今回の作品はこちら。





「平場の月」



良い映画って
圧倒的な余韻の海に浮かべます。



通常の生活の中で
ふと作品の登場人物たちのことを
思い出しながら買い物カートを
押していたり。



お風呂の浴槽を洗いながら
あの時彼女が感じていた想いが
わかった様な気がして急に
涙がこみ上げたり。



そんな映画って数年に1本
出会うか出会わないか。。。



そんな作品に出会えると
全身に流れている血液の感覚を
ジンワリと感じで自分が人間だと
いうことを思い出して嬉しくなる。



この「平場の月」も
そんな作品の1つになりました。



堺雅人演じる青砥と
井川遥演じる須藤。



中学校の同級生だった2人が
それぞれに人生を生きてきて
中年期に偶然に再会するところから
この物語が動き出す。



この作品の主人公の2人は
何か大きなことを成し遂げたとか
驚く様な数奇な運命を歩んで来たという
わけでもなく。



普通の人に見えたって
それぞれに色々なことを乗り越えて生きて
来たことは言うまでもないのだけれど。




普通の人が好きだった同級生に
会ってまたお互いに恋をするという話が
なんでこんなにも心にきたのか。



原作が良かったのか
脚本演出が良かったのか
はたまた監督が良かったのか。



たぶん全部が良かったのは
間違いがないのだけれど。



わざとらしい演出やセリフがなく
堺さんと井川さんが普通の人でしか
なかったのが個人的には1番
良かったのだと思った。



奇抜な人物やものすごい悪役
奇想天外な役よりもいわゆる一般人と
されるごく普通に生きている人を
演じる方が難しいんじゃないかと
一般人の自分は感じる。




院内の売店の店員の井川さんが
本当に売店の店員でしかなくて
唸りました。


よく見ると井川さんの
美しさはそのままなのに。


役者って本当に本当に
スゴいなって思います。



自分は映画が好きなので
原作の小説が有名でも映画を
観てしまうし
読んだ長編小説は数冊
しかありません。



でも小説を読んだ時の
脳内で作り上がった登場人物たちの
濃厚さも知っているので。



この作品の小説が大好きで
映画も観たことある人に聞いてみたい。



あなたの脳内の青砥と須藤は
映画の2人とはたしてリンクしていたのか
小説の中の濃さは映画にもちゃんと
描かれていたのかと。



偶然にもこのブログを
読んで下さっていたら御一報
願いたいです。



だって
映画が良かったからといって
後から小説を読んでも脳内で自分だけの
青砥と須藤を作り上げることは
もう不可能なんですから。



この映画について
ちょっとだけ📱のAIとお喋り
してみたら。



映画では結末がラストに
来ていましたが
原作ではなんと結末が最初に
来ているというではないですか!



これだと感じ方が全く違って
来るじゃんかと身悶えしました。



原作が最高だという
良い映画に出会えると
普段エッセイしか読まない自分を
少しだけ残念に思う。



この作品に出会って
やっぱり人は今にしか生きられない
のだなと切なくなりました。



それでも人は
過去に遡って苦しくなってみたり
未来を思い煩って不安になったり
するのだけれど。



40代も後半に差し掛かり
大切な人は少ない方が良いなと
思うようになっていましたが。



この作品に出会えてからは
大切な人たちとだけ人生を共に
生きてゆきたいなと思うように
なりました。



個人的には1人でゆっくりと
味わって欲しい作品です。


で、何となくなんですけど
昼間よりも夜に観て欲しいかな
なんて紘的に感じました。




お時間ございましたら是非とも❇️





かき氷はみぞれが
1番好きなんですけど
みぞれがない時は抹茶を選びがち。


今流行りの変わり種とか
全く興味ありませんで
昔からあるレモンや無果汁メロンとか
オーソドックスな味が好きです。





最後まで読んで下さり
ありがとうございました🌈