もう一度観たい映画 ジョニーの事情/JOHNNY 2 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

アンニョンです(^-^)ノ

 

「もう一度観たい映画」について書きます。

 

 

もう一人のあなたは人殺しかもしれない。

 


ジョニーの事情/JOHNNY 2

 

ジョニーの事情/JOHNNY 2

原題:Johnny Stecchino
 

(1991年、イタリア映画、114分)


監督・出演:ロベルト・ベニーニ
脚本:ビンセンツォ・セラミ
音楽:エバン・ルーリー


出演:ニコレッタ・ブラスキ、パオロ・ボナチェリ、フランコ・ヴォルピ ほか

 

【予告編】

 

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【あらすじ】

 

スクールバスの運転手さん、ダンテ(ロベルト・ベニーニ)は

おそらく彼女いない歴=年齢、その夜もやっぱり

誰からも相手にされなかったが、その帰り道

ふと知り合った美女、マリア(ニコレッタ・ブラスキ)はなぜか

ダンテの顔をガン見。

女性に縁のないダンテは大喜びで彼女の気を惹こうとする。

マリアに誘われて

シチリアはバレルモに行くことになったダンテだが

実はマリアは

ジョニー・ステッキーノ(ロベルト・ベニーニ)とゆう

マフィアのボスの愛人で、ダンテは自分にそっくりなジョニーの

替え玉として連れてこられたのだった――!!

 

 

この『ジョニーの事情』、私が記憶している限りでも

15~20年くらい前ですか

地上波で3度かそれ以上、放送されてましたし

WOWOWでも放送してたと思います。

日本版のVHSのビデオ・テープも発売されてて

レンタルビデオさんにも置いてありました。

(今、知ったけど「日本語吹き替え版」もあったんですね・・・)

この映画、コメディ映画の完成形だと私、思います。

 

で、テレビで観て、ほんっとに面白くって、笑って笑って

ちょっとせつなさもあって、大好きなんですけど

レンタルビデオさんに行くたびに、まだあるなー

いつか借りて観返そう・・・と思ってたんですが、そのうちに

ほら、DVD化が進むことになってしまいまして・・・

もう、お店にはなくなってしまいました汗

 

映画のDVDでの再発売も、何でもかんでも全部ってわけでも

ないようですし、いったい誰が観んねん!?とゆうような

アホみたいな作品までDVD・ブルーレイ化されてても

意外と、されてない作品も多いようで、それを知る時

なんか悲しい気分になります。

もう、観れないのかなぁ・・・って汗

 

この『ジョニーの事情』なんて、その最もたるもんです。

 

 

ロベルト・ベニーニといえば

やっぱり『ライフ・イズ・ビューティフル』(1997年)が

一番、有名な作品でしょうか。

 

私も日本での公開時、まず朝日シネマさんで観て

(その観に行った時の思い出もあるんですけど)

もう一回、祇園会館さんでも観ました。

祇園会館さんではパトリス・ルコント監督の

髪結いの亭主』(1990年)と二本立てでした。

今、思い返すとほんとにいい映画を

同時上映してくれはったもんです。

 

でも、それ以外の監督作品、出演作品も素晴らしいです。

人生は、奇跡の詩 La tigre e la neve』(2005年)も

ありがたいことに劇場で観れた。

泣いたなー、あのラスト・・・。

冒頭、トム・ウェイツをスクリーンで目にできたことも嬉しかった。

ジャン・レノは気の毒だったけれど・・・。

 

『マイ・ワンダフル・ライフ Chiedo asilo』(1979年)は

おそらく私の観方が間違えてて、面白いとは思わなかった。

きっと私の先入観が映画を観ることを邪魔していたあせる

 

ダウン・バイ・ロー』(1986年)を観たのは

トム・ウェイツを真剣に聴き始めていた16、7歳の頃で

それから20年間、私の人生の指標・・・羅針盤となっている・・・。

観た人はわかるでしょはてなマーク

ジム・ジャームッシュの映画はあんまり多くを語らないけど

他の映画なんか比べものにならないくらい、影響力は強い。

詩、なのかなあ・・・。

 

I Scream, You Scream, We All Scream for Ice Cream

 

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『ジョニーの事情』は俗物だけど気のいい、無垢なお兄ちゃんが

知らず知らずのうちにトラブルに巻き込まれてるのに

意外と気づかずに、大爆笑のうちにやり過ごしていく話。

 

彼が巻き込まれることになるバレルモのマフィアの世界は

コメディ映画にしてはかなり恐ろしく描かれてて

死ぬ人は死にます。

でも、この映画を最初に観た時、私もまだまだ

倫理の意識が低かったし、考えも甘かったので

人が死んでも何とも思ってなかったなーあせる

 

ダンテはね、バナナが大好きなんですけど

そんな買うお金も惜しいのか、入手方法は万引き!!

とんでもない野郎ですが、盗み方が可愛いので許してしまう。

 

ダンテがただ一人、自慢できる相手は

自分がバスで送り迎えしてるダウン症の少年だけど

この二人の友情がいいです。

ダンテはかなり話を作ってますが・・・。

 

ダンテを使ってあることを企むマリアを演じてるのは

ご存知、ニコレッタ・ブラスキ。

『ダウン・バイ・ロー』(1986年)では「ロベルト」と朝っぱらから

アーマ・トーマスの「It's Raining」でしつこくも幸せそうにダンスし

『ミステリー・トレイン』(1989年)ではモーテルの部屋で

エルヴィス・プレスリーの幽霊に会うあの人。

 

つまり

ロベルト・ベニーニの映画で彼の相手役の女優さんといえば

奥様であるニコレッタ・ブラスキとゆう、ノロケかい!?

などとはぜんぜん思ったりしない

本当に素晴らしい男性の鏡のような立派な芸術家

ロベルト・ベニーニ。

映画が映画だけに、実際、奥様や子どもを命がけで守るイメージ。

暴れたり暴力とかじゃなく・・・口先三寸で・・・

その優しさがええんやなあ。

適当な~嘘をついて~その場を~切り抜けて~

誰ひとり~傷つけない~日曜日よりの使者~♪が

現実化したような男。

(と書いてて、そうなのかはてなマークと自分でも不安ですが)

イタリアの人ってそうなんはてなマーク

 

でも、『ジョニーの事情』では、奥様、子どもどころか

結婚もまだまだ無理のようですし、今のところ

熱いキスでご満足の様子です。

 

あー、もう一度

観たい映画、『ジョニーの事情』・・・。


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http://www.cgentertainment.it/img/film/3993/GAL_3.jpg
http://th.cineblog.it/kdUFKe9ZVeJAFZPmrCEJbOpW90c=/fit-in/655xorig/http://media.cineblog.it/f/ff7/Stasera-in-tv-su-Rete-4-Johnny-Stecchino-con-Roberto-Benigni-2.jpg

 

ジョニー・ステッキーノの子分を演じたパオロ・ボナチェリさんは

ナイト・オン・ザ・プラネット』(1991年)で

ロベルト・ベニーニのあまりにも不埒な懺悔はてなマークと乱暴な運転に

心臓発作を起こして天国行きの神父さま。

 

JOHNNY STECCHINO COLONNA SONORA!

 

音楽はジョン・ルーリーの弟さん、エヴァン・ルーリー。

エヴァン・ルーリーはタンゴのイメージが強いんだけど・・・

この映画の音楽はいかにも〝バレルモ〟(´∀`*)

『ゴッドファーザー』(1972年)の結婚式の場面で

流れててもおかしくないような・・・そして

ザ・ラウンジ・リザーズの1988年のアルバム

『ヴォイス・オブ・チャンク』の7曲目、「タランテラ」によく似てる。

「タランテラ」はエヴァン・ルーリーの作曲で

ザ・ラウンジ・リザーズの中でも特にユーモラスな曲。

 

ハッキリしたことはわからないけど

日本で公開されなかったりしたロベルト・ベニーニの映画でも

エヴァン・ルーリーは音楽を担当してるようですね。

映画のポスターを見ると、作品を観たくなるんだけど・・・

夢のまた夢、でしょうか。

韓国映画のファンであることは

イタリア映画のファンよりも恵まれてるはてなマーク

 

私は詳しくないけどエヴァン・ルーリーも映画に

出演してるのかなはてなマーク

驚いたことにエヴァン・ルーリーは

1988年の日本映画、『疵』の音楽も担当したようで・・・

そうなると、観てみたくなるんだよなぁ、その映画あせる

梶間俊一監督、陣内孝則主演だとか・・・

と思って調べてたら、1987年の『ちょうちん』の音楽も!?

縁があったんやねー。

 

書きだすとキリがないですわ、書いてるうちに。

 

でわ、4月も読んでくださって、ありがとうございましたキスマーク

 

4月は書くのがしんどかったなぁ、ブログ(o´Д`)=з

 

でも、頭の中にかなり書いてありますよ、5月分の記事。

それを文字にすると、バカげてると思えて

イヤになってくるんだけど汗


でわ、5月も頑張りますのでよろしくです(^.^/)))