車を買い替えた。
13年前、長男が6歳、次男が3歳、長女が7ヶ月のときにワゴン車を買った。
そのころは、まだ父も母も孫の顔見たさに毎週末に我が家にやってきていた。
そして孫と一緒に出かけることを口実にワゴン車の購入費を援助してくれた。
夏には母と家族5人とでそのワゴン車にのって海に行った。
次女が生まれ、普通車では家族全員が乗れなくなった。そのワゴン車はみんなが一緒に移動できる車だった。
次男が少年野球を始めた。そのワゴン車はチームメイトを乗せて試合場に行った。
子ども会の古紙回収のときにもそのワゴン車は活躍した。
仕事でもワゴン車は重宝した。
離職中にいろんなところにそのワゴン車と出かけた。
長女も少年野球チームに入り、またチームメイトや道具運びにそのワゴン車は大活躍した。
長男と二人で海に行った事もある。ワゴン車の中で寝たこともあった。
学校から帰ってきて家の鍵が閉まっているとき、子供たちはそのワゴン車の中で時間をつぶした。
そのワゴン車の車検がやってきた。
車検を通すにも大金がかかる。廃車にしてしまっては不便になる。
登録13年目の車に出る補助金を当てにして、買い替えることを決断した。
小さな車に。5人しか乗れない車に。家族全員乗れない車に。
家族のみんなへ
頑張ってまたみんなが一緒に乗れる車を買えるようになります。
ごめんね。新しく来る小さな車も好きになってください。
そしてみんなを13年間いろんなところへ運んでくれたワゴン車へ
「事故もなく、家族を運んでくれてありがとう。」