弾丸と共に去りぬ 暗黒街の逃亡者 2014年 チアン・ウェン監督作品 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

すんません、すっかり忘れてたんですが、ブロともさんが記事にしてくださってて、はい、『ケチュンばあちゃん』のタイトルで知られていた、ユン・ヨジョンさん、キム・ゴウン主演の2016年の作品が、『君が描く光』ってタイトルで日本版DVDが1月25日発売ですNEWNEWNEW

 

君が描く光

 

 

STORY

済州島の町で伝説の海女して知られるケチュンと孫娘のヘジは、お互いを見守りながら平和に暮らしていた。

そんなある日、ひょんなことから最愛の孫娘が失踪してしまう。ヘジを探すために全力を尽くしたケチュンは、12年の歳月をかけてヘジを探し出す。

ようやくヘジと再会したケチュン。

二人は再び一緒に暮らし始めるが、ヘジはその失踪していた間何があったのかを話そうとしない。

果たして、ケチュンとヘジの生活は12年前と同じように元通りになるのだろうか?

 

こ~れ~は~、観ないとアカンでしょ~!?

 

 

 

 

 

昨夜も『新 感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)を観てたんですよ。

何度、観ても飽きない、本当に好きな映画です~。

私ほどになるとエキストラの皆様の顔を覚えてますからね~(≧∇≦)

 

『新 感染半島 ファイナル・ステージ』を「MX4D」で観れる皆様~ビックリマーク

上映中、うちの代わりに、是非、『新 感染半島 ファイナル・ステージ』を「MX4D」で観てきてください~((o(;□;`)o))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話変わって・・・你们早ビックリマーク(^-^)ノ

いつも読んでいただき、ホントに谢谢您ですキスマーク

 

1月13日は中国の作品を観ました・・・映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ走る人DASH!

 

 

 

 

 

弾丸と共に去りぬ 暗黒街の逃亡者

 

 

弾丸と共に去りぬ 暗黒街の逃亡者
原題:一步之遥
英語題:Gone with the Bullets

韓国語題:일보지요


(2014年、中国映画、118分)


監督:チアン・ウェン
製作総指揮:チアン・ウェン、アルバート・ヤン、マー・コーア
脚本:チアン・ウェン、チュンリー・グオ
撮影:シェ・ツェンユー

Directed by Jiang Wen
Produced by Ma Ke
Written by    Jiang Wen
Guo Junli
Wang Shuo
Liao Yimei
Shu Ping
Yan Yunfei
Sun Yu
Sun Rui
Yu Yanlin

チアン・ウェン - マー・ゾウリー
グォ・ヨウ - シャン
スー・チー - ワンヤン
チョウ・ユン - ウー・リウ
ウェン・ジャン
ワン・チーウェン

演员
姜文 马走日
葛优 项飞田
周韵 武六
舒淇 完颜英
文章 武七
刘利年 武大帅
洪晃 覃赛男
王志文 王天王
那英 竖弯钩

Cast
Jiang Wen as Ma Zouri
Ge You as Xiang Feitian
Zhou Yun
Shu Qi
Wen Zhang
Wang Zhiwen
Hung Huang
Harrison Liu
Na Ying
Liu Sola
Niu Ben

電影主題曲 《一步之遙》
作曲/作詞:岑偉宗
主唱:譚詠麟、李克勤

 

 

韓国映画はまだまだ片っぱしから観て行くとして、香港、中国のアクション映画は何を観ればいいのか、選びあぐねてます。

 

意外と選択肢が多くないとゆうか・・・レンタルDVDさんにある作品も限られてますし、置いてある映画の中からどれを選んでいいか、私にはわかりませんあせる

 

そんな中、「アジアン・アクション」のコーナーを一作々々、丁寧に調べてたんですが、明らかに「アクション」とは無縁そうなおじさま2名様が写るジャケットの作品を発見・・・ひらめき電球

 

チアン・ウェン(姜文)さんとグォ・ヨウ(葛优)さんですね。

中国映画ですわ。

 

しかし、もしかして万に一つもアクションをやってはるのなら観ておかねば、と思って観たら、アクションは、まあ、ほぼ、やってられませんでしたけど、踊ったり走ったりされてました。

 

 

で、観てたんですけど、けっこう内容がぜんぜん予想できてなくって、ついていけなくなってたんですが、そんな中でも、終始、イラッとさせられるわけですね。

なんかホンマ、そうとう悪趣味だと思いましたよ。

 

前半はそんな感じやったかな~あせる

 

これは私には解説とかできそうもない・・・それはいつものことですけどね、特にこの映画はそう思いましたね。

 

ずーっと私も映画について書かせてもらってきて、同時に映画にお詳しい方々のブログも読ませていただいてきて、おそらく私には一生、ちゃんと分析的に映画について書くことは不可能だろうと思い知りましたね。

 

知識がなさ過ぎるから。

 

観てる本数も多くはないし・・・ですので、どこまで行っても私は評価の基準や尺度のない、あくまでも好き嫌いの世界です。

 

まあ、自分でわかってるだけマシやけどね。

 

で、この作品、観てて前半、けっこう嫌悪感を感じてましたし、映画として私の理解の範疇を超えてきたんですけど、しかし、映画としてまた、凄い、と思わされたんですよね。

 

 

いきなり誰がどう見ても『ゴッドファーザー』(1972年)のまんまなパロディから始まったのはホントに嬉しかったんですけどね、そっからあとは、それこそジェットコースターですな、どっちに向かうかさっぱりわからない・・・。

 

ストーリー
1920年代、上海。将軍のバカ息子ウー・チーから、街を半分買えるほどの大金を使い果たすよう依頼された詐欺師マー・ゾウリーは、親友のシャンと共に盛大な高級娼婦の世界コンテストを開催。20年来の女友達ワンヤンが見事優勝を果たし、マー・ゾウリーと彼女は急接近するが、ある夜、アヘンでハイになったふたりは交通事故を起こしてしまう。現場には無残なワンヤンの死体。ところが、マー・ゾウリーは忽然(こつぜん)と姿を消し、その日から殺人の容疑者として追われる身となり、シャンは追う身となる・・・。

 

なんかね~、この映画は、中国の禁煙グループによって2014年の「最もスモーキーな映画」に選ばれ、たそうで、登場人物が3.1分毎に喫煙したことに相当する合計45の喫煙シーンが特徴、だそうです。

 

 

これ、また聞き・孫引きになるので、間違ってたらホントにすんません。

間違いはコメント欄で遠慮なくご指摘くださいましm(._.)m

 

1920年6月9日、上海であった稀代のスキャンダル、「閻瑞生」殺人事件が華やかに再現されたビックリマーク・・・そうで、美人コンテストで1位に選ばれた女性が突然殺される事件が起きて、これを取り巻く様々な人々の利害関係が爆発する。史上最大のセット製作費、カラフルビジュアル、ダンス、歌など、目と耳に楽しい話題作ビックリマーク・・・なんですが、要は実際にあった事件を面白おかしく映画にしたようなんですね。

 

そう知って観ると何となくわかりますわ。

なんか、不謹慎なんですよね。

事件をふざけて映画にしてるから。

作風はホント、コメディですよね。

で、そこはかとなくブラックなんですよ。

 

美人コンテストで1位になった女性が遺体となって荒野で見つかり、大騒ぎとなって、ギャンブルで巨額の借金を負っていた男性が殺人犯であることが判明した・・・って事件です。

ただ、私が調べた限りでは、映画と現実の事件は大なり小なり違うようなんですね。

 

なんしか、100年も前の事件の映画化ですので・・・何とも言えませんが、いわゆる「実録殺人事件の映画化」としてシリアスな作品でないことは確か。

でも、当時、事件そのものがその顛末も含めて、そうとう大衆の興味をかき立てて、面白がられたってこともあったようなんですね。

だから、映画はこの形で正しいような気もする。

映画のムードでは『シカゴ』(2002年)の人を食ったような悪い冗談感覚とも重なると思いましたし、そんなような映画も他にあるんでしょう。

 

で、前半、美人コンテストのところはイヤだなぁ~ダウンって思ってたんですが、時間が経つにつれて笑けてきましてね、もう、呆れ笑い(;´∀`)

 

最後までこっちの顔色すらうかがわずにズンズン行っちゃうので、もう、シュールな世界になってたんちゃいますか。

 

で、ラストは口あんぐり、みたいな。

 

その時はさすがに、観てみるもんやね~(・・;)って感じでした。

こっちは呆然でしたが・・・。

 

 

知っていた俳優さんはチアン・ウェンさんとグォ・ヨウさん・・・そしてスー・チーの3人だけだったと思います。

と言ってもスー・チーはともかく、チアン・ウェンさんとグォ・ヨウさんの2人もほとんど作品を観てないんですけどね・・・。

 

チアン・ウェンさんの作品で好きなのはドニー兄貴と共演した『三国志英傑伝 関羽』(2011年)。

 

しかし、この『弾丸と共に去りぬ』を観てて、チアン・ウェンさんの魅力が私にもわかってきたように思います。

 

そして、この記事を書いていて気づいたんですけど、チアン・ウェンさん、なんとこの映画の監督さんだったんですねドンッ\(◎o◎)/ドンッ

 

だー、このセンス、チアン・ウェンさんのものだったんですねーあせる

 

だったらもう、仕方がない・・・。

 

そうなるとチアン・ウェンさんの監督作品、さらに観たくなります。

特に2000年の『鬼が来た!』って作品に惹かれました。

 

 

グォ・ヨウさんの映画で好きなのはコン・リーと共演した『活きる』(1994年)・・・チャン・イーモウ監督の作品ですね。

『弾丸と共に去りぬ』のグォ・ヨウさんはまた違いました。

 

もう一人、周韵(Zhou Yun)さんって女優さんも良かったです。

 

キャストの皆さん、みんな良かったですけどね。

 

 

うちの記事ではどんな映画か詳しくは触れませんが、凄いものを観たなあ~とは思いました。

 

でも、好きか嫌いかで決めると私は好きではないです(^_^;)

 

でも、観て良かったですね。

 

なんてゆうか、定型化した「娯楽映画」とは違うんだけど、娯楽的な側面もいろいろあるんですね。

観てて普通に面白いですし。

まあ、好き嫌いが分かれそうなのは確かです。

その上で、頭ごなしにダメな映画なんてことは言えないと思います。

 

この映画、オススメはしませんが・・・映画ファンの方々にこそ、観てほしいように思います。

今の、興行収入で映画の傑作・駄作が決まってしまう世界とはまた違う、もっと自由な映画だと思いましたしね。

 

あと、日本人は中国映画を観なさ過ぎなんじゃないかと思いました。

もちろん私も含めてですけど、もっと観た方がいいですよね。

 

でわ、でわ、今日も読んでくださり、谢谢您です~キスマーク
再见~(^.^/)))