ケビン・ベーコンのハリウッドに挑戦!! (1989年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

映画ファンの皆さん!!

NEWドンッついに今日ドンッNEW

NEWキラキラ1月6日公開スタートですキラキラNEW

 

非常宣言

映画 『非常宣言』 オフィシャルサイト

 

韓国映画界を代表する俳優ソン・ガンホとイ・ビョンホンが共演し、飛行機内で発生したウイルステロの恐怖を描いたパニックスリラー。

 

 

 

 

 

 

 

はいビックリマーク

いつも、ありがとうさんどす☆⌒(*^-゜)v

 

去年12月にグラム・ロックからの~、自分本意な耽美系について書かせてもらいましたが、YouTubeで耽美系ハード・ロックのビデオを見つけましたよ~ひらめき電球

 

Rainbow - Can't Let You Go

 

英国の有名なハード・ロック・グループ「レインボー」の「キャント・レット・ユー・ゴー」…1983年と古い曲ですが、曲もビデオもゴシック&耽美の香りがしますな~。

純粋に物語としたら何がしたいんだと思いますが、雰囲気が素晴らしいです。

もうちょっと画質が良かったらええんですけどね~。

 

また時間があったら見てみてください。

 

Rainbow - Death Alley Driver

 

耽美ではないけど、もう1曲…1982年の「デス・アリー・ドライバー」…この曲、かっこよくって好きです。

 

ビデオは自分のバンドのボーカリストを面白半分に轢き殺そうとしてる悪魔なリッチー・ブラックモア氏。

ま~、人生、いつ何どき、狂ったギタリスト(しかも自分では運転せず)に煽られるかもわからないという教訓が備わるビデオです。

 

両曲ともジョー・リン・ターナーさんが歌ってるんですけど、歌もいいし、お顔もなかなか美形…。

ただビデオを見てると腕がプニってるので、プニってるとちょっと耽美に到達しきれません。

プニりはプニりで良さげな感触、っぽいですけどね~。

 

そんな感じでとうとうずっとハード・ロック・ミュージックを聴くまでになってます…!!

 

また音楽の話も入れていきますので、ヨロシク(´∀`*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ケビン・ベーコンのハリウッドに挑戦!!

 

 

え~、1月2日、この映画を観たんどすわ…カチンコ

 

1989年公開のアメリカ映画どす。

 

監督さんはクリストファー・ゲスト監督。

女優ジェイミー・リー・カーティスの旦那だそうです。

ちゅうことは義理父がトニー・カーティスで義理母がジャネット・リーってことどすな。

私ゃジェイミー・リー・カーティスの夫はてっきりシュワちゃんやと思うてました。

 

クリストファー・ゲストはまた俳優でもあり、幾つかの映画に出演している。

 

 

主演はケヴィン・ベーコンさんどす。

まだ若おすな。

 

そういえばこの前に記事させてもらった『13日の金曜日』(1980年)にも出てはりました。

 

ケヴィンの出演した映画で私の好きな作品…いろいろあるけど1本を選ぶなら2011年の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』どすな。

あの映画のセバスチャン・ショウが大好き。

能力の使い方がかっこええんですよね~(≧∇≦)

若返ってしまうし。

 

 

ケヴィン演じるニック・チャップマンは映画監督を目指していて、LA で開催された学生映画大賞をきっかけに大手映画会社の重役へーベルと契約を結ぶが ―― て話どす。

 

 

おそらくですがニックが学生映画大賞に出品した短編は、デヴィッド・リンチの処女作、『イレイザーヘッド』(1977年)のパロディちゃいますか。

 

といってもニックはリンチさんに似てるわけではおまへんな。

 

 

で、私がなんでこの映画をわざわざ観たかというとジェニファー・ジェーソン・リーが出てはるからなんですね。

ジェニファー・ジェーソン・リーが出ている映画を観るのは私のライフワークなのでね。

 

案の定、出てきてくれるわけですが、彼女演じるリディア・ジョンソンも映画監督を目指していて、学生映画大賞に出品してたんですね。

 

 

これがまたもったいないほどクオリティの高い「劇中短編映画」でジェニファーはおもろい踊りを披露してて可愛いです。

 

が、このあと、最後の方までジェニファーは出てきません。

まあ、それは別にええんです。

 

 

ニックは契約とかのためにエージェントのニール・サスマンのオフィスに世話になるんどすが…え~ビックリマーク

このニール・サスマン役の人が「マーティン・ショートさん」でしたか!?あせる

ドンッ゚+。:.゚おぉ(*゚O゚ *)ぉぉ゚.:。+゚ドンッ

上手いですね、やっぱり役作りがちゃう!!

ええですわ~、マーティン・ショートさん…おもろいでっせ。

ノンクレジットやったそうです。

 

 

あと、映画の冒頭、学生映画大賞の他の「劇中短編映画」にいきなりエリオット・グールドさんが出てきて、え~、なんで~!?と思うんですが、どうもこの映画、カメオや特別出演が多いらしい。

 

私はエリオット・グールドさんしか気づけなかったんですが、詳しい方が観たら、あ~、と思わはるんでしょう。

 

あ、エリオット・グールドは息子のジェイソン・グールドが出てることもあるのかもしれない。

 

 

ニックにはスーザンというステキな恋人がいて、スーザンは建築家です。

彼女は地に足のついた誠実な人物で、ニックが映画監督して成功することを願っていますが、ニックがこれから進む映画界を自分が暮らす世界とは別の世界だと感じるし、そこでニックが変わっていくことに不安がある…。

 

 

スーザンを演じてるのはエミリー・ロングストレスという女優さんですが、このスーザンがホントに清純というのか清廉というのか、女性としていい人なので、絶対に男は泣かせたらアカンと思うのですが、ニックは新しい世界での成功に本来の自分を見失いそうになってる。

 

で、ニックは自分が構想していた映画を作ろうとするのですが、映画会社の方から、いろいろ口出しされて気持ちが引けて、やむなく本来のシノプシスから改変していくことになり…ニック自身もこれから手にする成功に浮かれ、親友だった撮影の人をないがしろに扱ったり、スーザンにも不満を口にするようになり…ああ、あの純な青年はどこへ行ったはてなマークって話です。

何となくグレッチェン(テリ・ハッチャー)って女性に誘われてる気がするし…ニックもまんざらでもなく汗

 

 

映画としてはコメディですが、私は観ながらいろいろ考えてました。

芸術家が突き当たる現実の壁でもありますが、厳密には映画は芸術であると同時に大衆娯楽のコンテンツでもある。

一人の芸術家が思うままに映画を作り上げて、それで完成、あとは好きな人が観てください、ではすまないでしょう。

 

ともかく、理想を抱いていた一人の青年が現実を知っていく地獄めぐりの映画でしょうか。

 

どうですか、映画監督をやってみたいと思う方はいますかはてなマーク

私も映画を作ってみたいと思いますが、じゃあ何を映画にするのかが思い浮かびません。

自分で表現したいものが思いつけないんですよね。

小説の映画化とか、リメイクとか、あるいは続編とかなら頭の中で妄想できますし、映画を観ていて「ここをこうしたらいいのに」といつも考えますが、じゃあそれが人々に好まれるかどうかはわからないし、やっぱり映画ってそんなに簡単なものじゃないと思います。

なんぼかお金を出すから何でも映画にしなさいって言われたら頑張るかもしれないけど、きっと失敗して誰も観てくれないと思いますよ。

 

でも、ブロともさんのブログを読んでいて、いわば職人的な映画製作の現場の仕事、それはちゃんと先生についてしっかり学んで、それを仕事にしていたら良かったのかな…と、ここ最近、思います。

もちろん、それだって厳しい世界でもあるでしょうけどね。

それはどこだってそう。

 

そう考えると映画も謙虚に観なあきませんな。

 

そんな感じでニックは思ってたのとは違う世界で四苦八苦し、結局は映画もポシャり、人間的にも悪く変わっていきそうになりますが…映画以外のアルバイトで生計を立てねばならない状況に陥り、自分が少しも前に進んでいないことに気づく。

 

 

そんな時、学生映画大賞で出会ったあのリディア・ジョンソンと再会し、あるキッカケに遭遇する。

いわゆる「初心に帰る」ってやつかなあ。

 

このリディアの部屋が可愛い。

 

 

元はマネキン工場だったそうですが、なんかLAっぽい界隈にある建物で広いんですよ。

そしてリディアはその部屋を素敵に飾り付けてて、ちょっと不思議ちゃんだけど彼女のセンスの良さを感じます。

 

 

やっぱり好きな女優さんが演じてるので贔屓目に見てしまいますが、リディア、いいヤツ。

 

 

ケヴィン・ベーコン、今はもうアメリカ映画界の大御所だと思いますが、まだこの頃は若い。

でも、若い頃の演技もええですなあ。

 

仲の良かった撮影の人の家に関係を修復しに行く時の演技にはもらい泣きしましたがな。

 

 

撮影のエメット・サムナーを演じたマイケル・マッキーンさんは俳優・声優・ミュージシャン・作詞家・作曲家・コメディアンで、この映画の脚本にも参加されたそうです。

 

エメットもいい人…。

 

 

俳優でもある映画監督が作った映画なので、映画界の裏側の描き方も現実的なんちゃいますか。

 

コメディですけど、なかなか痛々しいし、感じ悪かったな~。

 

でも最後、みんなの顔が次々に映っていく時にはさすがにウルウルきてしまいました。

オチはかなり甘いと思いますが、人間的成長の映画でしょ。

 

1989年公開とかなり古い映画ですが、その時代の雰囲気も好きでした。

映画としてはだいぶん平凡に感じましたが、こういう映画もいいですね。

映画ファンの方々が観られたらどう感じるのだろうか。

 

クリストファー・ゲスト監督の監督作は私は観てなかったし、出演作もあまり観れてませんね。

でも、この映画をきっかけに監督作、出演作を記憶しておきます。

 

↓ 監督作です。

 

 

 

 

 

 

 

ところでアメリカ映画が2作続いたことで私がもう韓国映画を観なくなるですってはてなマーク

誰が言うたはてなマーク

 

いやいや、それは違う、今年観た3本目の映画は ―― やっぱり韓国映画でしたよ(≧∇≦)

 

また次、書きますね~。

 

今日もおおきに…ホンマありがとうさんどす☆⌒(*^-゜)v


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケビン・ベーコンのハリウッドに挑戦!!
原題:The Big Picture
韓国語題:헐리우드의 출세기


1989年 アメリカ 100分

スタッフ
監督・脚本:クリストファー・ゲスト
脚本:マイケル・ヴァーホル マイケル・マッキーン
制作総指揮:ウィリアム・E・マッキューエン マイケル・ヴァーホル リチャード・ギルバート・エイブラムソン
撮影:ジェフ・ジャー
編集:マーティン・ニコルソン
音楽:デビッド・ニクターン

キャスト
ニック・チャップマン:ケビン・ベーコン
スーザン:エミリー・ロングストレス
へーベル:J・T・ウォルシュ
リディア:ジェニファー・ジェイソン・リー

Cast
Kevin Bacon as Nick Chapman
Emily Longstreth as Susan Rawlings
J. T. Walsh as Allen Habel
Jennifer Jason Leigh as Lydia Johnson
Michael McKean as Emmet Sumner
Teri Hatcher as Gretchen
Dan Schneider as Jonathan Tristan-Bennet
Jason Gould as Carl Manknik
Kim Miyori as Jenny Sumner
Tracy Brooks Swope as Lori Pressman
Don Franklin as Todd Marvin

In addition, Martin Short has a significant uncredited role as Neil Sussman, Chapman's agent, appearing multiple times, with plot developments.

The film features numerous, cameo, "Special Appearances":

Eddie Albert as M.C.
Richard Belzer as a video show host
John Cleese as Bartender
Stephen Collins as an attorney
Fran Drescher as Polo Habel
June Lockhart as Janet Kingsley
Roddy McDowall as Judge
Elliott Gould as a prosecutor (uncredited)