香港映画 チャウ・シンチー 新精武門 1991年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

你好(^-^)ノ

いつも、多謝ですキスマーク

 

そこまで厳密ではないんですが、監督さんや俳優さんの作品を、古い順から観ていけたらいいなぁ、と思ってます。

なかなかそこまで順番には観れないんですが、できたら。

 

そういったわけで5月19日に、チャウ・シンチーの、借りれる中でも古い作品を観ましたカチンコ

監督作品ではなく、主演だけですね。

 

 

 

 

 

チャウ・シンチー 新精武門

 

 

チャウ・シンチー 新精武門
原題:新精武门1991 / 新精武門1991
英語題:Fist of Fury 1991
韓国語題:신정무문


(1991年、香港映画、98分、日本劇場未公開)


監督:ツォ・チャンシン    
出演:チャウ・シンチー、ケニー・ビー、チョン・マン、ユン・ケイ ほか

 

 

観たあとで知ったんですがこの作品は、ブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳」や「ロッキー」のパロディ作品、とのことで、今さら遅いんですが元ネタを観る前にパロディを観てしまったとゆう・・・あ、『ロッキー』(1976年)は昔、テレビで放送された時に観てます。

 

けどな~、『新精武門』ですが『ロッキー』のパロディって感じじゃなかったように思えたんですけどね~。

最後に顔面がグチャグチャになることがパロディだったんかなはてなマーク

 

とにかく、いつか、ブルース・リーさんの映画をちゃんと観たいですね。

いや、昔、中学ぐらいの時に、ある日の午後にブルース・リーの映画が放送されて、あ、観ようビックリマークと思ってテレビをつけたら終わるとこで、そこで「ケモノの手」がどっかに刺さってるのだけはハッキリ覚えてます。

何となく、敵の手だったんじゃないかとは予想してますがね。

 

 

そういったわけで、大陸は広州から友達のキョンくんを訪ねて香港へ出稼ぎにやって来たマジメで純真なラウ・チンくん(チャウ・シンチー)は早速、財布を盗まれてるんですが、彼は右手の力だけは異常に強かった。

 

 

それはともかく、チンくん、守衛さんに「ゴッドギャンブラー」と勘違いされるんですが、そこへその「ゴッドギャンブラー」がひらめき電球

 

あ~ビックリマーク

わかった、わかった、これはチャウ・シンチーが一人二役で活躍する、ロベルト・ベニーニの『ジョニーの事情』(1991年)のような映画に違いない!!と思ってると、この「ゴッドギャンブラー」の方は二度と出てこない。

 

まぎらわしいことをワザワザしないでくださいねむかっ

 

 

ところが純真な青年、チンくんはやっぱり荷物を盗られて。

 

 

この男が荷物を盗んだ男、シウサー。

ガラも人相も悪いながら、どこか愛嬌のある人。

 

 

チンくんとシウサーは本当に気の滅入るような戦いを繰り広げる。

小学生なら大喜びでしょうね。

 

キョンくんの住所を書いた紙も失って、でも、このまま帰るわけにもいかず、チンくんはシウサーのところに泊めてもらうことになったが、連れて行かれたのは「日本式マッサージ」の店。

シウサーは、ま、どチンピラです。

 

 

詳しくは書きませんが・・・か、な、り、くだらない。

 

 

チンくんは案の定、トラブルとなり、シウサーの服をビリビリに破いて逃げ出さないようにして、20ドルを借りて自分は職探し。

 

あ、借りてきたDVDには日本語吹き替え音声があり、チャウ・シンチーの声は堀内賢雄さんが担当されていまして、吹き替えで観た方が面白いかもしれません。

いいですよ、日本語吹き替え。

 

チンくんは寝る前、ちゃんと仏様を拝んでて、シウサーが早く心を入れ替え、真面目になりますように、とお願いするようないい人。

 

 

で、二人で酒楼で働くことになって、ワゴンで点心を売ってたんですがシウサーが真面目に働かないので来ていたヤクザの人たちとモメて、頭が混乱するほどグチャグチャになるとゆう。

なんか、まったく関係のない美女を人質に取るんですがね~。

 

 

その美女ともう一人の男の人はフォッ家拳法の人たちで、まあ、結果的にチンくんやシウサーはこの人たちに助けてもらう形になりました。

 

ここで玉置浩二さんの名前がセリフで出ますが、香港で人気だったのかな。

 

そんなこんなでチンくん、天のご意向で賞金1000万ドルの格闘技の世界大会に出ることになるが、それには道場に所属していることが条件だった。

 

 

そこで怖い顔が魅力だった故シン・フイオンさん演じる横手派のチウトン師匠の道場へ何とな~く入門。

 

ところが、チウトン師匠たちは報酬のためにフォッ家のフォッ・ワン師匠を殺そうとしてて・・・しかし、フォッ師匠も強いし、あのレストランで会った男女二人も加わったので、横手派の人たちは逃げ出した。

 

 

で、チンくんとシウサーはフォッ家のお屋敷にお世話になることになったんだけど、フォッ師匠の娘さんのマンが美人ですので、シウサーが早速、ラブレターを送りました。

でも、実はマンがちょっといいなと思ってるのはチンくんの方でシウサー、涙目。

 

ここの泣きべその演技が面白くって、シウサー役の俳優さんの好感度がアップです。

 

 

そして、チンくんはフォッ師匠に武術を習いたいとお願いしたんですが、師匠は向いてないからやめときなさいと言う。

けど、チンくんは、僕の右腕は超人的です、と説明して弟子入りを懇願。師匠は、それなら私の腹を打ってみなさい、と。

 

 

なんぼ偉い師匠でも、やっぱり苦しかった。

 

 

そんな中、日本の起倒流武道の達人たちがフォッ家に道場破りに来た。

 

なんか最近、こうゆうタイプの日本人をよく見るなー。

 

 

気のせいか、この俳優さん、見覚えがあるような・・・このタイプはなぜか、気になる。

 

 

日本人が見るとイヤな気分になるけど、しかし冷静に考えてみれば、いかにもいそうな日本人らしい日本人だとも言える。

中国人を見下し、大げさに嘲ってバカにすることで自尊心を得ようとする日本人、だとも・・・。

 

 

師匠は下がっていなさいと言ったが、チンくんの怒りに火がついた(実は映画の撮影だと勘違いしていたんだけど)。

 

チンくんは、(まず「過去に何かあったとしても話し合いで解決を」と穏やかに戦いを避けようとしつつも)日本のものすごい大男と戦うことになる。血だらけになってほとんどやられかけたが、しかし巻き返して、勝って、中国人の誇りを守った。

 

ここはカンフーっちゅうよりもプロレスみたいな戦い方ですね。

 

 

こうして二人は晴れてフォッ家の弟子となった。

 

ところが師匠のいない間、一番弟子みたいなワイがチンくんを目の敵にするようにイジメてくるのだった。

 

シウサーもワイにムカついて仕返しがしたくてたまらない(その最中にもチンくんとマンの恋がかなうよう、ラブレターの代筆を買って出る実はいいヤツぶり)。

 

ところがその夜、一番弟子のお兄さんは、惚れてたマンを眠らせて乱暴しようとした・・・どんなんやねん。

 

そのややこしい最中、チンくんはフォッ家に盗みに入ったキョンくんと再会。

 

チンくんはマンを救おうとワイと戦うが、間の悪いことにそこへ師匠が帰ってきてしまい、マンを襲おうとしたのはチンくんだとゆうことになってしまう・・・あせる

チンくんは師弟の縁を切られてしまいました。

そして、チンくんとシウサーは些細な誤解から仲違い、決別。

 

 

それで、キョンくんの師匠になるのかな、4人の兄弟の住まいにご厄介になります。

が、この4人のおじいちゃんたちは犯罪の計画を立ててばかりいる、しかも同時に有名になることを夢見ている、どうしようもない人たちだった。

 

 

右がキョンくんですね。

4人の兄弟たちを「兄さん」と呼ぶのがなんか変。

 

 

意外と反則的に強い4人の兄弟たち。

チンくんは4人の弟子に。

 

 

と言ってもまずは強盗の手伝いをさされるんですが。

ここの笑いも何が面白いんか、よくわからない。

 

そして、激しい特訓が始まり、じーさんたちの流派の名前が決まった。

 

それは・・・新精武門!!

 

 

うわー、すごいやビックリマークヾ(*´∀`*)ノ

 

 

そして大会当日・・・会場でダフ屋をやってるシウサーを見かけるチンくん。まだ仲直りはできないが・・・。

 


 

大会には、あの、マンのことで、自分に罪を被せたフォッ家の一番弟子の悪いワイ、そして師匠も出場してくるのだった。

ちょっとこの大会、いい加減でルールがよくわからない・・・。

 

いろいろありますが、チンくんは、あの一番弟子のワイにリベンジできるのか、そして、フォッ師匠との仲は修復できるのか、新精武門の仲間たちのため、優勝できるのか、そしてマンとの恋の行方は!?

しかもチウトン師匠もいたりするビックリマーク

それと、シウサーとの友情も取り戻せるのか!?

 

最後の最後、かなり忙しいメラメラ

 

 

書き始めたら何となく、あらすじをここまで書いてました(^_^;)

 

全体的に内輪ウケのようなネタもあるのか、よくわからないとこも多いし、前半はかなり下品で、ちょっとさぶいのでなかなかスイッチが入らなかったのですが、この大会が始まってからは、師匠との和解にジーンときたり、試合のシーンも(なんだか汚い手を使ってますが)興奮モノで、面白かったです。アクションもいいし・・・。

別の場所でチンくんとシウサーが同時に顔が血まみれになっていくのが感動的でしたねー。ちょっと泣きそうになった。

結末もすがすがしく、ああ、観て良かったなあ、と。

 

時々流れる80年代くらいの雰囲気のシンセサイザーが、かなり好きな音です。

そうゆう音楽を聴くと、ちょっと古い映画を観てる喜びのようなものを私はいつも感じますね。

この映画は1991年の作品ですが、その時代の映画も観る価値があると思います。

 

チャウ・シンチーはまだまだ若いけど、コメディ俳優として優れてますね。

シウサーの人も最後まで観てたら気に入りました。

4人の兄弟もいいですね~。

 

それにしても悪役が悪いなー。

 

とにかく、観て良かったです音譜

 

でわ、今日も最後まで謝謝ビックリマークですキスマーク・・・拜拜(^.^/)))

 

 

【解説】 「少林サッカー」のチャウ・シンチー主演で送る、ブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳」や「ロッキー」のパロディ作品。チャウ・シンチーの本格的なアクション・シーンが見もの。田舎から出てきたラウの取柄は、右手が強いということだけだった。そんな彼が、ラウの荷物を盗もうとしたシウサーの住まいに逆に転がり込み、賞金欲しさに自由格闘技大会での優勝を目指すことに。大会出場のためには道場に入門しなくてはならず、弟子に入った先で姉弟子に恋をしてしまう。しかし、濡れ衣を着せられて道場を破門になり…。<allcinema

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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