7月19日(金)午後1時~
放送予定の『徹子の部屋』はキム・スヒョンくんがゲストだそうです🙀
皆様、観たげてくださいね
SLEEP
スリープ
スリープ
2024年06月28日(金)公開
THEATERS
北海道地区
北海道 サツゲキ 6/28(金)~
北海道 イオンシネマ北見 7/5(金)~
関東地区
東京 シネマート新宿 6/28(金)~
東京 イオンシネマ シアタス調布 ~7/11(木)
東京 イオンシネマ日の出 ~7/11(木)
神奈川 川崎チネチッタ ~7/18(木)
神奈川 イオンシネマ座間 ~7/11(木)
群馬 イオンシネマ太田 ~7/11(木)
中部地区
石川 イオンシネマ金沢 6/28(金)~
愛知 ミッドランドスクエア シネマ ~7/11(木)
愛知 イオンシネマ長久手 ~7/11(木)
愛知 イオンシネマ常滑 ~7/11(木)
三重 イオンシネマ津南 7/5(金)~
三重 イオンシネマ東員 7/5(金)~
近畿地区
京都 アップリンク京都 6/28(金)~
大阪 シネマート心斎橋 ~7/25(木)
大阪 テアトル梅田 6/28(金)~
兵庫 シネ・リーブル神戸 6/28(金)~
中国・四国地区
広島 福山駅前シネマモード 9/6(金)~9/19(木)
九州・沖縄地区
福岡 KBCシネマ ~7/11(木)
福岡 イオンシネマ筑紫野 ~7/11(木)
福岡 イオンシネマ福岡 ~7/18(木)
佐賀 シアター・シエマ 8/23(金)~9/5(木)
熊本 Denkikan 7/19(金)~7/25(木)
大分 シネマ5 7/13(土)~7/19(金)
宮崎 宮崎キネマ館 7/26(金)~8/8(木)
幸せな生活を蝕む “それ” の正体とは 信頼が揺らぐコンフュージョン・スリラー
新鋭ユ・ジェソン監督は『パラサイト 半地下の家族』で世界的称賛を浴びたポン・ジュノの助監督を経て、『スリープ』で念願のデビューを果たし、今後の活躍が最も注目される新人監督の一人として世界に驚きを与えた。「ここ10年で観た中で最もユニークかつ恐ろしい映画。平凡な日常の空間で予測不可能な物語が繰り広げられる、スマートな監督デビュー作。ぜひスクリーンで味わってほしい。」とポン・ジュノが太鼓判を押す本作は、第76回カンヌ国際映画祭批評家週間にも選出された。
ある夜、隣で眠っていた夫ヒョンスが突然起き上がり「誰か入ってきた」と呟く。その言葉をきっかけに始まった、幸せな夫婦生活を蝕む“それ”。毎夜訪れる夫の異常行動に恐怖を覚える妻スジン。しかし、睡眠クリニックの受診を決意した夫婦に、スジンの母は巫女から授かった謎の御札を勧めてくる。夫婦を悩ませる“それ”の正体は、果たしてー。
夜が訪れる恐怖に怯える妻を『82年生まれ、キム・ジヨン』や『トガニ 幼き瞳の告発』でその確かな実力を披露してきたチョン・ユミが演じ、無意識の異常行動をきっかけに、眠ることに恐怖を抱く夫を『パラサイト 半地下の家族』、『最後まで行く』のイ・ソンギュンが務める。
アンニョン(^-^)ノ
いつも、おおきに、ありがとうさんです…
7月になってからようやく3つ目の記事で、もうちょっと更新したいんですがね、ともかく頑張って書いていきます。
ホントに読んでいただけるのがありがたいことです。
6月末から公開された『スリープ』。
イ・ソンギュンさんがお元気だった頃に韓国で公開された生前最後の出演作ということになります。
とにかく私にとっても必ず観る映画でした。
いや~、ホンマに面白かったなあ~
観る前、そこまでどんな映画かわかってなかったんですが観てたらもう、あ~、ホンマに面白い~と至福の1時間半を過ごしました。
ホンマ、いいですね。
こうして、何も知らずに観た映画にバーッて心持ってかれて。
観た映画に心奪われる時の幸せ…好きですね、ええ。
この映画はもう「好き」です。
いいとか悪いとか映画的な評価を超えて、たまらなく私の好きな世界でしたね~。
そういう映画との出会い…ホントに嬉しいです。
ジャンル的にはホラー、スリラーってことになると思いますが、しかしそういったジャンルの前提だけでは絶対に語れない作品じゃないですか。
分類できないような映画で、94分の作品だけど、観てる間も驚かされっぱなしで、どうなるかなんてホンマわからないもの。
そういうおいそれとは予想できない映画、ホントにいいですね。
怖い映画なんですが…笑ってしまう。
笑ってしまうけど、ゾワッとくるんですね。
観てていったい何が正しいのか混乱する。
そして観たあと、しばし考えてしまう。
そういう映画って一番いいんじゃないですか。
ともかく私の好きな映画でした…。
赤ちゃんの出産の近いスジン(チョン・ユミ)と俳優のヒョンス(イ・ソンギュン)の夫婦。
ある夜、夫ヒョンスが寝ぼけてつぶやく。
「誰か入ってきた」
それ以来、ヒョンスの夢遊病に苦しめられていく夫婦 ―― という導入部ですね。
怖い映画ですが怖さ度はどうでしょうか。
ともかく結末に至るまでは、そこまで怖くはないというのが私の考えです。
通常のホラー映画のような直接的な怖さよりも、日常における不可解さにゾワッとくる作品です。
だから怖い映画が苦手な方々も、どんなに怖いんだろうと身構えずに観て大丈夫だと思う。
じゃあしかし ―― 怖くないですとは言えないですね。
えっと…妊娠中の方、赤ちゃん子育て中の方はご注意が必要です。
不安に駆られてどうかなってしまう危険もあるかもしれない。
しかし、そうまで言っても、私はこの映画のネタバレはしないのです~
徹底してるでしょ
でもやっぱり一つ、わんこちゃん好きさんにはいっそうご注意も必要かなあ
ストーリー
出産を控え、幸せな結婚生活を送るヒョンス(イ・ソンギュン)とスジン(チョン・ユミ)。ある夜、隣で眠る夫ヒョンスが突然起き上がり「誰か入ってきた」と呟いた。その呟きに呼応するように家を覆い尽くす不穏な気配…。翌朝、下の階に越してきた住人から「明け方の騒音が1週間も続いて、我慢できない」と相談をされるも全く身に覚えがなかった。少しの違和感を抱きながらも夜を迎えたその日から、眠りにつく度にヒョンスは人が変わってしまったかのように奇行を繰り返す。頬を掻きむしる。生魚を丸呑みする。窓から身を乗り出す。その異常行動は日を追う毎にエスカレートしていく。得体の知れない“それ”に恐怖を感じ、怯えながら夜を過ごす夫婦は睡眠クリニックの受診を決意するが、スジンは母から超自然的な力に頼るべきだと、巫女から手に入れた御札を渡される。果たして “それ”は医学で克服できるものなのか、それともー。
それで、私も観るのがすっかり遅くなりましたし、今回は特に、先に観られたブロともさんの記事をご紹介させていただきたいと思います…
こまさんのレビュー
ラテさんのレビュー
シネマ・ウォッチャーいとっぺさんのレビュー
いや、もう、こちらのレビューをご紹介させていただけたら、私も自分の記事を公開した甲斐がありましたわ~
謙遜とかではなく、私はこちらのお三方のように自分の感想が書けたかどうかと言ったら書けないですからね~ヾ(´▽`;)ゝ
だから観る前に詳しく知りたい方、観たあとでもっと知りたい方は是非、こちらの方々のレビューをお読みください。
オススメです
左から、イ・ソンギュンさん、ユ・ジェソン監督、そしてポン・ジュノさん。
どうもユ・ジェソン監督も大きい人みたいですな。
ユ・ジェソン監督は大学卒業後にポン・ジュノ監督の助監督を経験し、のちに自分で書いた『スリープ』のシナリオを見せたところ、「この脚本で監督デビューしなければならない」とポン・ジュノさんに背中を押されたそうです。
それで『スリープ』を作ったユ・ジェソン監督も凄いが、モノになると的確に予想したポン・ジュノさんも凄い
さすがです。
ユ・ジェソン監督はホラー映画にこだわりはないようですが、日本の映画では上田慎一郎監督の『カメラを止めるな!』(2017年)や黒沢清監督の『CURE』(1997年)が好きだっちゅうことなので、もうとにかく今後の作品が期待どすな~。
柴犬ちゃん大好き女優チョン・ユミさんですが、もう41歳なんですね。
いや、こんな41歳て、可愛すぎますやんか。
実際、映画の中でも可愛い奥様なんですよ。
私が最初に観た出演作は2011年の『トガニ 幼き瞳の告発』だったと思いますけど、また『人喰猪、公民館襲撃す!』(2009年)もあったりして…好きな出演作が多い
何といっても私の大好きな韓国映画オールタイムベストの『私のチンピラな彼氏』(2010年)ですよ。
今っだに、あのラストはボロ泣きどすので。
『スリープ』での演技も非常に高評価なそうです。
私もそう思います。
チョン・ユミさんの独特なコミカル感がホントにいい作用をして、最後までこうと決めつけられない不思議な引力が途切れないんですよね~。
どないなるってドキドキが凄かったんですよね。
チョン・ユミさんも出演するキム・テヨン監督の『ワンダーランド あなたに逢いたくて』は今月、ネットフリックスで配信が始まるようです。
イ・ソンギュンさん…今だになぜあんなふうなことになったのかわかりません。
ナイーブ過ぎる方だったのかなあ…。
どうしようもないのが厚顔無恥に図太く生きていくのがこの世界なのに…イ・ソンギュンさんのような方が、残念すぎます。
私はその不条理に腹が立つほどです。
『スリープ』を観ている間、イ・ソンギュンさんがもうこの世にはおられないことを忘れていました。
それほどイ・ソンギュンさんの演技は普遍だから…。
でも、観終えたら思い出して哀しかったです。
ずっと生きて、演じ続けていてほしかった。
でも、『スリープ』のような傑作を遺されたから…。
前の記事でも書きましたけどイ・ソンギュンさん主演の『脱出:PROJECT SILENCE』は現在、韓国で公開中です。
この作品はきっと日本でも公開されるでしょうし、ヒットするでしょう。
『スリープ』のパンフレットは900円(税込)です。
・ 2人一緒なら 何でも克服できる
・ イントロダクション
・ キャスト チョン・ユミ インタビュー
・ キャスト イ・ソンギュン インタビュー
・ キャスト キム・グムスン キム・ダクヒ イ・ギョンジン ユン・ギョンホ
・ コラム ミニマルな設定の映画を輝かせる俳優たちの演技 佐藤結(映画ライター)
・ 監督・スタッフ 監督|脚本 ユ・ジェソン インタビュー
・ コラム 眠っている間の信じがたい異変 ―睡眠医学でも解決しきれない神秘 西多 昌規(早稲田大学教授/早稲田大学睡眠研究所所長/精神科医)
・ コラム 「スリープ」の終わりのない恐怖 三橋 曉(コラムニスト)
・ プロダクション・ノート
・ ストーリーボード
・ お写真のページ
・ 作品データ
ご覧のように充実の内容で、日本の出版物としては『スリープ』の全てが網羅されてます。
よくぞここまでの完璧なパンフレットにしてくださった、と思いました。
もしも劇場で観られたら是非
私が観に行くのが遅かったので、もう上映を終わってしまった劇場さんも少なくありませんが…観に行ってほしいんやなぁ~、この映画は~
私の頭に浮かんだのはナ・ホンジンの『コクソン 哭声』(2016年)だし、M・ナイト・シャマランの幾つかの作品でしたけど、『スリープ』はそれらの作品に決して引けを取らないどころかさらに進化したような傑作でした。
そして、何というか、私にとっては強い愛情を感じる映画で、もはや一目惚れです。
この映画、ブルーレイとか欲しいなぁ~。
絶対に何度も観ると思うんです。
このところ観た中でも圧倒的に断トツで好きでした。
好きなセリフは「なんてことだ」「今から話す」(;´∀`)
いや、ホンマ、オススメです~
もしもお近くの映画館さんで上映されてたら、是非、観ていただきたいですね
ってことで今日もおおきに、ありがとうさんです…
アンニョン…(^.^/)))
スリープ
原題:잠 眠り
英語題:Sleep
2023年製作/94分/G/韓国
音声:5.1ch
アスペクト比:ビスタ
韓国封切:2023年9月6日
日本公開:2024年6月28日
配給:クロックワークス
PD:キム・ヒギョン
監督・脚本:ユ・ジェソン [第1作]
助監督:イ・ヒョンソプ
撮影:キム・テス (C.G.K)
照明:イ・ジェウ(リアルライティング)
編集:ハン・ミヨン (FARGO)
音楽:チャン・ヒョクチン、チャン・ヨンジン
美術:チョン・ウンギョ、シン・ヘナ
武術:パク・ヨンシク
出演
チョン・ユミ → チョン・スジン ロッテフード チーム長
イ・ソンギュン → オ・ヒョンス スジンの夫 俳優
キム・グムスン → ヘグンおばあさん ムーダン(巫女)
特別出演
キム・グッキ → パク・ミンジョン 下の階の住人
イ・ギョンジン → ス・ジンモ スジンの母
ユン・ギョンホ → 医師 睡眠クリニック
チェ・アリン → ハユン スジンとヒョンスの娘
キム・ジュン → チニョク パク・ミンジョンの息子
イ・ドンチャン → パク・チュンギおじいさん 下の階の住人 パク・ミンジョンの父
パク・ヘスク → ドラマ 大企業オーナー
オ・ユンス → ドラマ オーナーの娘
パク・ヒョンジョン → 睡眠クリニック 看護師
イ・ヘリョン → 精神の案内ディスク 先輩職員
ホン・ハナイム → 精神の案内ディスク 後輩職員
キム・ナムウ → スジンの職場同僚1
ユ・ダミ → スジンの職場同僚2
ハ・ジンチョル → スジンの職場同僚3
チョ・ヘジン → スジンの職場同僚4
イ・ゴウン → スジンの職場同僚5
キム・ジハン → 法師1
パク・シファン → 法師2
チェ・ムンソク → ユ・チャンジェ スジンの元ボーイフレンド [共同制作者]
チェ・シウォン → ユ・チャンジェの娘
イ・ヒョンソク → ヒョンス 全裸 代役
キム・ユジン → ラジオ アナウンサー
フチュ → ポメラニアン チョン・スジンの伴侶犬
アンドリュー → ポメラニアン パク・ミンジョンの伴侶犬
[受賞]
2023 第44回 青龍映画賞 女優主演賞(チョン・ユミ)
2023 第10回 韓国映画制作家協会賞 新人監督賞、女優主演賞(チョン・ユミ)
2024 第42回 ブリュッセル ファンタスティック映画祭 新人監督賞
2024 第22回 ディレクターズ・カット アワーズ 今年の新人監督賞
2024 第31回 フランス ジュラルメール国際ファンタスティック映画祭 大賞
[映画祭]
2023 第76回 カンヌ映画祭 独立部門 批評家週間 公式招請
2023 シッチェス国際ファンタスティック映画祭 メイン競争セクション 招請
2024 第22回 フィレンツェ韓国映画祭 閉幕作
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。