前編です。




その日は突然にやって来ました。



ワタクシメが寝てばかりいるので
遠出de気晴らしドライブしてバイキングを
食べに行こうと夫。



ランチバイキングを食べるために
2人とも朝ごはん抜きで出掛けました。



そのビュッフェの場所に
あと少しで到着する直前に
交通事故にあうとか想像すらして
いません。



その距離感では絶対に右折は
出来ないよねというタイミングで
勢い良く対向車が私たち夫婦の車に
突っ込んで来ました。



車はその場で大破
夫は全身打撲でワタクシメは
内臓破裂と背骨圧迫骨折で
お初の救急車でした。



そこでワタクシメは緊急手術まで
お世話になりまして。



お互いの家族を巻き込んでの
3週間とちょっとの入院生活でした。



入院中は息をするのに必死で
気づきませんでしたがあの願い事は
叶いはじめておりまして。



1つ目の願い事は
事故に遭った直後に始まっておりました。



【魂が震えるぐらいの
  一生涯忘れないほどの感動を感じたい】



このゾーンが始まったのは
緊急手術後の2日目ぐらいだったと
思われる集中治療室にいた時です。



実習生の若い看護師さんが
頭を洗わせて下さいと来ました。



ワタクシメは文字通り
死にかけのボロボロでベッドに
転がっている様な状態でしたので
小さくハイと返事をするのがやっと。



若い看護師さんが少しだけ
ぎこちない手つきでワタクシメの頭を
一生懸命にゆっくりと洗ってくれました。



全身激痛まみれだったワタクシメの
頭に温かいお湯と看護師さんの手が
触れた瞬間。



全身の痛みがものすごい勢いで
和らいでいき気持ちが良いというのを
軽く超越した極上の体感がワタクシメを
包みました。



美容室で頭を洗って貰うのが
好きな方いらっしゃいますでしょう✨
ワタクシメも大好きです。



個人的体感ですがあの気持ち良さの
千倍だと思っていただければわかって
いただけますでしょうか?



とにもかくにも気持ち良すぎて
ワタクシメは天国で優しい天使の
看護師さんにに身を任せた状態で
したので死んだ様にその瞬間を黙って
味わいました。



天使の看護師さんは
洗い終わった後に一言も喋らない
ワタクシメに少し不安げにありがとう
ございましたと頭を下げました。



ワタクシメはここで頑張って
看護師さんに話しかけなかったら
一生後悔すると思って声を振り絞ります。



とってもとっても気持ちが良かったです。
ありがとうございます。



と何とかゆっくり喋ることが
出来ました。



その瞬間に不安げな表情だった
看護師さんの顔がパァッと笑顔になり
良かったですと頭を下げてかえって
行きました。



あぁ、言って良かったなと
思った瞬間にそれは起きました。



心臓辺りから
嬉しさとか喜びとか幸せとか
何かがいっぱいにブワァと噴き出して
全身がポカポカとしてきました。



その瞬間から全てのことに
イチイチ感動しながら嗚咽して
ありがとうを繰り返し繰り返し
言い続ける感激ゾーンへと突入しました。



文字通り
【魂が震えるぐらいの
  一生涯忘れないほどの感動を感じたい】
  が叶った瞬間でした。



この激しめの感謝感激ゾーンは
この後軽く2~3年ぐらいは続きます。




  同時にもう1つの願い
【しばらく何にもしたくないから
  景色のキレイなホテルのベッドの上で
  何にも考えないで1人で寝ていたい】
  も叶っていました。



ホテル(病室)の部屋は6階で
特別室の個室の大きな窓からは
キレイな山々の景色を独り占めでした。



一般の小さな個室が満室で
大きな特別室しか空いておらず
小さな個室に近い料金で使わせて
いただけたのです。



景色のキレイな部屋の
ベッドの上でとりあえず子作りに
ついても考えないで良いんだと思ったら
ホッとしてゆっくりと3週間以上も
寝ている事が出来ました。



入院している最中は願い事が
叶ってたなんてもちろん気づきませんが。
(正解にはホテルじゃないですし)



  そして3つ目の
【引っ越しが出来るだけの金額で
  いいからその費用が今すぐ欲しい】
  なんですが。



事故から2~3ヶ月たった頃
だったと思います。



事故後にずっと保険やらの手続きを
してくれていた夫から紘ちゃんの口座に
お見舞い金が振り込まれるよと。



お見舞い金なんてのがあるなんて
全く知りませんでした。



まだ腰にコルセットを巻きながら
銀行で通帳を確認いたしましたら。



本当にちょうど引っ越しが出来て
前から欲しかったテーブルが買える金額も
プライスされて振り込まれていました。



人によって見る角度が違うと捉え方も
若干違って来るとは思われます。


紘ちゃんそれ無理やり当てはめたね
もアリ。


事故は自分で引き寄せたよねもアリ。


いやいやそれは自分で決めてきた
シナリオ通りだからもアリ。


それは祟りやカルマですよもアリ。


当時のワタクシメはワガママで
グウタラダメ嫁な自分に当たった
罰だと思っていました。



今のワタクシメの正解は
確かにシナリオ通りかもしれませんが
確実に自分が願ったことが同時に
叶ったのは事実です。
(願い事は偶々3つだっただけです)




オノ・ヨーコさんが語った
例え話があるんですが。



どこで読んだのかすっかり
忘れてしまっている為に若干の
違いはお許し願いたい。



ある夫婦がいました。


神様?(誰だかサッパリ)から
3つの願いを叶えようと言われました。


願い事①
夫婦は大金が欲しいと願いました。


叶ったこと①
すると夫婦の大切な
働き盛りの息子が死んで沢山の
お金(保険金かな)が手に入りました。




願い事②
夫婦は慌ててお金なんかいらない
大切な息子を返してくれと願います。


叶ったこと②
すると息子が墓場からゾンビに
なって帰って来ました。




願い事③
夫婦はさらにビックリして
息子に帰って欲しいと願いました。


叶ったこと③
ゾンビの息子はお墓に帰って行きました。



夫婦の3つの願いは確かに叶いました。


願い事は十分に注意して
願って下さいねという話です。



  中学生の頃大好きだった
「アウターゾーン」という漫画でも
  おんなじ内容の話がありました。



お母さんとペットの猿を
交通事故で亡くしてしまった男の子に
漫画の主人公ミザリィが願い事が叶う
七夕飾りのをプレゼントします。



ミザリィは男の子に
願い事はよーく考えてから
書いてねと強く強く念をおします。



男の子の願いは1つでした。
お母さんとペットの猿が帰って
きますように。と短冊に書いて
結びました。



その夜にお母さんと猿が
ボロボロのゾンビになって帰って来て
男の子を襲います。



間一髪のところでミザリィが
来て助かりましたが願い事はちゃんと
考えてと言ったでしょうと。



まだ七夕には間に合うから
ちゃんと書き直しなさいとミザリィが
男の子に伝えます。



男の子は生きていた頃の
お母さんとペットが帰ってきますように
と書き直しました。



話のラストは無事に
お母さんとペットが元気に帰って来て
ハッピーエンドでした。




ワタクシメも綺麗な高級ホテルで
健康で元気に楽しく快適にゆっくりと
ベッドの上でゴロゴロしたいと願って
いたら違ったのかな?と思いましたが。



母上は言いました。
それだと震える様な感動が欲しいが
無理だったんじゃないのと。



それな!



ワタクシメは最近は全く願い事を
しなくなりました。



今までも全ての願いは叶っていた
ことを思い出したからです。



戦後沢山のご先祖様や
昔の方たちが平和を願って築き上げて
くれたこの日本で暮らせてるのは
きっといつかの私たちが願ったから
なんじゃないかって。



ここまで読んでくださった
皆さまの願い事はなんですか?



絶対に絶対に叶いますので
詳細は細かく丁寧に願って安全に
叶えて下さいませm(__)m



ワタクシメのブログをここまで
読んで下さった素敵なあなたの願いは
もう叶ってしまったも同然です。




最後まで読んでくださり
ありがとうございました花束