韓国映画 レッドカーペット (2014年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうですキスマーク

 

だいぶ、まだ観てないけど観たい韓国映画が減ってきました。

けど、このままずっと観続けるぞッビックリマーク

 

って感じで2月25日はこの作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラカチンコ

 

 

 

 

 

きっと道はつながっている

 

 

 

レッドカーペット

 

 

レッドカーペット
原題:레드카펫
英語題:Red Carpet


(2014年、韓国映画、114分)


監督:脚本:パク・ポムス
脚色:イ・ジェユン、ハ・スジン
助監督:イ・ウンジョン
撮影:キム・ヨンミン(C.G.K)
照明:キム・スンギュ
音楽:イ・ジス
美術:キム・ジス
武術:ヤン・ギリョン


出演:ユン・ゲサン、コ・ジュニ、オ・ジョンセ、チョ・ダルファン、ファン・チャンソン(2PM)、シン・ジス、ソン・ビョンウク、イ・ミド、アン・ジェホン、イム・ウンジ、イ・チャニ、イ・テヒョン、ナム・ヨヌ、スジ(ヤン・ソネ)、チウォン(チョン・シネ)、イ・イェリョン ほか
特別出演:ソン・ジル、ミョン・ゲナム
友情出演:ユン・ダギョン、ソン・サムドン、ミン・ソンウク

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

解説: R指定(アダルト)映画専門の監督と元人気子役から再ブレイクしたトップ女優の恋を描いたラブロマンス。出演は「プンサンケ」のユン・ゲサン、「結婚前夜 マリッジブルー」のコ・ジュニ、韓国の人気男性アイドルグループ「2PM」のチャンソンら。アダルト映画専門の監督ジョンウは、ひょんなことから、かつて国民的子役として人気を博したウンスとルームシェアをすることに。ジョンウがいつか一般向け映画を撮ることを夢見て執筆していたシナリオを目にしたウンスは、その内容に刺激されて女優復帰を決意する。1年後、ウンスは瞬く間にトップ女優へと登りつめていたが、ジョンウは変わらずアダルト映画を撮るばかり。一念発起したジョンウは自主制作で映画を作り始め、その心意気に共感したウンスも、事務所に内緒でジョンウの映画に出演するが……。(映画.com

 

『レッドカーペット』 予告篇

 

레드카펫 Red Carpet, 2014 메인 예고편 Main Trailer Korean Movie

 

 

ゴールデンスランバー』(2018年)ではとても短い出演時間ながら

強い印象を残したユン・ゲサン見たさに借りた映画です。

 

R指定(アダルト)映画の監督、パク・ジョンウ(ユン・ゲサン)は

自作のシナリオを執筆しつつ、一般映画を撮ることを夢見ていた。

まあ、R指定の映画を作り続けることには、飽きて

やる気もなくなりつつあるけど

気心の知れてるスタッフに囲まれてるので、惰性で続けてます。

 

日本ではやってないイメージですが

韓国ではその手の映画が劇場で上映されてるのかなはてなマーク

 

ジョンウのお父さんはご病気で倒れはって現在、リハビリ中。

ご両親は息子の仕事もよくわかってなくって

ちゃんとした仕事に就いてほしい感じ。

 

そんなある日、家に帰ったら見慣れない荷物が部屋を占拠してて

知らない女がいた。

なんと、そのチョン・ウンス(コ・ジュニ)は不動産屋さんに

騙されはって、ジョンウの部屋を借りたつもりだった。

いろいろあってウンスはジョンウの部屋に住ましてもらうことに。

 

ウンスは昔、国民的子役スターで人気を博したけど、今は無名。

もっかい、女優として再起することを誓う。

 

ジョンウは自分が映画関係の仕事だとはぼやかして話したけど

R指定系だとは言えなかった。

しかしウンスにアドバイスしたげたりして

ウンスは女優として成功の道を歩み始める。

同時に、二人の間には愛が芽生えていった。

 

しかし、本当にしょうもないことで誤解が生じ

二人の仲は終わりを告げ、ウンスはジョンウから去ってしまった。

その後、ウンスは一気にトップまで上りつめた。

 

失意のジョンウだったけど、彼には仲間たちがいた。

芸大出身の本気の映画マニア、デユン(チャンソンくん)や

ジョンウと共に長年R指定映画の興行不敗神話を打ち立ててきた

撮影クルーに後押しされ

ジョンウは一般映画を作ることを決めるのだった。

 

ウンスも事務所に内緒で戻ってきて

ジョンウたちの映画に出演する。

しかしそのことが公開前に、大きな波紋を呼ぶことになるのだった。

 

そういった物語です。

 

 

R指定映画業界の話なんてちょっと・・・と

少しばかり私も先入観を感じつつ観始めたんですが

最初の方はさすがにちょっと、ウッとなったけど

いや、すぐに面白くなりました。

 

なんと言うても、おそらく本場の韓国人よりも

韓国の笑いが大好物な私です、まずコメディで心、掴まれました。

 

え~、なんかタイトルとかでの笑いもありますね。

有名な映画のパロディみたいな題名でアダルト映画を

作ってしまうとゆう。

ジョンウはパク・チャヌク監督が好きなのかな。

韓国映画を知ってれば知ってるほど、笑えるでしょうね。

 

あ、『ラブ・アクチュアリー』のパロディは特に笑えました。

 

ただ、パロディとして、たとえばカメラアングルのパロディまで

やってるとしたら、それは私には気づけなかったけど・・・

いずれにせよ、これは結果として「映画愛に溢れた作品」。

 

そして、ラブストーリーでもある。

コ・ジュニが可愛くってね~、いかにも韓国映画らしいキャラ。

ユン・ゲサンとコ・ジュニのカップル、良かったです。

 

そして、バカにされるハンパ者、見下されるアウトサイダーたち

彼らが、彼らなりの素敵な仲間意識で

楽しく映画作りを始める展開にはやっぱり感動です。

 

だってほんとに撮影が楽しそうでね~

あの海岸でのロケでダメ映画人たちが並ぶ画にウルウル(T-T)

ティム・バートンの『エド・ウッド』(1994年)も思い出すかな。

 

それに・・・あの~、やっぱり親子の絆に号泣です・゜・(ノД`)・゜・

 

最後に至ってはもう

『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988年)に勝ってますからビックリマーク

完全に・・・メラメラ

と私は思いました。

 

まあ、そんなに衝撃的な展開、結末じゃないけど

やっぱり映画にまつわるこの映画にも、韓流マジックがかかってた

ってことですよね。

 

 

え~、2PMチャンソンくんの映画デビュー作ってことで

クローズアップされてますけど、確かに出てる時間は長いけど

なんかほんとまだ若い男の子で、映画への本気の情熱はあるけど

若干、世間知らずで、R指定の現場で衝撃を受けて

なんか、ちょっとだけまた成長しちゃった感じです(;´∀`)

男の世界は先輩からいろいろ教わりますからねー。

 

ダメ集団の末っ子、マスコット的存在で、特に目立たないけど

ずっといて、なんか可愛い子、って感じですね。

そんな彼でしたが最後にははてなマーク

 

なんか、この映画のために僕の知名度を使ってください、って

そんな心意気だったのかな~、チャンソンくん。

ファンの方は期待して観るとガッカリするかも。

でも、この映画って日本でもしっかり劇場公開されてて

大勢の方々が観てるんですよね~。

やっぱり、チャンソンくん効果かな。

チャンソンくん、また映画に出てほしいですね。

 

アン・ジェホンくんも出てましたね。

ダメ集団の顔ぶれ、結果としてバランスが良かったです。

オ・ジョンセさんが助監督、チョ・ダルファンさんがカメラマン。

 

あ、イ・ミドさんはR指定女優たちのマネージメント役で

なんかかっこよかったです。

つまり、イ・ミドさんが演じたサニーさんも女優さんなんですよね。

 

ジョンウの会社の社長さんはソン・ジルさん。

ジョンウのお父さんはミョン・ゲナムさんが演じておられました。

 

観終えて残るのは、特にユン・ゲサンの笑顔ですね。

やっぱりユン・ゲサンはいいなあ、と思いました。

 

ジョンウが失意の日々を送る切ないシーンを盛り上げているのは

Jun.Kのバラード、「Come Back」だそうです。

 

《Red Carpet》OST- Come Back(Chinese subtitles) JUN. K

 

いい歌ですね~音譜

 

 

映画への愛情に満ちた、楽しい映画でした。

映画を作りたいんだって夢に頑張る気持ちに感動です。

 

観終えたあと、優しい気持ちが残ります。

 

もしもまだ観ておられなければ、また観てくださいビックリマーク

 

でわ、今夜もありがとうです・・・アンニョン(^.^/)))