韓国映画 超感覚カップル (2008年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

公開中の韓国映画ですNEW

 

 

EXIT イグジット

映画『EXIT イグジット』 公式サイト

 

超・オススメです合格

絶対にスクリーンで観ておくべき名作ビックリマーク\(^o^)/ビックリマーク

 

※ パンフレットは820円ですね。

 

 

完璧な他人

映画 『完璧な他人』 オフィシャルサイト

 

※ パンフレットは発売されてないそうです。

 

 

国家が破産する日

映画 『国家が破産する日』 オフィシャルサイト

 

※ パンフレットは800円です。

 

 

11月15日から「のむコレ」さんもスタートしてますひらめき電球

 

のむコレ3 Cinem@rt

 

※ のむコレさんの上映作品は上映回数が少ないので、シネマートさんのホームページでよくご確認ください。

 

 

そして、12月13日からこの映画が公開スタート!!

 

スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班

映画 『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』 公式サイト

 

 

 

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうございますキスマーク

 

年末までできるだけたくさん記事を書こうと思ってます。

書けない場合のために、これまでに観た映画についての感想も書きためておこうとしてます。

全部、読んでください、とは申しません。

気になる記事を読んでくださいね~(´∀`*)

 

12月7日、この作品を観ましたねこへび

 

※ かなり後半まで書かせてもらってます!!

 

 

 

 

 

さえない〝超能力者〟&キュートな〝天才少女〟の奇妙な尾行デートが始まる!!

 

 

 

超感覚カップル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

超感覚カップル


原題:초감각 커플 / 초감각커플
英語題:ESP Couple


(2008年、韓国映画、85分)


監督・脚本:キム・ヒョンジュ
PD:チャン・ソンヨン
助監督:ソン・ガンホ
撮影:ソン・ヒョクチェ
照明:チャン・ソヒ
音楽:クォン・ソンモ
美術:ハ・ジェミン
武術:チョン・チャンヒョン(ソウルアクションスクール)


出演:チン・グ、パク・ポヨン、チョ・ヨノ、イ・サンホン、ミン・ジミン、ハン・ガプス、チョン・ウォンジョ、カン・ヨング、キム・ギョンシク、チェ・チュンボム、イム・ソンアム、ソヒ、ハム・ソンミン、パク・ホンピル、チェ・ヨンヨル、シン・ウチョル、パク・チョンミン、パク・チンス、ハム・ジョンイ、ファン・サンギョン、パク・チヨン、チョン・ウシク、カン・ジナ ほか
特別出演:チェ・ドゥヨン、チョン・ジュリ

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

この作品、日本では劇場未公開だったようですね。

DVDがリリースされた当時、「期待の新星パク・ボヨン×若手実力派チン・グが魅せる新感覚ファンタスティックムービー!」と煽られた映画です。

 

超能力映画・・・好きですね。

 

と、いって今、パッとは思い浮かばないんですが、やっぱり『X-MEN』シリーズ(2000年~)とかですね。

まあ、アメコミ映画ってほとんどが超能力映画ですよね。

 

古い作品ではブライアン・デ・パルマ監督の『フューリー』(1978年)なんて素晴らしい傑作でしたよ。

怖いけどね汗

 

クリント・イーストウッド監督の『ヒア アフター』(2010年)も超能力モノの範疇ですよね。

 

韓国映画だったらカン・ドンウォン&コ・ス主演の『超能力者』(2010年)が大好きですし、『The Witch 魔女』(2018年)も凄かったですよね。

 

コ・スは『サム SOME』(2004年)って予知がかかわる作品にも出てましたよね。

 

小説もけっこう読みましたが、筒井康隆先生の『火田七瀬』3部作なんて最高でしたね(『七瀬』シリーズの実写化、観てみたいものです)。

『夢みる宝石』(シオドア・スタージョン)とか、『オッド・ジョン』(オラフ・ステープルドン)とかも印象に残ってます。

 

『キャリー』( スティーヴン・キング)とか・・・悲劇的な最後が多いですね・・・。

 

 

他人の心の中が読み取れる超能力を持っている不思議な少年。

 

彼、キム・スミン(チン・グ)は今は大学生で、一人で静かに暮らしている。

人の考えていることが読めることで、逆に孤独に陥っていた。

 

 

そんなある日、美術館で絵を鑑賞していると、急に女の子が横に。

 

 

この子の考えていることはスミンにも読めず、彼は不思議に思う。

 

 

同じ日、ある誘拐事件を(今ひとつ危なっかしい感じの)刑事さんたちが公園で捜査してて、スミンもその場に偶然い合わせる。

 

左の班長さんを演じるチョ・ヨノさんはジェフリー・ラッシュみたいな表情をするので面白いです。

右の刑事さんを演じるイ・サンホンさんは『国家が破産する日』(2018年)にも出てたそうです。

 

 

と、そこへ美術館のあの子がやけに愛想よくひらめき電球

 

 

馴れ馴れしく自己紹介してくるイ・ヒョンジン(パク・ボヨン)。

 

 

話しかけてくるのでスミンも受け答えしてたんだけど、なんか変な空気。

 

どんな話かわからんからこそ、このへんの流れが面白い。

 

 

そのうちに刑事さんたちに怪しまれてしまったんだけど、このヒョンジンがまた口の減らない子で。

 

と言ってる間に犯人と思しき高校生たちが現れたので刑事さんたちはそっちにかかりきりになったんですが、これが囮。

 

そして正確に推理しつつあったヒョンジンが真犯人と思しき男に刃物で脅され人質に取られてしまう。

 

 

スミンは超能力で男を動かし、ヒョンジンを危機から救った。

 

刑事さんが犯人を銃で撃って、一安心でしたが、犯人は肝臓が悪く、意識不明に・・・そのまま意識が戻らない可能性も。

つまり人質の居場所とかを聞き出せないあせる

 

 

スミンは犯人に殴られたのでお医者さんに検査してもらったけど、やっぱり「頭蓋骨の泉門が開いている」ことで超能力があるのかな。

 

そうなると超能力映画の傑作、スティーヴン・キング原作、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『デッドゾーン』(1983年)みたいに超能力で犯罪を解決していくのかなあ、と思ったけど、なかなかそうはいかない。

 

 

病院の代金を払おうとしたら(本当は警察の方で出してくれそうだったんだけど)財布がなくなってたので、ヒョンジンがお金を出してくれた。

お金を返すため、ヒョンジンはスミンの部屋に来ることになる。

 

ま、それもいろいろあるんですがね、ヒョンジンは帰らず、スミンは帰ってほしいんだけど居座ってしまう。

 

このあたりでわかるんですが、この映画の監督のキム・ヒョンジュ監督、絶妙の「編集で笑わせる」映画作家です。

なんか、4コマ漫画のコマ割りっぽい編集が同じ間で繰り返されるのが、私は好きですね。

 

もちろん「あーゆえばこーゆう」みたいなセリフも笑えるんですが。

 

 

で、「オッパは超能力者はてなマーク」とズバリ言い当てるのだった。

 

この少女、IQが180で7ヵ国語を話せる天才少女だったビックリマーク

 

 

この映画、珍しく「中高生向きの韓国映画」です。

 

そりゃ少しは残酷なシーンもありますが、それもたかだか『名探偵コナン』程度。

 

物語といい、作品の雰囲気といい、マンガを思わせる作風で、私はてっきりマンガの映画化だと思ったんですが、そうではないようですね。

脚本も書かれたキム・ヒョンジュ監督のセンスのようですわ。

 

 

で、なんとなくヒョンジンのペースに乗せられて一緒にいることになるスミン。

隠し通してきた超能力のことも知られ、それ使えるビックリマークってことで無銭飲食になりかけてる高いレストランでのお支払いを免れようとする。

 

 

レストランの支配人さん。

 

 

まあ、なんやかんや、いろいろ笑えます(´∀`*)

 

 

「俺は大人だ。子供のお守りなんかできるか」とか言ってますが、実はちょっとずつ距離が縮まるのかもしれない2人。

 

で、遊園地へ行って動物園へ行って・・・って思いっきりデートやんビックリマーク

スミンの能力をもっと開花させたいヒョンジンはスミンに無理を言って超能力の訓練を開始。

 

遊んでるだけと思ってたら、例の誘拐犯の仲間らしき人物がすぐ近くを歩いていることを感知ひらめき電球

 

ヒョンジンに押しきられたスミン、自分たちで人質を助けに行くことにするんですがね、いやいや。

 

 

自分たちが捕まりました。

 

しかしヒョンジンの機転で・・・はてなマーク

 

 

けっこう深刻な状況になりました。

 

二人は協力して事件を解決できるのだろうか!?

 

 

最後はやはり超能力モノらしくなってきますね~。

 

 

ほんと、韓国映画には珍しく、10代の人たち向きの映画じゃないですか。

もちろん、大人も楽しめますが。

 

けっこう斬新、って感じで驚かされるところもあります。

最後、こう来るか~はてなマークってインパクトで感動でした。

 

 

あんまりそこまで超能力にこだわってもいなく、ほとんどボーイ・ミーツ・ガールなコメディなんだけど、やっぱり超能力なくしては成り立たない話でもありました。

 

 

11年くらい前、2008年の映画で、チン・グは今とあまり変わらないけど、パク・ボヨンが、ほぼ子ども!!

 

可愛いですよね。

あと、表情がいいんですよね。

 

 

チン・グはけっこう作品的に、私が苦手な感じの役柄を演じることもあったけど(裏切り者で主人公を殺す役とか)、かっこいい時はかっこいいんですよね。

今、KBS京都で放送中のドラマ、『太陽の末裔』(2016年放送)とかもですし、映画、『ワンライン 5人の詐欺師たち』(2017年)もかっこよかったですね。

『セシボン』(2014年)のあの役も好きでした。

 

『超感覚カップル』はかっこいい・・・とはまた違うかもしれないけど、非常に好印象でした。

おとなしい、孤独な、無口な役で。

年下の女の子に振り回されるのが可愛い。

上手いですよね。

 

 

ただ、この映画はどうでしょはてなマーク

う~ん・・・好き嫌いとゆうか、面白いと思えない人もいると思うんですね。

平坦で、派手さもなく、キャストも地味めで・・・たしかに劇場で1800円払って、って感じじゃないですね。

 

けど、私はとても気に入りましたよ。

レンタルさんで借りて、サラ~ッと観て、笑えて、ちょっと感動して。

間違いなく好きな映画ですね。

 

この映画のムードとかテンポとかに、近い韓国映画以外のどこかの国の映画を観た記憶があるように思うんですが・・・その映画は思い出せないけど、ヨーロッパの映画だったかなあ・・・。

もしかしたらアニメだったかなあ・・・。

 

なにか他の映画を引き合いに出せるといいんですが、今は思いつけません。

 

まあ、だから、この映画ならではの良さがあるんだと思います。

 

 

監督&脚本のキム・ヒョンジュ監督はこの作品1作しか監督してないようですね。

なんか、この監督さんの個性に合った企画があったらきっとまた傑作を作らはるに違いないと思うので、頑張ってほしいですね。

 

『超感覚カップル』はキュートな、可愛い映画です。

また観てみてください。

 

でわ、最後までありがとうですキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

パク・ボヨンの最新作 『君の結婚式』 (2018年)

 

 

 

 

 

 

 

 

パク・ボヨンが主演した怖い映画

『京城学校:消えた少女たち』 (2015年)

廉価版DVDも発売中ドンッ

 

 

 

 

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