韓国映画 私の男のロマンス (2004年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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ささの葉さらさら~

のきばにゆれる~

お星さま~きらきら~

きんぎんすなご~♪

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、おおきに、ありがとうさんです…キスマーク

 

 

 

7月1日から日本での公開がスタートした、ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『リコリス・ピザ』(2021年、133分)には、トム・ウェイツも映画監督の役で出てるんですね~。

スクリーンでトムさんを見れるチャンス…ビックリマーク

ポール・トーマス・アンダーソン…元カノはフィオナ・アップルだし…。

 

 

 

 

 

6月28日、この作品を観ました…カチンコ

 

 

 

 

 

私の男のロマンス

 

 

この前、キム・サンギョンさんの『12番目の容疑者』(2019年)を観たあと、何かサンギョンさんの昔の映画でも観ようかと思って選んだんですね。

 

韓国では2004年7月16日…18年前に公開された作品で、その頃に生まれた赤ちゃんがもう18歳なんですね(;´∀`)

 

日本では2008年11月7日にDVDが発売されたようですが、劇場では公開されなかったのかな。

 

他の韓国映画のDVDで流れる予告編を目にして、とにかく観ておきたいと前から思ってた作品で…タイトルからわかる通りラブコメですよ。

 

こうして1作1作、韓国映画を観ていってますけど、まだまだ観てない映画もたくさんあります。

頑張って観ていきますので、よろしく~音譜

 

 

もうちょっと、忘れてきてるんですけど、輝国山人さんのところのストーリーを読みつつ、覚えてる範囲であせる

 

29歳のキム・ヒョンジュは地下鉄の駅員としてイヤイヤ働いているが、ほぼほぼ居眠りしていた。

 

 

ヒョンジュは7年、付き合ってる恋人がいて、彼、キム・ソフンは生物学科出身で、あまりにも虫に心奪われ、害虫防除会社セスコの研究員になりました。

出会いは大学でしたかね。

 

 

ちょっと迂闊なところもあるソフンですがヒョンジュにとっては大切な男性…いったい、いつになったらプロポーズしてくれるのかしら…。

 

 

ところがソフンがエレベーターで乗り合わせたのがテレビにもよく出てる女優のウン・ダヨン。

その場面でもやっぱり虫へのこだわりを見せたソフンは、有名女優に対して意外な接し方(^_^;)

 

で、ダヨンの気持ちはちょっとわからないのですが、彼女、ソフンが勤めるセスコのCMに出ることになり(ソフンも出るんですが)…あれはてなマーク

ちょっと忘れましたけどあせる

 

あ、テレビの報道でダヨンがソフンに近づいてるのを知るんだったかなはてなマーク

 

なんしか、ヒョンジュがダヨンにソフンを奪われると思い込んでしまって…(>_<)

 

ヒョンジュは猪突猛進なヤツなので自分の男に手を出すなと、ダヨンに直談判しようとするんだけど、当然、門前払いを喰らいまくる…あせる

 

 

で、ヒョンジュは、女性2名、男性2名の合計5人でルームシェアしてるんですけど、この5人がみんな、やりたかった仕事じゃないらしく今の仕事に身が入らないわけですよ。

そんなですので落ちこぼれ感覚がつきまとい、類が友を呼ぶダメ人間集結状態はてなマーク

 

いや、私はそんなふうに人を値踏みしないけど、映画の物語上、ね。

5人暮らしは楽しそうですよ。

 

で、ヒョンジュのために他の4人もダヨンとの直談判に協力してしまうわけです、しなくてもいいのに。

 

コメディ的にはイケてますので笑って観てたんですが…前半はダヨンがね~、そこまでハッキリとソフンを略奪しようとしてるとは確信できないわけですね。

単に、普段会わないような男性なので興味を感じただけに見えるんですよ。

 

で、ムチャクチャしてるうちにヒョンジュと4人の仲間たちもセスコのCMにエキストラで出ることになって…ダヨンがお食事に誘ってくれましてね、でもレストランにゴキさんがいたりして、ダヨンやソフンもヒョンジュたちの住まいに行くことになるんですね。

 

 

で、ヒョンジュ以外の人たちは有名女優が庶民の部屋に来てくれて友達になってもらえるのが嬉しくなってしまったりしてるんですが、案の定、ヒョンジュはブス~ッと不満顔でイヤな態度をとり続ける…。

 

現場にいたらイヤやなあ。

 

 

正直、前半はスイッチが入らなかったのですが、このあたりから面白くなってきました。

 

女優ダヨンが言うことがグッときたりして。

 

…ヒョンジュとダヨンが話す場面ホント好き。

二人の間に友達めいたやり取りがあるんですよね…。

 

しかしその夜、ダヨンがソフンにキスして、決定的に危険信号です。

ヒョンジュが恐れていたことが現実になってしまう。

 

ヒョンジュ的には悲惨ですが、映画的には急にいいセリフが増えて、なんか感動してしまう…。

 

ちなみに観る前は『ノッティングヒルの恋人』(1999年)みたいな映画かな~はてなマークと考えてたんですが、企画段階で参考にしたかもしれないけど、映画的には似ても似つきません。

 

本筋の女優VS平凡女の戦いもですけど、ルームシェア5人組の関係も非常にいいんですよ~。

 

 

ソフンがどちらか一人を選ぶことになり、なんかヒョンジュも前半と性格が変わり、シリアスモードです。

 

 

結末に関してはホントに良かったです。

かなり感動しましたね。

心打たれるいいセリフが多かったです。

 

前半はこのままアホアホ路線で行くのかな~はてなマークと思ったんですけど、後半で締めてくれました。

 

ただ、ドラマ好きの方にはもの足りないかもしれませんね。

 

ヒョンジュのお父さんは亡くなってるんですけど、そのへんに『私の名前はキム・サムスン』(2005年)をちょっと思い出したり、そのことがラストで効いたりもしますね。

 

ただ、ヒョンジュとソフンの関係で、ヒョンジュが自分のこれまでがダメだったと否定的に自覚するのは…なんだか共感できないかな…。

確かに、ただプロポーズを待っているだけで仕事面で向上心がないのはダメ、は正論かもしれないけど…それだと映画のオチと矛盾してるように思えて…なんだか変な感じに思えました。

まあ、ラブコメはオチがお嫁さんだったり、保守的ではあるけど、なんか人生必ず頑張ってなけりゃダメってこともないと思うんだけどね~。

 

 

パク・ジェヒョン監督は、向かって右から2番目の、足を組んだ男性ですが1990年代初期から映画界に携わってこられたそうで、特筆すべきはカン・ジェギュ監督の『シュリ』(1999年)の脚色・脚本に参加されていることですね。

 

それででしょうけど、初監督作はカン・ジェギュがプロデュースした『燃ゆる月』(2000年)。

その後、『ウララ・シスターズ』(2002年)、『私の男のロマンス』(2004年)、『 ユー アンド ユー』(2008年)、『朝鮮美女三銃士』(2013年)を監督されてます。

私は『燃ゆる月』と『朝鮮美女三銃士』を観てましたが、どれか1作を選ぶなら『朝鮮美女三銃士』かな。

 

興行的にはズッコケてたと思いますので、パク・ジェヒョン監督にはまた頑張っていただいて…。

 

 

 

 

『燃ゆる月』とその前作にあたる『銀杏のベッド』(1996年)…私はまだブログで感想を書けてませんけど、ひとつ、思い当たりましたひらめき電球

 

『私の男のロマンス』のキム・ヒョンジュのルームメイトの一人、イ・ユジンさんが演じている女性の役名が「チェ・ジンシル」。

そう、2008年に亡くなった女優チェ・ジンシルさんと同姓同名なんですね。

『私の男のロマンス』のチェ・ジンシルは自分の名前が有名な女優と同じであることをイヤがってるシーンがありました。

 

実在のチェ・ジンシルさんは『燃ゆる月』の主演の一人でした。

 

パク・ジェヒョン監督は『私の男のロマンス』を撮る時、自分の初監督作に出演したチェ・ジンシルさんの名前を使わしてもらったんでしょうね…。

 

その後、チェ・ジンシルさんは自ら命を絶ってしまったんですけど、パク・ジェヒョン監督も悲しまれたことでしょう…。

 

 

『私の男のロマンス』で「チェ・ジンシル」を演じられたイ・ユジンさん…ひときわ背が高い女優さんです。

 

 

キム・ジョンウンは、知らない女優さんだと思ったんですけど、『私たちの生涯最高の瞬間』(2007年)のあの女優さんでしたか~。

 

 

 

思いますに映画よりもドラマで光ってられる女優さんのようです。

 

前半のコメディ演技は攻撃的に危ない性格ゆえ、ちょっと困惑したところもあったんですが、後半、シリアスな展開になってからの演技が好きでした。

もちろん、コミカルな場面では笑わしてもらいましたよ。

 

 

キム・ソフンを演じたキム・サンギョンさんはよく知ってますよ。

 

この映画のソフンは二人の女性から愛されてしまうのもわかるんです。

あくまでも誰に対しても誠実で…自分のルールがあって、いい感じに善人で…とぼけたところもありつつ、芯のある男性でした。

いや、ガチで素敵な男性…。

 

彼がダヨンに言う言葉、ホントに良かったな~。

 

ダヨンを演じたオ・スンヒョンも、出演作は観てましたけど印象に残ってなかった。

でも、ヒロインのライバルですが、ダヨンってキャラもホントに魅力的で…好きになりましたね。

彼女は悪役でも何でもないですし、ソフンが彼女を選んだっておかしくない…。

 

どっちかと言ったら私はソフンとダヨンの関係に感動しましたね。

 

あ、ダヨンのマネジャーはチ・デハンさんでした。

 

ヒョンジュのルームメイト4人も良かったです。

 

 

このタイプのラブコメは、まあ、私が嫌いなはずはなく…でも、前半はそこまででもないかな~と思ったんですが、後半が特に気に入りました。

観て良かったですね。

 

その「良さ」については詳しく書いてないのであせる

またお時間がある時にでも観てみてください…!!

 

今日もありがとうさんです…キスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

私の男のロマンス
原題:내 남자의 로맨스
英語題:How To Keep My Love


2004年、韓国、112分
韓国公開:2004年7月16日

監督:パク・チェヒョン [第3作]
脚本:キム・ソンミ、イ・ソクチュン、パク・チェヒョン(脚色)
PD:チャン・ミエ
助監督:チェ・イヒョン
撮影:キム・ユンス
照明:イ・スング
編集:パク・コクチ
音楽:パク・ユテク
美術:ハ・サンホ

出演
キム・ジョンウン → キム・ヒョンジュ(金玄周) 地下鉄職員 29歳
キム・サンギョン → キム・ソフン セスコ(SESCO)研究員
オ・スンヒョン → ウン・ダヨン 女優
イ・ユジン → チェ・ジンシル 花屋 スユ(水踰)里小学校同窓 29歳
パク・トンビン → チャン・ボンマン レンタルビデオ店 スユ(水踰)里小学校同窓 29歳
ファン・ヒョニン → ファン・ソンイ 化粧品店 スユ(水踰)里小学校同窓 29歳
ファン・テカ → チョ・ギチョル コミック店 スユ(水踰)里小学校同窓 29歳
チ・デハン → ダヨンのマネジャー
ハン・デソク → キム先輩 セスコ(SESCO) 
アン・ヨングン → 新入り セスコ(SESCO)
メン・サンフン → ソフンの叔父
キム・ヒウン → 名品館(ブランド店)美女
チェ・ウンジ → サブマネジャー
チェ・ユンジョン → 名品館(ブランド店)職員

特別出演
キム・ソジョン → ピアノ演奏
ホワイト・フォックス → 電子バンド
トベ・エンターテイメント → 外国人モデル/外国人補助出演
モデルセンター大邱 → 韓国人モデル
セビン・セキュリティガード → 警護員

チョン・チャン → ユ・ミンジェ [編集でcut]
チャン・ヒス → 支配人 レストラン
アン・ソニョン → パーマ女
ハン・イェウォン → カフェ美女
キム・ヨンマン → 芸能通信セクションTV MC
ソン・ユリ → 芸能通信セクションTV MC

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

「近距離恋愛」「Sex in the city」「ホリデー」の様な大人の視点で描かれたラブコメディー!突然7年間付き合った彼氏がトップ女優に言い寄られてしまったら・・・あなたならどうする?映画にドラマにバラエティーのMCまでこなすキム・ジョンウンが、トップ女優に横恋慕されてしまうヒョジュンを演じ、彼氏を取り返す為に孤軍奮闘!相手はトップ女優、最強のライバル・・・どうなっちゃうの?彼氏役を演じるのは、キム・サンギョン(「光州5,18」「殺人の追憶」や時代ドラマで活躍中)昆虫オタクで女性に疎く、自分の周りで熾烈な火花が散っている事にもなかなか気付かない様なちょっとお間抜けなソフンを熱演!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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