「勉強しなさい!」
机に向かうよう仕向けるだけで、
お子さんは動いてくれていますか?
あなたの声掛けに反発して、
遊び始めることはありませんか?
あなたがお子さんを気遣っているつもりでも、
お子さんの心に少しでも響かなければ、無意味です。
もしかすると、あなたの声掛けは、
お子さんにとっては、対立するイメージを
与えているだけかもしれません。
では、どんな声掛けが効果的なのでしょうか。
今回は、
『子どもの心に響く声掛け』
について、考えてみましょう!
「将来、○○になりたい!」
「そのためには、まずは○○高校に合格することだ!」
お子さんにとって、
「同じ将来の方向を見てくれている」
「一緒に歩んでいってくれている」
「相談しやすい」
そんな温かいイメージを与えられるように、意識します。
お子さんの心に響く声掛けとは、
「遊んでばかりいないで、毎日ちょっとでも勉強しなさい!」
などのように、
お子さんの行動を否定するのではなく、
「あんたは将来有望なのに、こんなことも出来ないなんて、
お母さんガッカリだよ。。」
のように、
期待されていたことに対する
失望感を与えることです。
「期待を裏切りたくない!」
「頑張らなきゃ!」
と思わせられるような、
能動的に行動させる動機を与えます。
特に思春期のお子さんにとっては
必要以上の声掛けは
かえってストレスとなり、
モチベーション低下の原因になってしまいます。
ですので、今日からは、
説教のように何度も注意するのは
できるだけ控えてみてください。
「ちゃんとやってるか~い?」
この一言だけで充分です。
お子さんの脳内で、あなたのたったひと言は
しっかり響いています。
「自分は期待されている!」と感じ、
程よい刺激となって
勉強に身に入れてくれるハズです。
木の上に立って見守る
これが、「親」の字の成り立ちですね。
普段は遠くで見守ってあげて、
困っているときにだけ、木から降りて
相談に乗ってあげられる。
お子さんが気軽に相談しやすい、
素敵な親御さんですね。
今日も、ここまでお読み頂き、
ありがとうございます。
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