いつも、ありがとうございます(^-^)ノ
公開中のセリーヌ・ソン監督の『パスト ライブス 再会』ですが、観られた方のレビューを読むと大人向きの作品で、本当にいい映画だそうです。
映画『パスト ライブス/再会』|2024年4月5日(金)公開
海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー。
自分が観てないのになんですが、観る映画を探しておられたら、ここは是非(⊃*´`)⊃ドウゾ
公開中です
母からの過剰な愛に苦悩する娘の心の闇を描いた韓国発のミステリードラマ。
「THE WITCH 魔女」シリーズのパク・フンジョン監督が、巨額の遺産を巡って繰り広げられる攻防戦を予測不能な展開で描いた韓国ノワールアクション。
4月26日からは、この作品が公開です…
廃部寸前の高校バスケットボール部の新任コーチがわずか6人の選手とともに全国大会を目指す姿を、2012年に韓国を熱狂させた実話を基に映画化した青春スポーツドラマ。
「シークレット・ジョブ」のアン・ジェホンが10キロ増量してコーチ役を熱演し、部員役にはドラマ「愛の不時着」のイ・シニョン、アイドルグループ「2AM」のチョン・ジヌンらフレッシュな顔ぶれが集結。「記憶の夜」のチャン・ハンジュンが監督を務め、「工作 黒金星と呼ばれた男」のクォン・ソンフィとドラマ「シグナル」のキム・ウニが脚本を担当。
お、お、お∑(゜∀゜)
なんか新鮮な感じでそそられますなあ。
特筆すべきなのはパク・サンミョンさんが特別出演ですが、久しぶりに映画に出ておられることです
処刑剣 14 BLADES
14世紀後半から200年以上続いた明王朝の背景には、ある秘密警察の存在があった――。
その名は「錦衣衛(きんいえい)」。法を執行する一方、反体制派を抹殺する暗殺集団でもある彼らの指揮官には、"青龍(チンロン)" の称号が与えられると同時に、一撃必殺の14本の剣<大明十四刀>が授けられた。
しかし、絶対的な力を持ったはずの青龍は何者かの陰謀により、逆に部下たちから追われる立場となってしまう。己のプライドを取り戻すため、青龍は"処刑剣" を手に立ち上がる!
明王朝が誇る、秘密警察組織・錦衣衛。指揮官・青龍は宦官・ジアから、帝が重臣・ジャオに与えた箱を奪い取れ、という密令を受ける。だが、それはジアがチン親王と共謀し、箱の中身にある玉璽を使い、中原地域を手中に収める策略だった。指揮官だけが持つことのできる<大明十四刀>を使い、任務を遂行しようとする青龍だったが、突然の侵入者の手によりジャオは殺害され、玉璽も奪い去られてしまう。一方、指揮官の座を狙う玄武は、ジアにそそのかされ仲間を裏切り、謀反の疑いがかけられた青龍の殺害を企む。そこにはチン親王の義娘であり、玉璽を奪い取った密偵のトゥオトゥオの姿もあった。
錦衣衛(きんいえい)とは
本作の原題でもある「錦衣衛(きんいえい)」とは、明朝初代皇帝である朱元璋(しゅげんしょう)が創設した、実在の秘密警察。設立時の彼らの基本職務は宮廷と儀式時の警護だったが、次第に秘密警察の意を帯びていく。また、主人公・青龍が助けを求め、ともに旅する「鏢局(ひょうきょく)」とは、明から清にかけて実在した運送業と警備業、保険業を兼ねた商売。主に金品や旅客の護送を請け負い、道中には用心棒が派遣される。安全のため、沿道の顔役にみかじめ料などを支払うことが多かったが、劇中のように荷を狙う盗賊に襲われることも少なくなかった。そして、物語のカギとなる「玉璽(ぎょくじ)」とは皇帝が用いる印章のことで、これが押された文書は絶対的なものとなる。ちなみに、青龍が持つ「大明十四刀」は映画オリジナルで、天・地・将・法・智・信・仁・勇と名付けられた8本の尋問用の剣とともに、6本の処刑剣から成り立つ。皇帝に背く者、政治を乱す者、法を曲げる者、国を売る者、同士討ちする者に対する剣。そして、14 本目の柄には「奉天成仁」と彫られ、これは彼が任務を果たせなかったときに、自決するためのものである。
ダニエル・リー(監督)
1960年生。香港出身。カナダ・ウィンザー大学視覚芸術科で、映画と美術を専攻。その後、84年に香港に戻り、TV局に入社し、多くのドラマを手掛ける。86年にはアン・ホイ監督の『清朝皇帝/風と興亡』で助監督を務めるほか、さまざまな作品で美術を担当。94年、古典武侠アクションをリメイクした『94 独臂刀之情(未)』で監督デビュー。その後、ジェット・リー主演『ブラック・マスク』、レスリー・チャン主演『もういちど逢いたくて/星月童話』、アンディ・ラウ主演『ファイターズ・ブルース』、ヴァネス・ウーら若手スター総出演による『ドラゴン・スクワッド』などの話題作を監督。08年、アンディ・ラウをふたたび主演に迎えた『三国志』では、趙雲を主人公に監督独自の視点で描き、第3回亞洲電影大獎において最優秀美術賞を受賞。また、香港特別行政区教育局が選定するカリキュラムの映像教材にも選ばれている。
あらためまして、你们早(^-^)ノ
いつも谢谢您です…
ってことで今日は中国映画について書きます。
6日でしたが、『江南ゾンビ』(2023年)を観て次に、ドニー兄貴主演の『処刑剣 14BLADES』を観ました…
ドニー兄貴主演ですが、この映画は中国映画になるみたいで、セリフも北京語でしょうか。
2010年の作品ですが、時間の経過と共に香港映画と中国映画の分類が薄まり、中国と香港の合作という形も増えてるのかもしれません。
香港映画と中国映画はかつては別ものだったと思います。
しかしいつからか詳しくは私にはわかりませんが、中国映画のエンタメ化が進み、香港映画のノリを得たハイブリッドな中国映画も増えてきたんじゃないですか。
いわゆる「往年の香港映画」ファンの方々には、現在の中国~香港映画は支持率が高くない側面もあるようですが、映画は映画。
中国映画の勢いが強くなっても必ずしも映画としての衰退を意味するものではないでしょう。
私も若干、現在の中国映画では好きな作品に出会う確率が低めな気もしますが、それも私が観る数が少ないからでしょう。
香港映画の良さ、そして素晴らしい伝統も保守していただきたいように思いますし、また中国政府の方針に反対するアンソニー・ウォンさんのような偉大な俳優さんを「干す」なんてことも(それが実際にあるのならば)絶対にないようにしてほしいものですね。
ともかく ―― 私は香港や中国の映画も観たい、アジアのアクション映画も観たい、そしてドニー兄貴の映画ももっと観たいと考えてますので、まだ観てなかったこの『処刑剣 14BLADES』を観ることにしたわけです。
確かにドニー兄貴の映画としては香港よりも中国映画の色彩が強いのではないかと思いました。
え~、この作品は時代劇アクションで、14世紀後半から200年以上続いた明王朝を陰から支えた秘密警察組織「錦衣衛(きんいえい)」、その怖い組織の映画で、現皇帝の叔父さんで、先帝の時代に反乱を起こし「足斬りの刑」に処されたチン親王(サモ・ハンさん)が現政権の転覆を画したため、「錦衣衛」の指揮官・青龍(チンロン)はかつての部下たちと戦わねばならなくなるという陰謀アクション映画です。
で、ちょっと難しいところもあるんですけど、いろいろあって、そりゃもう面白い映画でした。
まず、詳しい内容ですが、いつも私がアジアのアクション映画について教わってるお師匠さま、明石家いわしさんのこの映画のレビューをリブログさせていただくのが一番でしょう
詳しくはそちらで(≧∇≦)
いわし師父、お世話になってます~
いつもありがとうございます~、忠誠っ☆⌒(*^-゜)v
実際の歴史上、秘密警察組織「錦衣衛(きんいえい)」を映画がどの程度、リアルに描いてるのかわかりませんが…まあ、やっぱりファンタジックに盛ってるでしょ。
物語のメインは、権力側、もっと言えば権力の体制を維持するため陰で怖いことをする組織の話で…観てて私が思い出したのは小山ゆう先生の漫画『あずみ』(1994年~2008年)でした。
ただ、『あずみ』よりも敵味方のありようはシンプルだと思いますけど。
実際、『あずみ』と同じように「錦衣衛」の一員として生きるため、主人公「青龍」(ドニー兄貴)も過酷な過去を経験してるんですよね…。
その上で誰もかなわないほどのメッチャ強い人になってるわけですが、そういう人と、彼を襲って来る刺客との戦いがゾクゾクくるわけです。
映画の最初に最強の武器『太明十四刀』についての説明があり、どの武器をどう使うかが物語上ドラマチックなわけですが、まあ、それは映画を観てくださいな。
ただ、持って移動するだけでもなかなか大変やと思いました。
そして経営が思わしくなく廃業するその日だった「正義運送屋」さんに、深手を負った青龍は自分を運んでくれと依頼するわけですが、「正義運送屋」の頭目・喬永=ヨン(故ウー・マさん)の娘・喬花=ホア(ヴィッキー・チャオ)と旅を共にする話にもなるわけですね。
物語の中盤は、青龍と喬花の話になり、ラブストーリーのおもむきが強いです。
喬花を演じるのはご存知ヴィッキー・チャオで、この映画では可愛い感じです。
喬花自身は別に強くないでの青龍に守ってもらう場面も多いんですが、しかし性格的に凛としていて正義感も強いんですね。
男装シーンもありますな。
旅の道中、何を食べるか、誰が払うかもありまして、そういう生活感を感じる描写、私は大好きですね。
で、途中で登場するのが「砂漠の判事」・天鷹幇(元「飛輪海」のウーズンさん)。
砂漠を支配する盗賊団の頭目で、メチャクチャ強いです。
なんか最初は誰って感じですが、見かけた人が百戦錬磨で強い人だと感じると戦って勝ちたい人みたい。
いや、ホンマ、ウーズンさん、異常にかっこいいんですよ。
ウーズンさんの出演作って私は初めて観たんじゃないかなあ。
キャラ的にも「砂漠の判事」、ホントいいですね。
追記 ⇒ ウーズンさん主演の『マイ・キングダム』(2011年)という作品を観ていました。
そして青龍の前に最強の敵として立ちはだかるのが、チン親王が来させた彼の養女・トゥオトゥオ。
青龍は例え敵が複数であってもたいていなら勝てると思いますが、この眉毛つながりの人だけはホンマに強敵です。
だってちょっと『X-MEN』のナイトクローラー入ってますし
このあたり、現実的な歴史劇ってよりもやっぱりファンタジックなんですよね。
もちろん昔の中国では魔術がホンマにあったのかもしれないけど。
ともかくドニー兄貴が危険な戦いを強いられる敵が女性っていうのが面白かったわけです。
またトゥオトゥオのキャラクターも映画を最後まで観ると、ただもう目的のために戦って勝つことが第一のそんな女戦士で、行動がいちいち無駄がないし、そういう戦士の生き様が私は哀しく感じたんですね。
実は青龍もそうですが、目的のために強くなった、いや、強くなりすぎた存在って悲哀があります。
トゥオトゥオ役はケイト・ツイさんで…おお
『天使の眼、野獣の街』(2007年)の、あのヒロインの人でしたか~
いや~、それを知ったらケイト・ツイさんを見れただけでも値打ちがありましたわ~。
ケイトさん、ドニー兄貴相手なのにアクションも素晴らしいんですよね~。
ちなみにお父さんを演じたサモ・ハンさんですがアクションもないし、出番も少ないです。
「ドニー兄貴のアクションが見れればそれで嬉しい」と思って観てみた映画ですが、物語も私に「合った」ようで、すごく感動しました。
前半は裏切られた青龍の復讐開始なんですけど、物語が進むにつれ、真の正義とは何かを問う展開で…非情な「人間兵器」として育ち生きてきた恐ろしげな男の人間性、優しさも理解できて、後半は「泣けるアクション」になっていきましたね。
主要登場人物の4人、青龍、喬花=ホア、「砂漠の判事」、そして脱脱(トゥオトゥオ)…それぞれの戦いに目頭が熱くなりました。
その4人のキャラクターがホントに好きだったんですね。
やっぱり青龍が主人公ですが、後半の物語の号泣グルーヴは4人の戦いが生み出したものでしょう。
ダニー・リー監督の作品はこのあとの『項羽と劉邦 White Vengeance』(2011年)や『ドラゴン・ブレイド』(2014年)を観ていますが、この『処刑剣』が一番、私に合ってましたかね。
もしも『処刑剣』のアプローチの監督作があるのなら、もっと観たいものです。
そして結末が本当に良かった…。
ある人物のナレーションで終わっていくんですがホンマ泣きましたわ~・゜・(ノД`)・゜・
ええ終わり方やな~。
ドニー兄貴の映画もどのくらい観てきましたかね~。
かなり観てきたけど、まだまだ観てない映画、多いです。
それにしてもハズレがない…。
『処刑剣 14BLADES』も傑作でした…。
やっぱり中国、香港のアクション映画も好きですね。
もっと観たいものです。
『イップ・マン』シリーズの5作目もガチらしいですけど、どんな映画になるんでしょうね~。
処刑剣 14BLADES ―― もしもまだ観ておられなかったら、本当に強い男の戦いを観ておくれやす。
今日も読んでくださり、谢谢您どす~
再见~(^.^/)))
処刑剣 14 BLADES
原題:錦衣衛 錦衣衛
英題:14 Blades
韓国語題:금의위: 14검의 비밀
2010年製作/113分/G/中国
公開
中国:2010年2月4日
香港:2010年2月11日
日本:2011年5月28日 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督・脚本:ダニエル・リー(李仁港)
製作総指揮:スザンナ・ツァン
脚本:エイブ・クォン マック・ティンシュー ラウ・ホーリョン チェン・シウチョン
音楽:ヘンリー・ライ
主題歌:「錦衣衛」 作曲: 黎允文 作詞: 許少榮 歌: 薩頂頂
撮影:トニー・チャン
アクション指導:コク・ヒンチュウ(谷軒昭)
美術:ダニエル・リー
青龍(チンロン) - ドニー・イェン
ホア 喬花(チャオホア) - ヴィッキー・チャオ
トゥオトゥオ 脱脱 - ケイト・ツイ
玄武 シュエンウー - チー・ユーウー
砂漠の判事・天鷹幇 - ウーズン
ヨン 喬永 チャオヨン - ウー・マ
チン親王 慶親王 - サモ・ハン・キンポー
ジア 賈精忠 ジア・ジンジョン - ロー・ガーイン
ジャオ 趙 - ダミアン・ラウ
Cast
Donnie Yen as Qinglong "青龍" or Azure Dragon. The four senior officers of the Jinyiwei are given the names of the Four Symbols in the Chinese constellations.
Zhao Wei as Qiao Hua
Sammo Hung as Prince Qing (special appearance)
Wu Chun as Judge of the Desert
Kate Tsui as Tuo-Tuo
Qi Yuwu as Xuanwu "玄武" or Black Tortoise
Damian Lau as Zhao Shenyan (guest appearance)
Wu Ma as Qiao Yong
Law Kar-ying as Jia Jingzhong
Chen Kuan-tai as Fawang
Chen Zhihui as Baihu "白虎" or White Tiger
Fung Hak-on as advisor
Xu Xiangdong as Xiahou
Liu Zhuoling as servant
Zhang Yujiao as Zhao Shouzheng
Ding Wenbin as Jifeng
Jin Laiqun as Zhuque "朱雀" or Vermilion Bird
Qiu Bo
Bian Yang
Zhu Jiazhen