タイ映画 捨て犬マッカムの大冒険 (2007年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

NEW韓国今日、20日から公開の韓国映画韓国NEW

 

 

操作された都市
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消された女
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スキャンダル デジタルリマスター版
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アンニョンです(^-^)ノ

毎度、おおきにです!!

 

私のつまらんブログはともかく

私が紹介させていただく映画は、それはもう

素晴らしい傑作ばかりです合格合格合格

 

今夜もいい映画について書かせてもらいます流れ星流れ星流れ星

 

え~、私はずっと、「犬の映画」、「わんこの映画」を

あえて、観ないようにしてきました。

なぜかとゆうと、『HACHI 約束の犬』(2009年)を観た時のように

最後、大変なことになるのではないか、とゆうのがあって

あまりの哀しさに、涙も枯れ果ててしまうことを

恐れているからなのですね。

 

ですので、好きに違いない割には、あまり観てないとゆう。

 

でも、それでもやっぱり観たいので

徐々に観ていこうと思ってきたんですよ。

 

それで、前々から「わんこ映画」についてリサーチしてたんですが

1月の10日、ついに、この作品を観ましたキラキラキラキラキラキラしっぽフリフリしっぽフリフリしっぽフリフリ

バリバリのオススメですクラッカークラッカークラッカー

 

 

友達さえいれば何でも出来る!

6匹の捨て犬たちが楽園を目指して旅立った。

勇気と希望、そしてかけがえのない友情に満ちた

最高のアドベンチャーが今始まる!

 

 

捨て犬マッカム大冒険
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81qZmzaQNcL._SL1442_.jpg

 

捨て犬マッカムの大冒険
原題:มะหมา 4 ขาครับ(Ma mha 4 khaa khrap)
英語題:Mid Road Gang
韓国語題:개들의 천국(犬の天国)
中国語題:寻找狗托邦


(2007年、タイ映画、90分)


監督:パンタム・トンサン、ソムキアット・ウィトゥラーニット
製作:パンタム・トンサン
脚本:ソムキアット・ウィトゥラーニット
撮影:ワンダーナ・ウンチュップロウ
音楽:ワイルド・アット・ハート

 

ตัวอย่าง มะหมา 4 ขาครับ Mid Road Gang trailer 予告編

 

 

まず・・・映画の冒頭、すごく味わい深い絵で語られるんだけども

かつて街のある一角で、犬たちが幸せに暮らしてたんですが

そのブロック一帯が火事になり、飼い主の方々は

犬たち置いて、どこかへ行ってしまったのでしょうか

犬たちだけ、取り残されてます。

 

でも、この映画の主人公、マッカムくんは別の場所の家で

ご主人たちと暮らしてます。

 

先日、記事に書きました、ハンガリーの映画

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)』(2014年)は

飼い主の少女と引き離されたわんこが

人間社会の中で辛酸をなめて、怒りを爆発させる映画でしたが

・・・この映画のマッカムくんも飼い主と暮らしてて幸せでした。

ってゆうて、まずは寝てるんですがね、グーグーぐぅぐぅ

 

飼い主の方は・・・ご夫婦はてなマーク・・・あるいは事実婚はてなマーク

もしくは、単なる同棲中はてなマーク

それはわかりませんが、なんしか若そうな男の人と女の人。

 

で、女の人が可愛がってるネコのアレクサンドラが

まあ、そこまでの悪気はなかったんですが

イタズラしてて、それでマッカムが怒って、追いかけ回したら

戸棚が倒れてアレクサンドラが大怪我してしまいましたあせる

 

 

気の毒だとは思いますが、ネコの包帯姿が変に可愛いので

笑ってしまいます(^_^;)

 

それで、マッカムは女性の飼い主さんが

お寺さんにお参りするのにお供して

車でお出かけしたんだけど・・・

やっぱり女性の飼い主さんはかなり怒ってはったようで

マッカムを置き去りにして、車で帰ってしまはったんです・・・汗

 

 

そんな、走る車を必死に追いかけるわんこの図って

それだけでもう、目頭が熱くなってしまうんですが

こうしてマッカムは「捨て犬」になってしまいました。

 

 

で、時同じくして、フェンスに囲まれた高級住宅街に

大勢の犬たちが侵入、お金持ちの誕生パーティに乱入して

引っ掻き回す事態が発生しています。

 

 

そんな中、ケン(左)とピアック(右)とゆうわんこたちは

番犬たちに追い掛け回されつつ、マッカムとニアミス。

ま、なんとか、逃げきりましたがね。

 

で、そのケンたちが敬意を払う犬たちのリーダー

年老いたアンクル・カフェの集団を束ねる力も弱まり

お腹を空かせたわんこちゃんたちは分裂してしまい

アンクル・カフェの元に残ったのはわずか4匹でした。

残りは運悪く、野犬狩りの男たちに捕まってしまいます。

 

その騒ぎの中で、マッカムは女の子のわんこ

ピクーンを助けたんですが、その縁で

かつて住まいだった場所、今は焼け跡にすらも居場所がなく

お腹を空かせたわんこたちが行きたいとゆう

犬の天国、〝ドッグ・パラダイス〟へ

親切心からマッカムは案内しようとするのですが・・・。

 

実はマッカム、捨てられる直前に車の中から

〝ドッグ・パラダイス〟を目にしてたんですわ目

 

 

左から、ピアック、ケン、セクシー、ピクーン、マッカム

そして、アンクル・カフェ。

 

アンクル・カフェはかなりの老犬で思慮深く

リーダーとして尊敬に値する犬物。

ケンはアンクル・カフェに忠誠を誓うナイス犬ですが

ちょっと直情的かな。

ピクーンはアンクル・カフェの秘書といった立場で

落ち着いたおとなしいお姉さん犬。

セクシーは、なぜかビキニを着てるんですが(誰が着せてんはてなマーク

自分大好きなナルシストなお嬢ちゃま。

ピアックはどのグループにもいるお笑い担当で

臆病だけど、ムードメイカー。

 

ちなみに、オリジナル音声のわんこたちの声は

マッカムはいかにもイケメンな声で

アンクル・カフェはさすがにおじいちゃん声

ケンもまあ、普通の男子の声で

ピクーンは優しげな女性の声で

セクシーは単に可愛い声で

ナムカンはいかにもな美女声なんだけど

一番、小さくて愛くるしいピアックの声が

芸人風のおっさん声だとゆうギャップ(;´∀`)

 

その6人で〝ドッグ・パラダイス〟を目指して

車の往来が激しい大きな道を渡ろうと思うのですが

まず、そこで最初からつまずいた。

みんな、怖がってしまって。

 

 

でも、マッカムは大丈夫って言って渡り始めたら

そこに車が来て、マッカムを助けようとしたアンクル・カフェが

バイクに轢かれて、後ろの足に怪我をしてしまいます。

 

そのことで、ケンはマッカムに怒ってしまって

グループに近寄るなと、追い払ってしまいました。

 

 

で、高級住宅街の中では、美人のお姉さんが

ナムカンって女の子の犬を飼ってはったんですが

そのお姉さんと付き合いたい金持ちの、あんまり感じの良くない

お兄さんが、アメリカからやってきたトミーって

オスのわんこを連れてきて、ナムカンに引き会わせたんですが・・・

このトミーがどうしようもないヤツで

会って早々、ナムカンとエッチしようと追いかけ回すバカむかっ

 

この映画、本当に惜しいなあ、と思わされるのが

こういった点で、わんこの性生活とか

エロ系の笑いとかをしつこく何度も繰り返すために

ちょっと小学生くらいの子どもたちが観たらどうなんだろはてなマーク

って私なんかは心配なんですねあせる

 

少なくとも自分が小学生だったらイヤですわー。

と、思うのですが、また別の視点で考えると

男の子たちがこれを見て

「そうか、女の子が本気でイヤがってる時には

あんなふうに追いかけ回してはダメなのだな・・・わかったよ」と

思うかもしれないので、立派な教育なのかもしれないですね。

でも、他のエロ系の笑いはやめてほしかった、まぢで汗

 

それもあるんですがもう一個、ナムカンを追いかけ回すエロ犬

トミーはアメリカ出身。

・・・何この微妙な反米感覚はてなマーク(;´∀`)

いや、見てると、タイにやってきたアメリカのお兄ちゃんたちが

タイの女の子たちが嫌がるのを追いかけ回す光景が

けっこうあって、タイの人たちの反感を食らってたんかな・・・はてなマーク

と思わされてしまう。

あくまでも私の「邪推」やけどね。

 

それと、この高級住宅街に暮らす、あんまり感じの良くない

トミーの飼い主のお兄さんには、家来のような使用人はてなマーク

の人がいて、何でも言いつけを聞かなければならないのですが

その「身分制度」的な主従関係も、私にはちょっとショックでしたあせる

そりゃ世界の様々な国々では、職業としてそういった立場も

あるだろうし、日本だってエラそうにしてるヤツ

そいつにへつらって従わなければならない立場の人も

いますけどね・・・実際はどうなんでしょ。

 

 

で、そんなふうに女の子が追いかけ回されて困ってるのを

見てたマッカムは一計を案じて、ナムカンを助けたげるんです。

や、バケツをほおってトミーの頭にかぶせただけなんですがね。

 

そんなんで、ナムカンも感謝して

マッカムとナムカンの間にほのかな恋が芽生えますドキドキドキドキドキドキ

 

で、あの焼け跡で暮らすアンクル・カフェのグループですが

食べ物がないことを(内心、実は好きな)セクシーから

なじられたケンが、何か食べるものをみつけようと

ピアックと一緒に、近くの農園に侵入したら

怖~い番犬たちがいて・・・

アンクル・カフェ、ピクーン、セクシーがそれを助けに行くとゆう。

 

このあたりはもう、わんこのスラップスティックですか

あっちへ逃げてはこっちへ追いかけって感じで

ドタバタしまくるので子どもたちは大喜びでしょうね。

 

あんまり面白くしようとして、加減多めに悪ノリしたのか

「よくわからないおばさん」まで登場してしまうんですが

このおばさんは、タイでは有名な「幽霊女優」だそうで

そんなこと知らない私には、ただただ変とゆう。

 

で、追い詰められてるアンクル・カフェを救いに

マッカムが登場して、みんなを助けたんですが

そのせいでマッカムは高所から落っこちて気を失い

タイらしい「浮草」の上に倒れたまま漂流してしまうのでした。

 

あ、この映画、タイトルに「大冒険」ってついてますけど

「大冒険」とまでいかないと思います。

「大冒険」とゆうならば

やっぱりインディアナ・ジョーンズ博士くらいは

冒険しなあきません。

 

でも、この映画のわんこたちは・・・せいぜい

街の端から端まで移動してるだけって感じです。

いや、あんまり犬たちだけで歩き回ってると

怖い野犬狩りの人間たちに捕まってしまうしね。

 

 

で、その農園での騒ぎの後

アンクル・カフェの傷がさらに悪化してしまって

いよいよ状況は悪くなる。

みんなが困っていると

目を覚ましてナムカンと再会したマッカムがやって来て

やっぱり〝ドッグ・パラダイス〟を目指そうってことになります。

 

もう、その時には、ケンとマッカムの間のわだかまりも消え

マッカムはグループにとって強い味方でした。

このあたりの「男子同士の友情の芽生え」の感じ

泣けまんな゚(;▽;)

 

で、あの、最初の方の「誕生日パーティ乱入」の時に

見つけておいた、子どもが遊びで使うカートに

脚を痛くしてるアンクル・カフェを乗せて行くことになり・・・

このあたり、わんこたちがカートを引いていく姿にもう

目頭が熱くなります゚(T▽T)

 

チャンスは一度だけ。

あの、車の多い大通り

その夜のお祭りの行列が渡る時

おまわりさん(人間の)によって交通が規制されるから

その数分間の間に、わんこたちも渡るのだ!!

 

でも、話はまだまだ終わりません。

マッカムがナムカンを連れてきてしまったために

飼い主の女性が心配して

それだけでなく、あの感じの悪いトミーの飼い主まで

トミーを連れて、やって来てしまい

わんこたちと険悪ムード。

マッカムは仲間のため、人間を噛んでやるのですが

そのせいで、金持ちの兄ちゃんは犬たちを目の敵にするのです。

 

そしてとんでもない手で、復讐しようとするビックリマーク

 

 

このあたりから雲行きが怪しくなってきます。

 

天気がはてなマーク

いや、違う。

映画がはてなマーク

それも違う。

 

・・・私の眼がです~、まなこが~、涙腺が~゚ビックリマーク・゜・(ノД`)・゜・ビックリマーク

 

いや~

何でもない映画なんですよはてなマーク

誰にでも想像できる、ありきたりな・・・。

 

でも、なぜなんだー!?

最後、めっちゃ号泣路線です。

 

やっぱり監督さんの演出です。

監督さん、しっかり仕事、してはります。

だから、強いドラマがある。

 

そして、わんこたち!!

第一級の名演技です。

さすがはパルムドッグ賞を受賞しただけのことはあるビックリマーク

ほんっとに、見事に感動的な名演技。

 

え~ビックリマーク目ビックリマークって驚くほどですよ。

わんこにここまでできるのかっ!?

誰だってそう思うでしょ。

 

そして、キャストのわんこたちのこと

大好きになること間違いなしッラブラブラブラブラブラブ

 

この映画・・・埋もれさせておくには

あ~ま~り~に~も~、もったいない(`・∀・´)

もしもレンタルDVDさんで発見したら

迷わず、借りてください、絶対にドンッドンッドンッ

 

傑作だってことは私が保証致します(重みないけど)。

 

タイの素敵な風景も超・魅力的ですよ・・・!!

 

それと、ちゃんと日本語吹替音声もあります。

日本の声優さんたち、プロの仕事をしてはりますので

小さなお子さんでも安心して観てもらえます・・・ビックリマーク

 

けど・・・時々、エロネタがブッかまされるので

そこだけは、困ってしまいますね、ご両親的に(^_^;)

それ以外は最高なんですがね~あせる

 

可愛らしい犬たちの活躍を描き、栄えあるパルムドッグ賞を出演犬6匹が受賞したタイ発のドッグムービー。優しい飼い主の下で平和な日々を送っていた雑種犬・マッカム。しかし、犬嫌いの奥さんに目を付けられ、自宅から遥か遠くに捨てられてしまう。

 

【スタッフ&キャスト】監督:パンタム・トンサン 監督・脚本:ソムキアット・ウィトゥラーニット 撮影:ワルダーナ・ウンチュップロウ 音楽:ワイルド・アット・ハート 制作:パンタム・トンサン


https://3.bp.blogspot.com/-3AlLS1ZhP_M/WbVpV24mjiI/AAAAAAAACDg/Hh_4C4nQmNg3_MZLpbhjXJhg_R2JSj9EACLcBGAs/s1600/vlcsnap-2017-09-10-13h26m24s967.png

 

実はここだけの話、YouTubeに、思いっきり

映画本編がまるごと、アップされてたりします(^_^;)

ただ、日本語字幕もないし、タイ語ですがね。

タイトルの「มะหมา 4 ขาครับ」か「Mid Road Gang」で

検索してもらえれば、見つかると思います。

字幕がなくてもいいなら、それで・・・ミ^・∀・^)☆

 

そして、日本ではDVDとして発売されてないけどこの映画

2作目、3作目もあるようですひらめき電球


http://1.bp.blogspot.com/-GGzMpSXzckw/T3sTGDjAqRI/AAAAAAAAH4E/xG0EGrW-YbQ/w1200-h630-p-k-no-nu/mamha2.jpg
 

なんか、さらに、可愛くなってるような・・・ラブラブ(*´`)ラブラブ

うあ~・・・観たい~音譜音譜音譜

 

 

 

そんなんで、今夜はタイの素晴らしい実写わんこ映画について

書かせていただきましたが

私が珍しくめっちゃ期待してるのが、5月公開のこの作品!!

犬ヶ島
http://eiga.k-img.com/images/buzz/65061/a4e2e23f3a33fdf9/640.jpg?1493114127

 

映画『犬ヶ島』 公式サイト ← クリックNEW

 

 

 

 

 
 

 

 

 

非・韓国映画では一番、観に行きたい作品ですわんわんわんわんわんわん

 

ウェス・アンダーソンさんとゆう監督さんの

監督作品を私は観たことがないので

そのへん含みの楽しみもありますし、また

声の出演のキャストを見たら、エライことになってまして

それも、なんか、凄そうです。

 

できたら、観に行きたいです。

 

でわ、今夜もおおきにです、アンニョン~(^.^/)))