ライク・サムワン・イン・ラブ 2012年 アッバス・キアロスタミ監督作品 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうございますキスマーク

 

 

 

なんか、ある掲示板でOfficial髭男dismのことを全力で誹謗中傷してるおそらくけっこう歳のいった人間が書いたコメントを目にしまして、まあ、読んだ若者たちは気分を害したと思いますが、私もけっこうゲンナリきて、そうゆう人間にだけは絶対なるまい~と心に誓いました、年取るのはイヤですねあせる

 

 

 

KBS京都で今夜、ってゆうか昨夜からキム・ナムギル主演の『赤と黒』(2010年)の放送がスタートですNEW

これでまた最初から観れる~(^q^)

水曜日の夜9時は絶対に予定を入れないぞビックリマーク

 

 

 

去年の4月に日本版DVDが発売されたばかりの、イ・ソンミンさん主演のスリラー映画、『目撃者』(2018年)が早くも4月24日に廉価版で再発売ですNEW

ちょっと意外でしたが・・・。

 

 

ギャガさん、ありがとうございますキスマーク

 

 

 

 

 

3月1日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

ライク・サムワン・イン・ラブ

 

 

ライク・サムワン・イン・ラブ
مثل یک عاشق:題原
英語題:Like Someone in Love
韓国語題:사랑에 빠진 것처럼
中国語題:如沐爱河


(2012年、日仏合作作品、109分)


監督・脚本:アッバス・キアロスタミ
プロデューサー:堀越謙三、マラン・カルミッツ
撮影:柳島克己
録音:菊池信之
美術:磯見俊裕
編集:バーマン・キアロスタミ
サウンドデザイン:菊地信之


奥野匡 - 渡辺タカシ
高梨臨 - 鈴木明子
加瀬亮 - 樋口ノリアキ
でんでん - ヒロシ
鈴木美保子 - 隣のおばあさん
窪田かね子 - 明子の祖母
岸博之 - 教え子
森レイ子 - なぎさ
大堀こういち - タクシー運転手
辰巳智秋 - 整備工
春日井静奈 - なぎさの友人


配給:ユーロスペース

 

 

日仏合作作品で、監督さんはイランのアッバス・キアロスタミ。

 

こうゆう場合、イラン、ニッポン、フランス、それぞれの国の映画関係者の方々がどのようにお仕事されてるんでしょうね。

私にはちょっと想像できない・・・ってゆうか、想像はできますけどね。

 

撮影現場はニッポン、監督さんは幾人かイランからスタッフを同行されるんでしょう。

と、なるとフランスですが、思うに資金を出されたのでははてなマーク・・・とか。

 

本当のところはわかりませんがね。

 

 

2016年の7月にアッバス・キアロスタミ監督が亡くなった時、うちのブログでも追悼に記事を書かせてもらったんですね。

 

その時、ブロともさんのキャプテン・ニッポンがコメントしてくださって、『ライク・サムワン・イン・ラブ』に強い衝撃を受けたって教えてくれたんです。

キャプテンはそんなわかりやすい伝え方はしないんですけど、私はやはり、凄そうと感じました。

 

それでいつも『ライク・サムワン・イン・ラブ』のことは頭にあったんですが、観る映画が多く今頃になってしまいました。

 

そうこうしてるうちにキャプテンはブログを更新しなくなってしまって・・・なんだか悪いなあ汗って感じです。

 

キャプテンが教えてくれた映画をこうして観たのに・・・。

 

せっかくブログを通して知り合っても、更新が途絶えてしまうと、寂しいんですよね(´・_・`)

私はあまり人様のブログにコメントさせていただかない方なんですが、もっとコメントをしといたら良かった・・・と後悔します。

 

皆さん、できるだけ続けましょうね!!

 

 

『ライク・サムワン・イン・ラブ』のキャストは全員、日本人で日本が舞台です。

東京だったかなあはてなマーク

東京だったように思います。

 

イランの巨匠が日本を舞台に日本人キャストで映画を撮る・・・それは日本人にとって名誉にも思えることですが、この映画、一筋縄ではいかない。

名誉に思えない人もいるかもね。

 

 

ご存知のように、私はあまり日本映画を観れてませんし、詳しくもありません。

落語家の立川談志さんは洋画専門だったそうですが、私も近いでしょ。

 

だから『ライク・サムワン・イン・ラブ』が日本人の監督さんの作品だって言われたら信じてしまうと思いますね。

とてもイランの監督さんが作った映画には思えない。

 

でも、少しは違和感がありましたよ。

なんだか変とゆうか・・・そんな気持ちにもなりました。

それはアッバス・キアロスタミ監督の作品だって知って観てるからかもしれないけれど。

 

 

で、この映画・・・観た人は別にいいんだけど、まだ観てない人には言っておきたいことがある!

 

私も何も知らずに観たんですが

その観方で良かったなぁ~!!

ってつくづく思いましたので。

 

なんてゆうのかなあ・・・ジャンルとかも知らずに観てると、まあ、ほんと、いかにも日本の普通のお店の中で、女の子とでんでんが会話してるんですがね~、何を話してるのかなあ~はてなマークどういった人たちで、どんな関係なのかなあ~はてなマークと考えてるうちに、グイグイと引き込まれていくんですね。

その時の気分が最高です。

 

だから、もしもまだ観てないのなら、うちのブログで下手なあらすじを読んでもらうよりも映画そのものを観てもらった方がいいです、何も知らずに素のままで。

 

ホントは映画の場面画像とかも目にしない方がいいと思うんですがね。

 

※ あらすじを知りたい方のため、一番下の方に映画.comさんの「解説」を転載させていただいてます。

 

ジャンル的には、どうなるんでしょうね。

 

私はまず「コメディ」だと思いましたね。

でも「ホラー」や「スリラー」の味もあるかもしれないけどね。

何も知らずに観てると「ミステリー」の側面もあるかも。

でもコメディでもホラーでもスリラーでもミステリーでもない映画ですね。

まあ、ジャンルなんかどうでもいいですね。

 

アッバス・キアロスタミ映画です。

 

ただ、不遜かもしれないけど、私、映画作家の皆さまに、これぐらいやってみたらどうでしょうはてなマークとは言いたくなりましたね。

もちろん、映画は人が観るものだから観客のことも考えた方がいのかもしれないけどね、時々、まったく違う何かを観たくなり・・・『ライク・サムワン・イン・ラブ』がそれでしたよ。

 

私は映画の本質も何も知らないのかもしれないけど、少なくとも『ライク・サムワン・イン・ラブ』を観たいと思える人間ですわ。

 

何てゆうか、似たような映画ばかりでは困るんですよね、これからもまた観ていく上ではね・・・。

 

 

奥野匡さん。

 

この方の話し方がなんだか良くってお話をずっと聞いていたい気分にさせてくれる・・・。

 

 

高梨臨さん。

 

ぜんぜん知らない女優さんだったんですが、なんと!!

 

2018年12月2日にNHKで放送されたイ・チャンドン監督の『バーニング』(2018年)の日本語吹き替え音声で、チョン・ジョンソが演じるヘミの声を担当されたとか・・・!?

 

でしたか~( ゚ー゚)( 。_。)

 

あ、DVDやブルーレイではヘミの声は逢沢ゆりかさんが演じてます。

 

そう考えると、NHK放送版の『バーニング』を観られた方は貴重でしたね~。

 

前半の良かったところの一つに、ヒロインが聞くおばあちゃんの声もありましたね。

あの声がまた何とも言えない気分にさせてくれる・・・。

 

 

主要な登場人物としてもう一人、加瀬亮さんも出演してます。

 

この映画を観てて、演技が上手いなあ~とあらためて思いました。

 

ってゆうか、出てくる人全員、演技が素晴らしいです。

 

演技に見とれましたよ。

 

 

アッバス・キアロスタミ監督の作品ってことで、コンペティション部門正式招待作品ですからね、第65回カンヌ国際映画祭にみんなで行かはったんですね。

 

 

たしかに、『ライク・サムワン・イン・ラブ』はカンヌ国際映画祭が相応しい・・・。

 

 

それで、キャプテンが衝撃を受けたとゆう、お隣に住んでるおばちゃんが、最後の方で出てくるんですけど、やっぱり凄かったですね、ええ。

 

最初に声だけで登場してくるのがまた何とも怖いんですがね、同時にこの人か!!って笑ってしまいましたわ。

 

演じておられるのが鈴木美保子さんですね。

 

またおばちゃんが何とも独特のアクセントとイントネーションで・・・いいんですよね~。

 

そして最後、あることが起こった時、おばちゃんが下の方で、あ~、車が壊されちゃう~、えはてなマーク警察に電話はてなマーク私がするのはてなマークとか騒いでるのがいいんですよー。

またそこで笑いました。

 

 

結末にかんしては、えはてなマーク汗って感じでしたけど、その、えはてなマーク汗がまた良かったです。

 

これまでに観たアッバス・キアロスタミ監督のどの作品にも似てなかったし、こんな映画をこれまでに観たことはなかったですね、うん。

 

どの映画にも似ていない・・・とても変な気分になる・・・怖い・・・イヤな感じ・・・不安・・・でも、面白い、そんな映画でした。

 

なんてゆうか、ホントに面白かったです。

 

そんな泣いたり、感動したりじゃないですね・・・なんか・・・やっぱり変な気分でした。

 

でも、なんで、アッバス・キアロスタミ監督がこの映画を作ったのか、わからないですね。

それも日本で・・・。

 

けど、もしかして、「自分の中の何か」を描きたかったのかもしれないですね。

 

これは、嘘についての映画・・・。

 

『ライク・サムワン・イン・ラブ』・・・傑作としてオススメしたいところですが、「オススメ映画」とはまたちょっと違うんですよ。

 

思うに、この映画が好きな人はもう、観てると思うんですよね。

だからオススメするのには遅すぎる。

 

とにかく観たいって方は是非、観てください。

それでどんな気分になっても私ゃ知りませんけど(^_^;)

 

いや、ほんま、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)と同じくらい面白いですよ。

 

私は観てホントに良かったです合格

 

でわ、最後までありがとうでした・・・アンニョン(^.^/)))

 


解説: イランの巨匠アッバス・キアロスタミが日本を舞台に描いたドラマで、デートクラブでアルバイトをする女子大生・明子と、そこで出会った老教授タカシ、明子の恋人ノリアキの3人をめぐる物語。80歳を超え現役を退いた元大学教授のタカシは、亡き妻に似た若い女性・明子をデートクラブを通して家に招く。しかし明子は、自分に会うために田舎から出てきた祖母を駅に置き去りにしてきてしまったことが気にかかり、タカシが用意した食事にも手がつけられない。翌朝、明子が通う大学まで車で送ったタカシの前に、明子の婚約者ノリアキが現れる。ノリアキがタカシを明子の祖父だと勘違いしたことから、次第に運命の歯車が狂い始めて……。タカシ役に84歳にして映画初主演となる奥野匡、明子役に「侍戦隊シンケンジャー」の若手・高梨臨。ノリアキ役を加瀬亮が演じる。映画.com