただ同じ人間・社員として付き合ってほしい、それだけなのです。

 「壁を作っているのはお前だ」と思われるかもしれません。しかし私にはそんな意図は一切ありません。ただ自発的に人と交流を始めるのが不得意なだけです。

 お願いです。侮蔑や蔑視の眼差しを向けず、厚かましいかもしれませんが一声掛けてください。それだけで壁は消えて無くなります。良好な人間関係を築ける第一歩だと思います。

 日本語訳すれば「注意欠如・多動性障害」。

 何かの作業をやっている時に横やりを入れられると、そちらの方に気が取られ先に手を付けていた作業がキレイサッパリ頭の中から抜け落ちてしまいます。

 そして落ち着きもなく、まるで檻の中の熊のようにウロウロしたり、何かをしていないと落ち着かない故に無作為かつ意味のない行動を取ってしまいます。

 それが無意識の内に作動しまうのがADHDと言う発達障害です。

 今日こんな事がありました。

 私は大阪近郊の駅に勤めています。改札業務で遺失物(客の落とし物)の落とし主が現れ、端末で落とし主の個人情報を入力していました。

 引き渡し自体は落とし主に必要事項に名前を書いてもらうだけなので、そんなに切羽詰まった取引ではないのですが、ここでADHDの作用が働きます。

 急かされていないのにも関わらず気が動転し、意味のない切迫感を感じパッパと端末に入力してしまう、イコール入力項目に失念が発生してしまいました。

 結局端末に入力した情報を修正しなければならず二度手間の憂き目に遭いました。

 注意しながらやってもどこかに落とし穴がある・・・このままでは仕事上の信頼を得ることは大変難しいです。

 悪気があろうがなかろうが、結果他の駅員に手間を取らせてしまった事に負い目を感じました。

 駅員には車椅子の旅客を列車に乗車(降車)するために、ホームと列車の間にスロープを渡す作業があります。旅客が指定した列車の到着5~7分前にアラームを鳴動させるようにタイマーをセットし、降車駅にもスロープの用意をしてもらう旨の連絡を行い、アラームが鳴動するとホームへ行き到着した列車にスロープを渡して乗降してもらうのですが、このアラームさえも途中で横やり(別作業を頼まれる等)が入ると、車椅子介助の案件が頭からスッポリ抜け落ち、結果介助失念という最悪の結果を招いてしまいます。

 極論から申し上げると、ADHDを持った人間は複数の作業を同時に行うのは至難の業です。無理と言っても過言ではありません。

 ただここで知って欲しいのは「悪気があってやっている訳ではない」と言う事です。同時進行で作業を進めようとすると、どこかで意識が欠落し失敗を犯し、結果仕事に対する自信がなくなってしまうと言うスパイラルに陥ってしまうのです。

 ADHDを持った人間には一つの作業に没頭させるのが最善の策だと思います。

 私は精神障がい者手帳2級を持っています。

 当初は(申請したときは)3級でしたが、事後悪化と診断され2級にランクアップされました(嬉しくはありませんが)。

 当初は双極性障害で申請しましたが、昨年から発達障害であるASD(自閉スペクトラム症障害)とADHD(注意欠如・多動性障害)も加わりました。

 職場に対して早期の段階からカミングアウトしていますが、それによって障がいを「理解してくれる人」と「理解してくれない人」と人間関係がはっきりと二分されました。

 自分から話しかけることが苦手な私は、職場でも誰かに話しかけられない限り悶々と黙り込んでいることが多く、仕事に必要な最低限の言葉を交わすことしかありません。

 無論(一応)社会人ですから挨拶程度は交わしますが、極論を言えばある人に「おはようございます」と声を掛けた次の言葉が退社時の「お先です」と言った事も度々です。

 それ故に「こいつは何を考えているのか分からない」と思わる節があり、それが人間関係の希薄さや疎遠・嫌悪感に拍車を駆けています。

 相手から何らかのアプローチがあれば言葉のキャッチボールはできますが、無下に異端視扱いをされると自己防御反応が働き「こいつは私を嫌っている。私はあなたに何も危害を加えていないのに」と心理が働き、結果自己嫌悪に陥ってしまいます。

 人間社会は常に他人とのコミュニケーションを要求される場であり、そこに発達障害が絡んでくると正直生き辛さを感じてしまうのは確かです。

 幸い上司は障がいを理解して頂いている様で積極的に話しかけてくれますが、同僚に至っては「話せる人」と「話せない人」がハッキリ分かれています。

 多分に「障がい者の心理に付き合っている程お人好しではない」等の、当事者からしては残念な考えを持っている人もいるのは事実です。

 少しだけでも障がい者の声に耳を傾けて頂けるよう願って止みません。