3月10日から公開スタート
プライドを捨てろ!
権力に寄り添え!
チョン・ウソン チョ・インソン
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私も観に行きます
単に長身イケメンが活躍する映画、ってだけじゃなさそうです
ペ・ソンウ、ソン・ドンイル、コ・アソンなど、ワキにも注目です
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アンニョンです(^-^)ノ
いつも、ありがとうです
レンタルDVDさんで
見覚えのないタイトルの韓国映画を発見したので
借りて観たら、最高でした
止められない結婚
オリジナル版
止められない結婚
原題:못말리는 결혼
英語題:Unstoppable Marriage
(2007年、韓国映画、115分)
脚本:キム・ヨンチャン、カン・スジン、ユ・ナムギョン
監督:キム・ソンウク
撮影:イ・ギウォン
照明:キム・ユシン
音楽:チェ・マンシク
プロデューサー:パク・チュンソク
出演:キム・スミ、イム・チェム、ユジン、ハ・ソクチン、アン・ヨノン、イ・ジェグ、ソンウン、ク・ボニム、チョン・グッキャン、ジェームズ・ニプシ、チャン・ソヨン、イ・ヨンジュ、キム・ジウン、イ・ジョンユン、キム・ジェヒョク、チャン・ヒジン、イ・ファスン、キム・テファン、ヨン・ソニ、キム・テジョン ほか
友情出演:ユン・ダフン
特別出演:キム・エギョン、チョ・ウォンソク、キム・ギョンウク、イ・スク
※ 「輝国山人の韓国映画」様のページより転載させていただいてます。
この映画の素晴らしさを、どうお伝えすればいいのか・・・
なんか、ありきたりなラブコメだと予想して借りた私も浅はかですが
映画の方で、いろいろ予想外に裏ぎってくれるのもまた
嬉しい話ですわ
冒頭、心温まる手作り人形が映されたあと、いきなり
キム・スミさんとイ・ジェグさんが並んで立ってる絵ヅラだけでも
一種異様な面白さを感じて、小躍りしそうになってしまいますが
キム・スミさん演じるシム・マルニョンさんは
「江南クンソンラグジュアリー」の代表で、大金持ち。
今回、またもや巨大なる土地を買い取って
そこに「グレースクラブ」とゆう世界一 ゴージャスなゴルフ場を
完成させようと目論んでるわけです。
イ・ジェグさんはマルニョンさんの直属の部下のキム室長で
マルニョンさんを怖がってるんだか、バカにしてるんだか
眠たいんだかよくわからない表情が最高です。
で、ゴルフ場予定地の上空をパラグライダーが飛んで
マルニョンさんは「人の土地の上で勝手に遊びまわって」とか
怒ってるんですが、それにはマルニョンさんの息子の整形外科医
キベク(ハ・ソクチン)が乗ってたりするんですね。
別々に来てその近さとか、それがすでにおかしい~(;´∀`)
実はこの冒頭で、すでに主要登場人物全員が
同時刻、近距離に存在してたってゆう不自然さ
で、キベクはパラグライダーに、インストラクター同伴で
乗ってたんですが、あまりの怖さに暴れてしまい、墜落。
インストラクターは当然、怒るんですが、これが女性で
紙人形作りの講師でもあるウノ(ユジン)でした。
で、まあ、いかにも韓国映画~ドラマらしい
ファースト・コンタクトで、険悪になりつつも、お互い
なにか、特別なものを感じて・・・え~
あまりにも韓国映画過ぎて
なんで二人が再会することになったのか
実は私、よく覚えてないんですが・・・
なんしか、キベクがウノの紙人形の工房に訪ねてくる。
そんで、金持ちのお坊ちゃんのエラそうな態度に
ムカッときたウノは、キベクを自分の紙人形作りの教室の
生徒さんにしてしまい、二人はなんやかんやと対立しながらも
徐々になんとなく、いい感じになっていく・・・
そんで成り行き上、夜にキベクはウノの実家を訪問することになり
ウノのお父さん、地理風水師のチマンさん(イム・チェム)と
ウノの叔父さん、チル(ユン・ダフン)と対面します。
このお父さん、実はキベクのお母さんが、ゴルフ場のために
土地を買いたいのに、頑として売らない人だったんです。
まだお互いにそれを知らなかったりするんですが・・・
なんか、娘が連れてきた男性ってことで
それなりの対応をしてたお父さんですが
豊胸専門の整形外科医であるキベクもズレてるので
失礼にもほどがあり、やっぱりドタバタになります。
で、その後も延々、コメディです。
西洋かぶれの成金、キベクのお母さんと
歴史と伝統第一の堅物、ウノのお父さん・・・
そんな真逆のキャラの間で、息子と娘の結婚は止められない
みたいな。
ま、当初、キベクとウノのラブコメで行くのかと思いきや
それは40分くらいで、かなりフィニッシュしてて
そっから後は延々、お母さんとお父さんの変さで引っぱりまくる
そんな映画です、これは。
キベクとウノは、知らず知らずのうちに惹かれ合っていく
その過程の中で自分自身も見つめ直したりしますが
そんなこともありつつ、結果としてキム・スミさんの派手な顔と
イム・チェムさんの鬼のボケ倒ししか印象に残らない(^_^;)
ウノの叔父さんはユン・ダフンさんです。
めんどくさい叔父さんですけど、憎めない人ですね~
ま、観てて、思い出したのがドラマ、『1%の奇跡』(2003年)で
思いがけない男女の出会いから結婚に至るまでの話ですが
『止められない結婚』は、もっともっとコメディでした。
いや、もう、笑いました、笑わせていただきました(´∀`*)
ここまで楽しかったらもう、映画として私は大好きです。
こうゆうのが一番、韓国映画の十八番、お家芸ですよね~
ま、時々、スベってますけどね・・・ズデっと
中盤は「両家の顔合わせ」に終始しますが
そのあたり、もう最高でしたヾ(*´∀`*)ノ
特に私のツボにはまりまくったのが
キベクのお姉さん・・・なのかなあ~
私、観てる間はてっきり妹だと思い込んでたんですが・・・
なんしか、アン・ノヨン演じるエスク。
いろいろあってマルニョンさん
あきらかに成金だと判明するんですが
このエスク、貧乏だった時代のことをいっさい覚えてない。
いや、なんで、そこまで、上流社会になりきってんねん、と(;´∀`)
お母さんが確かに、すでに、金持ちになってから
おかしくなってはるんでしょうけど、それに引きずられて
娘までここまでいってると、こっちも嬉しくって仕方がない。
歯止めが効いてないんですよ、ぜんっぜん
お母さんと娘が、庶民、庶民と人様をバカにしまくったり
「セーヌ川の思い出が浮かぶわ~」とか
「フランス直輸入が一番だわ~」とか、ワーワーやりだすと
その暴走ぶりが楽しすぎです(≧∇≦*)
とにかく、キム・スミさん演じるマルニョンさんのキャラが強烈で
だいたい、英語とか混ぜながら会話してるけど
それも「おーまいがっ」とか「おー、しっと」とか「しゃらっぷ」とか
それレベルでその恥かしさが、嬉しい
問題はキム・スミさんとゆう女優さんが
どこまで自覚的に役柄を演じてはるかで
いや~、実は私、キム・スミさんを映画で見るたび
もしかしてこの方、わかってはらへんのちゃうか
わからんと、呼ばれて現場に来たら
地のママで、素で、演じてはるんちゃうかと思ってしまうんですよー。
いや、絶対にわかってやってはるんでしょうけど(^_^;)
時々、心配になるんですよ~
その演技も今後、さらに磨きがかかっていくんでしょうけど・・・。
後半まで、ほとんど笑いっぱなしのコメディですが・・・
はい、皆さんご存知のように、やっぱり最後の方は
ホロッとさせられます。
キム・スミさんの傍若無人ばかりが幅を利かせる映画ですので
その分、マルニョンさんの過去が明かされる後半は
けっこうウルウルきます(T-T)
それってやっぱり韓国映画の真骨頂ですよね~
あ、小さな役ですが
通訳の女性の役でチャン・ソヨンさん、出てます。
なぜか、気になる女優さん。
マルニョンさんとゴルフ場のことで取り引きしてはった
「アンドリュー」役の俳優さんは、原発事故を描いた作品
『パンドラ』(2016年)にも出てはるようですね。
『パンドラ』、日本でも公開してくれませんかね~
それで、この映画、人気を博したらしく
映画が2007年の5月に公開されたら
すぐ、その年の11月には
ドラマ版の『止められない結婚』が放送されたそうです。
しかも、全140話(;´∀`)
だから、映画の方の日本版DVDには
「オリジナル版」って、タイトルの後ろに付いてるんですね。
ドラマ版
日本でも放送されたし、DVDも発売されたので
観た方も多いでしょうね。
お母さん役のキム・スミさん、お父さん役のイム・チェムさんは
そのまんまの配役みたいですが
子ども世代がドッと増えて、キャストも変わってます。
ワン・ギベク役は、ソ・ドヨンですね。
もしも、テレビで放送されたり
レンタルDVDさんの棚で発見したら
是非、観てみてくださいね・・・
まだ観ておられなかったら
この映画もオススメします~
いや~、韓国映画、まだまだ、いっぱい、いい映画、ありますね
でわ、今夜もおおきにです~、アンニョン~(^.^/)))
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