アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうです
この作品を観てきました~
THE BAD GUYS
※ 公開される劇場、かなり多いんです。お近くの映画館で上映されるかどうか、是非、お確かめください
本当は『ミナリ』(2020年)を先に観に行く予定だったんですけど、一緒に観に行く人の予定と、私の勘違いがあって、じゃあ、こっちを先に観ようと、私としては珍しく公開日初日に観ました。
公開日初日ですが、MOVIX京都のシアター2・・・そんなにお客さんが多くはない(^_^;)
まあ、それは京都ではいつもそうなんでしょう。
どうも京都は単館系の芸術的な韓国映画は混むけど、シネコンで上映される娯楽色の強い韓国映画は混みませんね。
小さめのアートシアターにはお客が詰めかけ、広いシネコンには詰めかけない謎。
この映画は囚人たちが参加する「特殊犯罪捜査課」が、脱獄囚を追う映画です。
と、言っても1人の脱獄囚を追いかけるんじゃないですよ~。
ま、大まかに4人でしたっけ。
内、一名様はヤクザの親分さん
いろいろあるんですけどね~、公式サイトさんのストーリーを転載させていただきます。
STORY
囚人たちを乗せた護送車が武装集団に突如襲撃され、凶悪な犯罪者たちが脱走してしまった。この史上最悪の事件を解決するため、警察組織の上層部は元警察官のオ・グタクに指令を出し、重罪で刑務所に収監中の服役囚たちを集めた極秘プロジェクト、“特殊犯罪捜査課”を始動させる。オ・グタクは“伝説の拳”と呼ばれて恐れられているパク・ウンチョル、どこか信用できないが頭は切れる詐欺師のクァク・ノスン、過失致死罪に問われた無鉄砲な元エリート刑事のコ・ユソンをメンバーとした最凶チームを結成。減刑を条件として、時に協力し合い、時に衝突しながらも凶悪犯たちを追い詰めていく。しかし、今回の事件の背後には国家を揺るがす巨大な陰謀が見え隠れし、謎の組織が暗躍していた。
これくらい、読んでても中身はまた違いますしね。
私もドンソクさんとキム・アジュンが主演する、「逃げた脱獄犯を囚人勢が追いかける映画」くらいの前提で観始めたんですが、やっぱり予想外で、それも嬉しい意外性に満ちた映画でしたね~。
ちなみにこの映画、韓国ドラマ、『バッドガイズ 悪い奴ら』(2014年)の続編なんですね。
後日談とゆうか。
※ セル版の新品商品はAmazonさんと楽天さんでは売り切れ中のようですね。
だからドラマ版に出てたカン・イェウォンやチョ・ドンヒョクが友情出演してて、パク・ヒョジュンも出てくるようなんですね。
私はドラマ版を観てないんですけど、映画はドラマ版を観てなくっても大丈夫だと思いますよ。
ちゃんと序盤でキャラを紹介してるし、映画だけ観てても人間関係が見えるんですね。
でも、きっとドラマ版を観てた人の方がさらに楽しめるんだと思う。
もしも時間があるのならレンタルDVDさんでドラマ版を借りて観てから、映画を観た方がいいかもしれない。
あと、ドラマ版には『バッドガイズ2 悪の都市』(2017~18年)って続編があって、アメーバのブロガーさんもよく観ておられますよね。
主役のパク・ウンチョルを演じるのはご存知、マブリー、マ・ドンソクさん。
今や韓国映画の顔ですね。
ん~、これまで演じてきた役と比較して劇的に新しい役柄だとは思えないけど、ケンカ強し、且つ、正義感も強く人柄良しってウンチョル、やっぱりかっこいいですよね~ヾ(*´∀`*)ノ
オ・グタクを演じるキム・サンジュンさん。
あまり知らない俳優さんだったんだけど、あれ~、『ソニはご機嫌ななめ』(2013年)でソニに振り回される大学の先生でしたよね~(;´∀`)
しかし同一人物とは思えない、枯淡な刑事さん役・・・。
病いを押しての追跡になりますので体も辛く、口調も元気がないんですが、修羅場をくぐってきた凄みは健在なのでした。
この映画はドラマ面ではそんなにくどくないんですが、グタクさんのセリフにはウルッときました。
クァク・ノスンを演じるキム・アジュン・・・かっこよかったです~
映画的にはキム・アジュンが加わるあたりからスイッチが入りましたよね。
あの追跡のための推理を説明する場面、最高ヾ(*´∀`*)ノ
私もキム・アジュンは『カンナさん大成功です!』(2006年)で知ったんですけど、カンナ(ハンナ)さんとはぜんぜん違いましたよね。
むしろホントにかっこいいんですよ。
意外とバトル面でも秀でてたりとか。
いや~、最近の韓国映画の女性キャラでは群を抜いて魅力的でした。
笑えるし、かっこいい
コ・ユソンを演じるチャン・ギヨンくん。
知らない俳優さんだったんですけど187cmですか・・・大きいね~。
ちょっとドンちゃんな風味もあります。
もっと骨太なイメージですが。
コ・ユソンは単なる暴れキャラかと思いきやいいこと言うんですよね。
そんな中でウンチョルやノスンとの絆も生まれ、連携ができてく流れがいいんですよね~。
チャン・ギヨンくんは映画初出演でしたが、これからの映画としての最新作は、チェ・スビン、そしてf(x) クリスタルと共演する『Sweet & Sour 새콤달콤』で、今年の6月に韓国で公開されるようです
主要キャストの4人がホントにカッコよ過ぎるんですけど、助演の方々も素晴らしいんです。
韓国映画的にもかなり豪華。
あまり書きたくないけど(私も知らずに観て嬉しかったから)、パク・ウォンサンさんもいい役で出てますし、なんと言ってもヤーさんを演じたパク・ヒョジュンさんですよ~。
もう、爆笑、めっちゃ笑ろたです~、ホント好き(≧∇≦)
あと、後半で突如として出てきて凄まじいアクションを披露しまくる「トッケビ足」さん(カン・ヨンモクさん)・・・は、ドラマで活躍してたのかな。
かっさらいますよね~。
脱獄囚の一人は、かなり気持ちの悪いヤツなのでお前マジ懲らしめられろって感じでした。
ホントにもういろいろ書きたいんですけど、結論➡めちゃくちゃ面白かったんです
115分の映画ですが、いろいろあって退屈してる暇なしです。
私としては笑えるってのが嬉しかったですよ。
かなりコメディ色が強くて、それが私が観てきた2000年代の韓国の犯罪アクション映画を思い出させるんですよね。
なんか、「」って思ういい加減っぽい場面もあるけど、それも遊び心ですよね~。
笑えて、気の利いたセリフがあって、かっこいいアクションがあって、痛快なんですわ。
アクションの量は多いし、長いんです。
始まる時、見栄切りますって感じで盛り上がりますわ~(´∀`*)
最終的に観たあと、心地よい疲れがあって、あ~、いい映画を観たなあ~、やっぱりさすが韓国映画だ~、って感想でした。
ちょっとケチのつけようがないですね。
満足度は100%でした
強いて言えば音楽がちょっと、もの足りなかったかなあ。
これでもっと気持ちが上がる印象的な音楽が流れたら、もっと良かったのに。
あと、夜の場面が後半とか、ちょっと暗すぎるように思えたけど、まあ、それは私だけかもしれません。
ソン・ヨンホ監督(向かって右の方)・・・長編初監督作があの『鬼はさまよう』(2015年)だったんですね。
『鬼はさまよう』は私、非常に面白かったんですが、「楽しい映画」ではなかったんですよね。
当たり前か(^_^;)
殺人事件の映画ですのでね。
でも、やっぱり完成度の高いサスペンス、スリラーでしたよね。
ソン・ヨンホ監督は脚本も担当する映画監督のようですが、2作、観て、やっぱり非常に優れた監督さんだと思いましたね。
『ザ・バッド・ガイズ』も続編が作られてもおかしくないような結末でしたが ―― 次の監督作に期待致します
パンフレットは600円(税込)でした。
・ イントロダクション
・ ストーリー
・ キャスト
・ コラム 平田裕介(ライター)
・ コラム 真魚八重子(映画評論家)
・ プロダクション・ノート
・ 監督 ソン・ヨンホ 作品データ
ハッキリ言ってこのパンフレットだけの詳しいこととかはなさそうですが、プロのお二方のレビューがあるのが良かったです。
パンフレットも珍しい写真とか、詳しいデータ的なこととかがないと買ってもきついと思うんですけど、一つ、私にも案があるんですね。
広く呼びかけてもらって、マ・ソンドク大好きなうちらブロガーの一言コメントを募集するんですよ。
10文字くらいの。
「ドンソクさん大好き!」
「韓国映画 最高!」とか。
それが載るってのはどうですか。
別にプレゼントが当たるとかじゃなくても、「パンフレットに載る名誉」だけで集まると思うんですけどねー、どうでしょ
書きたい人、なんぼでもいるでしょ。
でも、私のような素人が考えることなんて、作る方の方々はすでに考えておられるでしょうけどね(^_^;)
やはり、マ・ドンソクさんの出る映画にハズレなしでした。
そう確信しましたね(´∀`*)
『ザ・バッド・ガイズ』、超・オススメします
いや、ホント、韓国の暴力アクションの中でもかなりいいですよ。
きっと満足されると思います。
―― って感じです。
今日もありがとうございましたッ
次は『ミナリ』について書きます。
じゃ、アンニョン~(^.^/)))
ザ・バッド・ガイズ
原題:나쁜 녀석들: 더 무비
英語題:The Bad Guys: Reign of Chaos
2019年製作/115分/G/韓国
配給:エスピーオー
監督・脚色:ソン・ヨンホ [第3作]
脚本:ハン・ジョンフン
PD:ペ・スホン、クォン・ミンソン
助監督:チェ・ジェヒ
撮影:イ・ジェヒョク
照明:チョ・サンウォン
編集:シン・ミンギョン
音楽:モク・ヨンジン
美術:チェ・ユリ、チ・ヒョンソ
武術:ホ・ミョンヘン、ソ・ジオ
出演
マ・ドンソク → パク・ウンチョル
キム・サンジュン → オ・グタク
キム・アジュン → カク・ノスン
チャン・ギヨン → コ・ユソン
パク・ヒョジュン → ユン・チョルジュ
キム・イヌ → 吉原
イ・ジェユン → 骸骨入れ墨
パク・ウォンサン → チョ・ドンチョル
チョ・ヨンジン → ノ・サンシク
パク・ヒョンス → パク・ソンテ
パク・サンウク → キム・チャンミン
ハン・ジョンヒョン → ハン・ミジョン
チョン・イクリョン → チェ・ソンミ
キム・ヒョンムク → オム・ジョンハン
ユン・ビョンヒ → イム・チュノ
チ・スンヒョン → ナム・ヨンギュ
カン・ヨンモク → トッケビパル(お化けの足)
ソク・ヨンオ → カラオケ 社長
ムン・ギョンミン → 教導所長
キム・ギョンドク → 刑務官
ソン・ジナン → 教導副所長
キム・ヒチャン → 別の教導所長
パク・クァンジェ → 図体
チェ・ヒョヌク → ユ・ミヨン 運転刑事
キム・ウォンジン → 先輩刑事
イ・スジョン → カク・ノスン 女性刑事
チャン・ジュンニョン → 刑特隊 チーム長
キム・ジェロク → パネル1
ソル・ジユン → パネル2
カン・ミンテ → 物流倉庫 暴力団
キム・チャンオク → 監査担当官(登山男2)
イ・スンチャン → 新聞男
友情出演
カン・イェウォン → ユ・ミヨン
チョ・ドンヒョク → チョン・テス
キム・ヘユン → オ・グタクの娘
コン・ジョンファン → ナム・ミョンソク
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
ネタバレ(知りたい方だけ)
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敵は 日本人。
ちょっとずつ真相が明かされていった結果、敵がそうなんですよね~。
私はセリフも含めて「あちゃ~」って思いましたけどね。
こうまで敵の黒幕が日本人って韓国映画、私も初めてだったと思いますよ。
それをスクリーンで目にしつつ、まるで日本がアジアの違法薬物大国みたいに語られるのはちょっときつかったですね~。
しかもなんかそれで世界制服するんだ~、みたいな
え~、そこまで日本って違法薬物を外国に流してるの~ってね
なんかホント、日本の犯罪組織の親分、極悪でしたね~。
この日本人が悪役って種明かし、韓国映画だと日本の映画ファンでも怒る人がいると思うんよね。
ぼんやりとそれを想像した時、人気者のドンソクさんの主演作なだけに、ちょっと暗い気持ちになってしまった。
その怒りが観客として不必要に思えてね。
でもね、これがハリウッド映画で、日本人俳優が悪役を演じてたらけっこう素直に喜ぶワケでしょ。
単に「日本がらみ」ってことで・・・。
私はね、もう10年以上も、韓国だと急に対抗意識・・・ってもんかな、まあ、「韓国にだけは下に見られたくない」って意識、それはいいんだけど、度を越してその意識が強くなってとんでもなく品のないことが書かれた日本人の言葉を読んできてウンザリしてきてるのでね、そんなのを映画の感想でまでも読みたくないな、ってのが本音です。
書く人が実際にいるのかどうかはともかくね。
まあ、でも、この映画のセリフなんかも韓国の日本への対抗意識もあるからね。
そこ、どっちもどっちなんですけどね。
しかし、いいんじゃないですか、日本が悪役。
私はそれを楽しみましたよ( ゚ー゚)( 。_。)
いろんな形で韓国映画に日本が出てきて、それを楽しむ度量が少なくとも私にもありますよね。
さらに、ネタバレ
敵の大ボス ヨシハラを演じるのがキム・イヌ(インウ)さんなんですけどね~、「久しぶりに血が騒グゥ~」
おお~、すごいわ~、マ・ドンソクさんと互角に戦ってはる~、強い~、ドンソクさん、タジタジ~
いや~、やっぱりあの手にはめてるトゲトゲ付きのグローブがすごい武器なんやわ~、っておかしいやろ、どう考えても(;´∀`)
キム・イヌさんは「日本語の得意な俳優さん」だけど「アクション俳優」では絶対にないやろ
格闘キャラでもないし、そんな強いわけないやろ~
私にゃどう見ても違和感アリアリでした。
まあ、アクションは代役の人が演じてはるのかもしれないけど。
いや、だったらドンソクさんと同じくらい大柄な、アクションのできる日本の俳優さんをキャスティングしてくださいよ~、もう~。
そしたら説得力があったのに・・・もう
そうですね~、こ・こ・は、大谷亮平さんが良かったんじゃないですか。
以上です。
これ、書いておきたかったことでした☆⌒(*^-゜)v