公開中の韓国映画です
超・オススメです
絶対にスクリーンで観ておくべき名作\(^o^)/
※ パンフレットは820円ですね。
※ パンフレットは発売されてないそうです。
※ パンフレットは800円です。
11月15日から「のむコレ」さんもスタートしてます
※ のむコレさんの上映作品は上映回数が少ないので、シネマートさんのホームページでよくご確認ください。
そして、12月13日からこの映画が公開スタート
映画 『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』 公式サイト
観に行きます
超・楽しみです
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你好・・・(^-^)ノ
いつも読んでくださり、多謝です
現在公開中である『EXIT イグジット』(2019年)にかんする話ですが、観た人はご存知でしょうけど、エンディング・テーマはイ・スンファン(이승환)の「Super Hero」。
YouTubeで聴けますけど、私としてはCDも欲しい
でも、「Super Hero」が収録されているイ・スンファンのコンピレーション・アルバム『몽롱(朦朧)』(2008年)は現在、Amazonさんで3800円+送料350円で、ちょっと高い
そんな中、さらに調べると、イ・ミンギ、イェ・ジウォン、リュ・スンス、イ・ウンソンが出演した2007年のKBS韓国ドラマ、『いいかげんな興信所』のサントラCDに「Super Hero」のオリジナル・バージョンが収録されていることが判明
私はこうゆう時、しつこいですよ~。
『いいかげんな興信所』のサントラCDはAmazonさんで、送料込みで500円ちょっとの商品があるのを発見・・・買いました。
で、さらに気になったので『いいかげんな興信所』について調べると・・・これが思いっきりドタバタ系コメディなんですけど、さすがイ・ミンギくん主演なだけあって非常に私が観たい感じ( *ºρº)
観た方、おられますか~
Amazonさんで検索すると『いいかげんな興信所』のレンタル用DVD全8枚組(いわゆる「レンタル落ち」と呼ばれるジャケットとディスクのみで販売されている中古のブツ)が送料込みでもレンタル料金×8枚程度の価格・・・勢いで買ってしまいました。
今、『私の名前はキム・サムスン』(2005年)を観てますので(まだ5話です・・・遅いっ)、そのあとか、それよりも先になると思いますが、『いいかげんな興信所』も観ようと思います。
『EXIT』からここまで広がるのが凄い。
『いいかげんな興信所』・・・早く観たいな~( º﹃º` )
え~、本題です。
12月4日、この中国映画を観ました・・・
ブロともさんのさんせんさんがオススメしてくれた3本のドニー・イェンさん主演作の最後の1作になります。
男なら「義」に生きろ!!
「赤壁(レッドクリフ)の戦い)」の数年前、敵の曹操さえも惚れ込んだ一人の武将がいた。
KAN-WOO / 関羽
三国志英傑伝
KAN-WOO / 関羽 三国志英傑伝
原題:关云长 / 關雲長
英語題:The Lost Bladesman
韓国語題:삼국지: 명장 관우
(2011年、中国映画、109分、G)
監督・脚本:フェリックス・チョン、アラン・マック
武術指導:ドニー・イェン
音楽:ヘンリー・ライ
撮影:チャン・チーイン
字幕翻訳:野崎文子
吹替翻訳:最上麻衣子
キャスト(日本語吹き替え)
関羽 - ドニー・イェン(津田健次郎)
曹操 - チアン・ウェン(田中正彦)
綺蘭 - スン・リー(佐古真弓)
漢・献帝 - ワン・ポーチエ
孔秀 - アンディ・オン(佐藤芳洋)
韓福 - ニエ・ユアン
孟坦 - ヘイ・ツー
卞喜 - イー・カイレイ
王植 - ワン・シュエビン
秦琪 - リー・ツォンハン
普浄 - ジョウ・ボー
劉備 - アレックス・フォン
荀攸 - ドン・ヨン
張遼 - シャオ・ビン
顔良 - チン・シウホウ
配給:日活
解説: 「三国志演義」に登場する劉備の部下の武将・関羽が主人公のエピソード「過五関、斬六将」を映画化した歴史アクション。劉備と敵対する曹操の捕虜になってしまった関羽だったが、曹操軍と袁紹の率いる軍勢が刀を交えた「白馬の戦い」で曹操を助け、勝利に貢献する。曹操は関羽を部下に引き入れようとするが、劉備の元へ戻ることを譲らない関羽の願いを聞き、6つの関所を手形なしに通れるよう手配する。晴れて劉備の元へ戻ろうとした関羽だったが、皇帝が関羽殺害の命を出したため、道中で幾度となく命を狙われることになる。主演は「イップ・マン」「孫文の義士団」など主演作が続くドニー・イェン。監督は「インファナル・アフェア」シリーズを手がけたフェリックス・チョンとアラン・マック。(映画.com)
夢と影の如く はかなく
露と雷鳴の如く定まらぬ
それ人生なり
始まってしばらくして、私は気づきました。
これは最後から始まる映画だと。
そして、何とも言えない気分になりました。
そうゆう気分にさせる映画って、確実にいい映画でしょ
なんか、久しぶりにホントにいい「最後から始まる映画」を観た気がします。
素晴らしいオープニングですね。
20年前、漢王朝は戦乱の世にあった
私 曹操はわずかな兵を率いて
各地の反乱を鎮め、漢帝国の安定をはかっていた
そこへ袁紹(えんしょう)が兵を挙げ
我が曹操軍に対抗してきた
敵の大将は顔良(がんりょう)
大軍を率いて白馬(はくば)城に攻め込んだ
長年いかなる大軍も少数で打ち負かし
常勝を誇っていた我々だが
我が兵は次々と敵の前に倒れ
我が武将たちの疲労は限界に達してきた
城は失っても良い
だが士気は、失うわけにはいかぬ
その頃、我が陣営には捕虜となった関羽がいた
名うての武将である
無敵と言われている男
そんな男を、私の持ち駒にできれば
形勢は逆転できると確信していた
次の一手で、必ず勝利を掴めると
しかしながらその駒は、劉備(りゅうび)のものであった
他人の駒を使うため、私は思考をめぐらせた
本来、敵である曹操に捕まっているけど、それが正しいと思えば曹操の軍の兵隊さんの手当もするし、曹操から頼まれれば戦闘にも参加して圧倒的な強さも見せる。
またいつ何どきでも礼儀は忘れない。
しかし、家来にはならないし、何があってもなびかない。
そんな忠義に厚い関羽とゆう人物と、彼に男惚れした曹操の話。
『三国志』とゆうものがあるのはさすがに私も知ってますが、それが歴史の書なのか、誰かが書いた物語なのかは知りません。
実在の人物たちが活躍した時代の歴史なんでしょう。
とにかく最初、三人の男たちが出会い、桃の木の下で義兄弟の契りを交わした・・・それがオープニングなのは、子どもの頃、ある夜、父がそこだけ寝物語に語ってくれたので、知ってます。
知らないものは知らないけど、私が初めて『三国志』の映画を観たのは間違いないです。
ですので、関羽と曹操も、その他の人たちも知らず・・・どういった関係なのかも知らずに観てます。
残念だったのは、この映画のキャストのほとんどが私に馴染みが薄い俳優さんで、またキャラの名前も覚えられず、ドニー・イェンさん演じる関羽と、曹操(チアン・ウェン)、綺蘭(スン・リー)以外の登場人物たちのことがそこまでわからなかったことですね。
しかし、2度観ることによって、1回目よりもグッと人物の見分けがつきましたけど。
曹操を演じたチアン・ウェンさんも知らない俳優さんだったんだけど、調べると『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年)に出ておられて、「ベイズ・マルバス」ってキャラを演じておられるとか。
え~、この人だったんですか~\(◎o◎)/
いや、中国の俳優さんだとすら思ってもいなかった
ドニーさんは知ってて観てたんですが・・・そうですか~、『関羽 三国志英傑伝』で共演されたお二人がそろって『スター・ウォーズ』に・・・でしたか。
チアン・ウェンさん、素晴らしい俳優さんです。
ひとしきり、知らないこと、わからないことを書きましたが、でも映画としてはわかるんですよ。
いや、ほんと、自分でもちょっとビックリするほど。
もちろん説明しろと言われたら無理なんですけど。
どうしても劉備の元へ戻りたい関羽に、曹操は帰らせてあげることにして、関羽が5つの関所を通行手形なしで通過できるよう部下に命じる。
関羽は劉備の婚約者、綺蘭を守りつつ帰るんですが、しかし、行く先々で命を狙われる。
さすがドニーさんの主演作だけあって、最初から最後まで魅力的なアクション・シーンが散りばめられていて、ぜんぜん退屈したりしませんね。
5つの関所の最初で襲ってくる孔秀(アンディ・オン)とのバトルが大興奮でした。
こっちが疲れるくらいやってくれるのが嬉しいですよね。
関羽と義兄弟の仲だとゆう韓福(ニエ・ユエン)の場面も素晴らしい。
ここ、目頭が熱くなるセリフです。
ただ、韓福の部下たちとのバトルは夜、室内なのでちょっと暗くてよく見えなかったかな。
もちろん、他のバトルも凄かったです。
一箇所、扉が閉まった向こう側で戦いが進んで、終わるまで観客に見せない場面がありますが、ああゆうのも好きですね~。
実は関羽は、劉備の婚約者、綺蘭を心密かに愛していて、綺蘭もそれを内心、知っている。
もちろん関羽のような人は、好きな女性と二人になったからといって自分の思いを表に出したりしないけど、実は薬を盛られてうなされるほど綺蘭に執着している(^_^;)
ストイシズムの極北に到達した男も、女への愛だけはどうにもできないのだった。
綺蘭を演じたスン・リー、イ・ナヨンを思わせる、目が大きい美人。
実は関羽と曹操と綺蘭と劉備(出てこないけど)は四角関係
ってほど関羽にこだわる曹操。
曹操は清濁併せ呑む人っちゅうか、だからこそ、あれだけ大勢の優れた家来がいる人なんでしょうけど、きっと関羽に憧れてたんでしょうね。
いわゆる、男惚れ(坂本冬美)ですなあ。
ええなあ、男はんは、腹のうち見せおうてからに、ほんま羨ましいわ。
こないなると女子はかもてもらわれへんさかい、寂しいわ。
ってヤツですか。
私思うに曹操は政治家的な人なんでしょうね。
だから目的は正しいんだけど、やり方は賛成できない気がする。
あのやり方では死ぬ人がハズレになってしまうもの。
関羽は、政治的な人じゃないですね。
でも、人柄が本当に尊敬できる。
人に優しい人なんですね。
そりゃ、戦いでは人を殺しますが、彼の人との接し方を見てるとね、自然と敬意をはらいたくなる。
だからこの映画の日本でのキャッチフレーズは「ニッポン人よ、今こそ、関羽に学べ」ですけど、ホンマにそう思いますわ。
私も見習いたくなりましたよ。
でも、曹操もキライじゃないですね、ええ。
関羽は確かに理想に徹しとる。
でも、君のやり方じゃ世の中、そうは変わらんのや。
だから俺と一緒にやってくれよ、みたいな。
曹操、あんた、ホンマに惚れとったんやね~。
実のところ、今年はドニーさんの主演作品が続きまくったので、この『関羽』を観るのをちょっと躊躇してたんですよ。
この前は大傑作、『孫文の義士団』(2009年)も観てるわけだし・・・。
でも、結果として、また素晴らしい傑作を観たなあって感じでした。
作品の風格なら『関羽』の方が上かもしれない。
とにかく、かっこいい男の映画でした。
さんせんさん、本当に素晴らしい映画をオススメくださり、ありがとうございます☆⌒(*^-゜)v
でわ、今日も謝謝です
拜拜(^.^/)))