「なぜか急に観たくなった映画」 ワールド・ウォー Z 2012年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

毎度!!・・・アンニョンです~(^-^)ノ

 

この映画の「エクステンデッド・エディション2Dブルーレイ」が

届いたので、昨夜の夜遅く、観てみました・・・映画キラキラキラキラキラキラ

 

 

 

 

 

全人類に告ぐ、来たるZデーに備えよ

 

 


ワールド・ウォー

 

 

ワールド・ウォー Z
原題:World War Z
韓国語題:월드워Z
中国語題:僵尸世界大战 / 末日Z戰


(2012年、アメリカ映画、116分)

 

監督:マーク・フォースター
原作:マックス・ブルックス
原案:マシュー・マイケル・カーナハン、J・マイケル・ストラジンスキー
脚本:マシュー・マイケル・カーナハン、ドリュー・ゴダード、デイモン・リンデロフ
音楽マルコ・ベルトラミ


出演:ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス、ダニエラ・ケルテス、ファナ・モコエナ、アビゲイル・ハーグローブ、スターリング・ジェリンズ、ジェームズ・バッジ・デール、マシュー・フォックス、デビッド・モース、ルディ・ボーケン、エリス・ガベル、ピーター・キャパルディ、ピエルフランチェスコ・ファビーノ、ルース・ネッガ、モーリッツ・ブライブトロイ、ファブリツィオ・ザカリー・グイド、ジョン・ゴードン・シンクレア ほか

 

 

解説: ブラッド・ピット主演、「007 慰めの報酬」「ネバーランド」のマーク・フォースター監督のメガホンで、マックス・ブルックスのベストセラー小説を映画化したパニック大作。突如発生した謎のウィルスが瞬く間に世界中へと広がり、各国の政府や軍隊が崩壊状態に陥る。元国連捜査官で、伝染病の調査や紛争国での調停役を務めた経験をもつジェリーは、旧知の仲の国連事務次官ティエリーに呼び出され、ワクチン開発の情報収集のため各国をめぐる調査隊に同行するよう依頼される。ジェリーは妻と娘2人を安全な国連指揮艦の空母にかくまってもらうことを条件に依頼を引き受け、ウィルスの謎を解明するため混乱する世界へ旅立つ。(映画.com


 

この映画は、日本での公開から4年も経過してますし

(そうか・・・もう4年も経つのか・・・時の流れは早い・・・時計

観る人は絶対に観てはるやろうし

苦手な方は観てはらへんやろうから

今回、ブルーレイを観た感想とか、サクサク、書いておきます。


 

まず、このブルーレイの

「エクステンデッド・エディション」たる所以

「劇場版より7分長いエクステンデッド・エディションを収録!」とゆう

「本編約123分」の、その劇場公開版に足した7分間ですが・・・

ごめんなさい(^┰^;)ゞ

ちょっと、どこがどう増えたのか

私にはそこまでよくわかりませんでしたあせる

 

私もこの映画、劇場公開時に観たんですが

それも1回だけで、それからテレビ地上波で放送された時

ちょっと観てみましたけど、ちゃんとは観てなくって・・・

だから劇場公開版を観たのは劇場で1回だけなんですよー。

 

当然、今、劇場公開版を観るのなら、またそれは

借りてこないとアカンし・・・エクステンデットと観比べて

どう違うのか比較することはできない・・・汗

 

なんか

じゃあ、なんで「エクステンデット・エディション」を観たんはてなマーク

って感じですよねあせる

 

ただビックリマーク

1箇所だけ・・・

あの後半でセガンとゆうイスラエルの

可愛くもかっこええ軍人娘が出てきますが

あの子がブラッド・ピット演じるジェリーに

腕を切り落とされるシーンがありますよねはてなマーク

そこでの血の量とか、傷口の映り方が派手だったと思います。

劇場で観た時は、血が一滴も映ってなかったと思う。

そん時、あれ、血が映らないなあ、と思ったので。

今回、「エクステンデット・エディション」で観ていて

そこはやっぱり、ショッキングでしたね。

血とか傷、そしてセガンの痛みが生々しく感じられて・・・

それがおそらく「エクステンデット・エディション」の

劇場よりも過剰なとこではないでしょうか。

 

詳しい方が、他の4箇所ぐらい、変更されてる点を

書き出しておられました。

そう言われてみれば・・・とゆう感じです。

それについては、私が気づいたわけではないので

ここでは書かないでおきます。

とにかく表現がやや過激になっていることは間違いないです。

 

ただ、7分もあったかなあ・・・とゆう感じ(^_^;)


 

それと・・・篠原涼子さんによるジェリーの奥さん

カリン(ミレーユ・イーノス)の吹き替えですが

ちょっとだけ聞いてみましたが、そんなに変でもないかな~と

私は思いました。

 

ん~・・・ピッタリとは言い難いし

もっと声質的に適役の方がおられたとは思いますが・・・

ま、カリンさん自身、そんなに出てきはらへんし

喋りはらへんので。

 

日本語吹き替え版にかんしてはこの映画

カリン以外はそれこそ完璧だと思います。

 

 

それで、まあ、当然とゆうか

この『ワールド・ウォー Z』(以下、『WWZ』)を観たのは

新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)を観たからで

『新感染』を観終えたらすぐ、『WWZ』が観返したくなったんですね。

 

『WWZ』を劇場で観た時、期待してた以上で

そりゃもう震え上がりましたし、怖さで圧倒されました。

 

『新感染』は実は、私はそこまでは怖くなかった。

こと怖さだけについては、普通でした。

やはりゾンビはそこまで怖くないのかなぁ、なんて

思ってしまいますが、私が一番、怖いと思うのは

ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)でしょうか。

『ドーン・オブ・ザ・デッド』は劇場で一度、その後

DVDを借りて二度目、観ましたけど

二度目の方が余計に怖かったと思います。

 

ゾンビ大好き女優の鈴木京香さんは

どの映画が怖かったんでしょうねはてなマーク

それとも、自分がゾンビになった気で

人を襲う側になった気分で映画を観てはったら笑うな(;´∀`)

 

なんかでも、あの口ぶりやったら

ジョージ・A・ロメロ監督の作品が好きみたいやったナ。


 

『WWZ』の怖さは・・・

一般的なホラー映画の怖さとはまたちょっと違うと思います。

なんとゆうのか・・・災害の怖さ、ディザスターの怖さが

凄いと思います。

直前まで普段通り、平穏で幸せな時間を過ごしていた

まったくの一般の人たちが、ついさっきまですれ違うだけの

自分たちと同じ市井の人たちに襲われ

問答無用で殺されていく・・・あるいはウィルスに感染していく・・・

その怖さが、私には非常に切実で、ほんとに慄かされます。

 

で・・・戦争映画の激しいシーンとかでもそうなるんですが

泣けてくるんですね。

こう・・・哀しい気分になって、恐怖のドキドキ感と

事態の悲しさが複層的に重なって何とも言えない

胸が締めつけられる感情に襲われるゆうか・・・。

実際、映画を観ていてもパニックを起こすんですよあせる

 

その感情は『新感染』でも感じました。

『新感染』は描写としては、そこまで残酷ではないけど

でも、起こっていることは非常に凄惨だし

登場人物の気持ちを思うと、やはり哀しくなって

泣けてくるんですね。

誰かが感染者たちに襲われているの時の

他の見守ってる人たちの表情、悲鳴が悲愴で・・・

そういった怖い場面で泣けてきました。


 

『WWZ』は『新感染』とは違い、銃や武器が多く登場して

感染者たちを容赦なく撃ち殺したり

もっとグチャグチャにするんだけど、それも怖いですね。

実際、現実にその現場にいたら

「本当にこんなことをしていいんだろうかはてなマークあせる」と思うし

自分が銃とかを持ってても、絶対に躊躇すると思うんですよ。

誤って感染者でない人を殺してしまう危険も高いですし。

 

特に後半、イスラエルで安全が決壊して

グチャグチャになってしまう場面、昨夜、観返してて

やっぱり泣きそうになりましたね。

自分がその場にいて必死で逃げている気分がして・・・汗

 

やっぱり私は映画の作り方や演出などを

詳しく知らないんだけど、『WWZ』の多くの場面は

とても映画だとは思えないんですよ・・・。

映画を観てる、って感じじゃないなあ・・・あせる

実際に、紙一重の差で危険をかわすしかない

最悪の危険な状況にいることを、体験してるとしか

思えませんね、私には・・・汗

 

出るのはてなマーク・・・出るのか・・・はてなマーク・・・出ないの・・・はてなマーク

出たービックリマークヽ(´Д`;)ノビックリマークあせるってゆう驚かしショッキングについては

『新感染』よりも『WWZ』の方が上かもしれない。

私も何度も驚きのあまり慌てましたもん。

ちょっと心臓に悪いです。

体調が悪い時に観たら、絶対にアカンかもしれへん・・・汗


 

ところで、この映画は、日本公開前

「ゾンビ映画」であることを意図的に隠して

まるでそうではない災害映画として

「家族愛」を描いた作品だと宣伝されていた・・・ずるいビックリマーク

と書かれてるのをよく目にしますけど

昨夜、観ながら、そうなの~はてなマークって思いました。

 

だって、ジェリーの家族たち、奥さん、二人の娘って

あんまり出てこないし、むしろ、もっと物語の中で

その存在が効いてきてほしいくらいですよ。

 

たしかに、ジュリーは家族のために危険な仕事を

やり遂げようと、少なくとも最初は思って行くんだし

彼が世界を飛んでる間、家族のことが一番、気になって

心配だったのは間違いないと思うんだけど

やっぱり、家族はただ待ってるだけだし・・・。

 

奥さんと娘たちが夫、パパのことが心配でたまらない・・・

って場面とかで泣かせてきても良かったのに、それもないし

途中でジェリーの家族と一緒に行動する少年、トミーも

何らかの事態とかを乗り越えて家族として絆を深めるって

感じでも良かったのにそれもなくって、ただ一緒にいるだけ。

もったいない。

 

家族の話をもっとやっても良かったのになあ・・・と思います。

泣かせにいっても良かったのに・・・。

 

『新感染』の後半は、非常に感動的で

登場人物が一人、また一人と減っていくたびに

目頭が熱くなるんですが

そうゆうのは『WWZ』にはなかったし

『新感染』のような感動的なラストでもない。

 

最後のWHOの研究所での話は

やはりすごいサスペンスで大好きなんですけど

でも、そのあとのラストは・・・まあ、感動の再会はそうなんだけど

でも、ちょっとそこまで感動はできへんかったな(^_^;)

 

まあ、ジェリーが家族と再会しつつ

世界の他の国、地域では何が起こっているのか

なんとなく説明してからでないと終われなかったんだろうけど

急に独白をやられてもねー

まるで「続編やります。また観に来てください」みたいなことしか

伝わらなくって、なんでこの程度の終わり方なのかな、と思う。

普通レベルのハリウッド映画とゆうか・・・。

 

もしも、そこで『新感染』みたいな

胸にジーンときて、実に重い余韻を残す終わり方なら

もう、ほんとに最高に好きな映画になってたかもしれないのに・・・。

 

ところで、他のブロガーさんたちの記事で読みましたが

オリジナルの脚本通りに撮影して完成したけど

残酷すぎて完成版にすることを断念した本来のラスト

「モスクワでの凄まじい戦闘シーン」がもし

撮影が終わってたのなら・・・観てみたかったかな・・・はてなマーク

でも・・・あえて公開版からはずすほどの残酷さなら

そう考えると字面だけでも背筋がゾクッとくるほど怖いので

やっぱり観るのを躊躇しちゃいます(;´∀`)

 

ってゆうか、撮影前によく考えとけよ、って感じ汗


 

コソッと不満点も書いちゃったりなんかしちゃってますが

でも、『WWZ』は、私にとっては最高のホラー映画であり、そして

『新感染』を除けば、最高のゾンビ映画に違いないでしょう。

 

ゾンビ映画大好きな方々からしたら

『WWZ』はゾンビたちが人を食べたり

犠牲者の体が傷ついたりする直接的な描写がないので

欲求不満なようですが、私にはもう十分ですあせる

カニバリズム描写は結構です(>_<)

 

でもね、一般的にホラー映画の名作だとされてる映画も

意外と私はぜんぜん怖くなかったりしたんです。

60~80年代のホラー映画の多くは

私にはあまり怖くありません。

 

1999年の『シックス・センス』くらいからでしょうか

非常に怖くなりだすのは・・・。

 

そしてなんといっても、アジアン・ホラー・ムービーですよ。

J-ホラー(日本)、K-ホラー(韓国)です。

日本は本当に怖いホラー映画を作ってきました。

私も最近は観ていませんが・・・。

 

韓国のホラー映画は、怖いのも凄いけど

物語が悲しかったりして、余韻が凄いんですよね・・・。

何とも言えない、寂しい、哀しい気分になって・・・

それが好きでしたね。

 

ホラーにかんしては、アジアのホラーが素晴らしいです。

ホンマに怖いもん(;´∀`)


 

『WWZ』は・・・今さらだけど

やっぱり小学生以下のお子さんには観てほしくないな・・・。

ちょっと怖すぎるし、絶望的な気分を味わってほしくないので・・・。

 

観るのなら、せめて中学生くらいからでしょう。

中学生なら、こうゆう状況になったらどうするかはてなマークとか

考えながら観るのもいいかも。

頭のおかしいのが街中で暴れて襲ってきたら

とりあえずどうしたらいいか、普段から考えておけるしね・・・。

まあ、まずは走って逃げるくらいが大切ですわ。

ボーッと立ってたら誰かが何とかしてくれる、だなんて

甘い考えでいたら、一巻の終わりです汗

 

ゾンビなんて現実には発生しないことを祈りますが

それに近いことがあったら・・・ってことは想像しときましょうか。

 

それにしても

一気に『WWZ』を観たくして

ゾンビについて私なんかにここまで書かせる

『新 感染 ファイナル・エクスプレス』、恐るべし、です(;´∀`)

 

いや、ほんと、『新感染』を観たら

急に『ワールド・ウォー Z』が好きになって

生涯のオールタイム・ベストに入ってくる気がしてきた(;´∀`)

 

で・・・知らないうちに最近、ゾンビのことばっかり考えてる・・・あせる

 

そんなんで、久しぶりに観た『ワールド・ウォー Z』は

やっぱり素晴らしかったし、怖さ万点でした合格合格合格

 

ブルーレイは1700円でしたが、買ってよかった~クラッカー

 

でわ、今夜も最後までありがとうですキスマークキスマークキスマーク

またです~、アンニョン~(^.^/)))

 

 

※ 2020年1月26日 画像を追加しました。