今回のブログは夏の風物詩
怖い話がちょっとだけ含まれています。

(怖い話が好きな人には全く
                                 怖くはないですけど)


アチラの話や怖い話が苦手な人は
ここでストップをお願いします信号機







最近になってわかってきた
ことがあります。




今までずっとずっと安心して
生きてこなかったことに。




いつまで安心していたのか
いつから安心出来なくなったのかも
全くわからず。




不安の対象がある時は
まだいいのですが。



不安の対象が見つからない時って
本当に恐ろしい。




例えるなら。。。

本当はお腹が空いてないのに
何かが寂しくて食べることを
とめられないあの感覚。




もう食べたくないのに
コントロール出来ないあの恐怖。




子供の頃の対象がわからない
不安感って得体のしれないモンスターに
似ている気がします。




このよく分からない不安を
1番身近な大人に相談しようにも。




父上は会話が全く成立しない人で
母上は聞いてはくれますが答えは
いつも一緒。



「早く寝ないからだよ」



どんな時もこの一言だけでした。




いやいや、何かが不安で
中々寝られないんですけどね。




とにもかくにもこの不安感は
何なのか相談出来る人が一人も
いませんでした。




この不安感を感じていたのは
実は私だけではなくて妹のダイアナも
おんなじでした。




あの日も夜中まで寝つけずに
ベッドでマンガを読んで気持ちを
落ち着かせていました。




ウトウトしだして眠れるかもと
思った瞬間に部屋のドアが突然に開きます。




突然に開いたドアの向こうには
妹のダイアナがものすごい形相で
立っていまして。




  目を見開いて震えながら
「怖いっ‼️」と一言だけ叫びました。




  突然に開いたドアの音と
  この世のモノではない何かを
  見てしまったかの様なひきつった顔で
「怖い」とだけ叫ぶダイアナ。




眠気は一気に吹き飛び
パニックになりながも何があったのかを
ダイアナに必死に聞きました。




  しかしながらダイアナは
「怖い」の一言しか言わず。




私は何度も何度も何が怖いのか?
何があったのか?一生懸命に聞きました。




数分もたってはいなかったと
思います。




さっきまでひきつった顔を
していたダイアナがすぅーと
無表情になります。




そして無表情のままに
無言ですぅーとドアを閉めて
部屋に戻って行きました。




えっ👀⁉️とベッドの上で
突然の出来事にしばらく固まって
いましたが。




無表情で静かに自分の部屋に
戻ったダイアナが気になります。




震えながらダイアナの部屋に行くと。




まるで何事もなかったかの様に
部屋のベッドで静かに横になって
寝ているダイアナ。



「大丈夫?」と恐る恐る聞いてみると。



さっきとは打って代わり
穏やかな顔で「大丈夫、大丈夫」と
だけ呟いてすぐに寝息をたてました。




部屋に戻った私はその日
不安と恐怖でいっぱいになり
朝まで一睡も出来ませんでした。




よく寝ぼける子ではありましたが
あんなにびっくりしたのは後にも先にも
この体験だけです。




翌朝、ダイアナに聞いてみても
私の部屋に来たことは覚えていても
理由まではわからない様子でした。




ダイアナは昔から変わった子で
小学生の頃はいつも見えない誰かと
お喋りしたりしていました。




現実のお友達は一人もいなくて
いつも架空のお友達と遊んでいました。




トイレの中で1人ぶつぶつと
喋っているダイアナ。




歌っているのか、独り言なのかと
耳を澄ませて聞いてみると。。。



「違うよ。そうじゃないよ。」と
  完全に誰かさんとお喋りしていました。




オカシイんじゃないかな?と
母上に言うと。。。




「ほっといてあげてね」と一言。




母上は私には鬼ババアの様に怒るクセに
ダイアナにはどこか気を使っている様子で
あまり怒ることはなかったと思います。




大人になったダイアナに
改めて聞いてみると。。。




トイレでお喋りしていたのは
ガチャピンとムックで、お友達は
妄想で作って遊んでいたとのこと。




別に何かが見えていたワケでは
ないと言ってはいましたが。。。




いつも学校の帰り道にどぶの溝に
裸の小さな子供が一人で遊んでいて
心配なんだけど。と言ってきた時が
ありました。



じゃあ、一緒に見てみようと
帰り道2人でそのどぶの溝に行きますが
裸の子供はいません。




見る時はいつもダイアナが
一人でいる時だったらしいです。




当時はダイアナが「何か」を
見ていると思いもせずに
変なことをいう妹だなくらいにしか
思っていませんでした。




ダイアナ本人はいつも寝ぼけて
いただけだよとか言っていますが。




家の庭で一緒に遊んでいる時に
突然ダイアナが体を硬直させて
止まる時がありました。



どうしたのか聞くと
あの木の茂みから知らないおばさんが
こっちを睨んでいるとか言う。



愛犬のチコまでソチラに
向かって吠えてる。



私は目を凝らして見ても
ただの茂みしか見えず。



「もう見えなくなった」と
  小さく呟くダイアナに。



 
 超ビビりの私は怖くて怖くて
「もう、そういうのやめて。。。」と
 小さく呟くのが精一杯でした。




ある日なんかは、2階から妹が慌てて
下に降りてきてひきつった顔で言いました。



「紘ちゃんの部屋に長いコートを
   着た男の人がいた」



それから半年ぐらいは
電気を消して眠れなくなりましたね(笑)




もっと色々なエピソードが
あるのですが長くなるのでこの辺で。




色々なことを知っていくにつれて
得体の知れない不安感は少しずつは
減ってはきましたが。




大人になるにつれてダイアナは
誰かさんとお喋りはしなくなりました。





ちなみにダイアナは現在
群馬でチャネラーをしておりまして。



こちらは可愛い妹ダイアナの
ブログでございます。




初めは自分の不安感についての
ブログを書いていたんですが。




いつしかダイアナの話になって
しまいました。




宣伝しようなんて気持ちは
全くございませんで。




アレレキョロキョロと思いつつも
姉だから宣伝しても良いでしょうと
リブログした次第であります。




昔のダイアナを思い出すと
チャネラーをやっていることが
ごく当たり前のことの様に思います。




プロフィールに子供の頃に
あった事柄を書いたら?とも
思ったこともあるのですが。




よく覚えていないし
見間違いかもしれないのに
そんな事は書けないよ。と
どこまでも真面目なダイアナ。




私の部屋で見知らぬ男性を
見たことは全く覚えていないらしいです。





一生懸命に普通になろうと
頑張ってはいたので一見は普通に
常識人ですが。




姉の私から見ると
どこか宇宙人みたいに風変わりで
生きにくい子供時代を送っていた
様に思います。




普段の生活でも家族や人の
意見を否定せずに寄り添ってくれる
穏やかで優しい性格です。




アラビアータ(怒りん坊)な
気質もあることはここだけの
ヒミツですが(笑)



  
  ダイアナは自分自身の
「生きにくさ」や「コンプレックス」
  などに向き合っていくにつれて。




肩の力を抜いて自分らしく
人生を楽しめる様になってきたようです。




昔の自分のように
得体のしれない不安感や
コンプレックスで「生きにくさ」を
感じている人に寄り添えたら。




そしてその人が元々持っている
自分自身のパワーと素敵さを思い出す
お手伝いが出来たらという気持ちで
今セッションをしていると話していました。




そんなダイアナを見ていると
この為にあんなに苦しい思いを
したんだねとシミジミ感じています。




「アイムソープラウド」と
  恥ずかしげもなく時々LINEを
  送りつけています(笑)




そしてダイアナのセッションを受けに
来てくれた皆様にはとってもとっても
感謝しています。




「ホッとしました」と笑顔に
  なってもらえたよと時々嬉しそうに
  報告が入ると、私も自分のことの様に
  嬉しくなってしまいます。



あっ!
言うまでもございませんが
ここで一応。




私達姉妹は会うとお互いに
お喋りがとまらなかったり
何でも話をする仲ではありますが。




チャネラーにはちゃんと
守秘義務というものがございまして。




セッションに来ていただいた方の
お名前は勿論のことセッション内容等を
こちらから聞いたり、ダイアナが話したり
することは一切ございません。




ですので安心してセッションを
受けに来ていただけたら姉としても
嬉しく思います。









2人でヤクルトで一杯やる写真。



妄想でこんなコメントを
付け足した写真を時々ダイアナに
送りつけています。



ピンクのちっこいのかダイアナです。




  ダイアナという名前は
  もちろん妹の本名ではなく
「赤毛のアン」のダイアナから
  とっています。



少し前のブログの「私のダイアナ」に
その由来があります。




最後まで読んで下さり
ありがとうございましたお月見